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新米PdMがIVRy入社後2ヶ月を振り返る

IVRyでプロダクトマネージャー(以下PdM)をやっている宮嵜です。
時が経つのは早いもので、2023年6月1日にIVRyに入社してから約2ヶ月半が経ちました。

入社からの2ヶ月を振り返ると、
IVRyでの要求レベルの高さと自分の実力のギャップを認知し始める(そしてこれまでの自己評価とのギャップに絶望しかける笑)

自己の現状を理解したうえで、今後伸ばしていくべき部分や取り組むべきことが見えてくる

ということが起きた2ヶ月で、かなり個人として発見や学びが多かった期間でした。

そこで今回は、以下のようなポイントに絞って私の入社後2ヶ月の振り返りをシェアします。

  • どういう経緯で要求レベルと自分の実力のギャップを認知するに至ったか

  • 自分の現状を理解したうえで、どのような取り組みをしているか

特に最近になってPdMというロールで働き始めた方の参考になれば嬉しいです。


IVRyに入社する前

IVRyに入社する前は、Webメディア事業の立ち上げを行い、その後立ち上げた事業を事業責任者としてグロースさせていくということをやっていました。
当時はとにかく売上を伸ばしていくことにコミットしていましたが、そのなかでも

  • Webメディア開発のプロジェクトマネジメント

  • SEOを中心としたメディアへのWeb集客

を実業務として行っている時間が長かったため、そういった経験を自己の強みとして認識していました。
取り組んでいた事業での成果が出ていたので、自分のスキルややっていることに対して一定の自信を持っている状態でした。

(詳しい入社経緯などについては入社エントリに書いているので、興味を持っていただけた方はぜひこちらもご覧ください。)

IVRyに入ったあとに分かったギャップ

上記のような状態で入社したわけですが、入って早々自信を打ち砕かれることになります。
具体的には、自分の考えた提案や意思決定が思ったように通らず、違う意思決定になる、前に進められないということが頻発しました。

最初はなぜ上手くいっていないのかという原因を整理しきれず、戸惑う気持ちもあったのですが、他のメンバーからのフィードバックやメンターとの1on1を通して、原因や自分にある課題を整理することができました。

具体的には、以下の2つが重要な課題であるという整理になりました。

  • 意思決定の質の低さ

  • マーケティングやUIデザインなど意思決定に関わる専門領域での知識やノウハウが不足している

意思決定の質

意思決定の際に考慮すべき観点で抜けるということが起きていました。
例えば何か課題に対する打ち手を考えている際に、より良い代替手段がないのか、制約条件は何か、本当にその制約条件を外すことはできないのかといったことが抜けており、その場での最適な判断ができていませんでした。

IVRyに入社してこのギャップに気づいた背景には、IVRyの組織体制とカルチャーがあります。
IVRyではプロジェクト制という組織デザインを行なっており、目的に対して様々な職能が集まったチームを組成する体制をとっています。
またバリューの1つとして掲げるTo-Be-Orientedの文化があり、つねにコトに対して全員が向き合っています。

そのため意思決定を行う際には、あらゆる角度からの意見やフィードバックが出ますし、そのなかで意思決定者として価値を出すには俯瞰した視野と深い思考が求められます。
その要求に対して、私は意思決定に必要な情報が何かを判断し、適切に集めていくことができていない場合があり、結果として良い意思決定ができていないということが自覚できました。

IVRyの新しいカタチの組織デザインについて代表が書いたnoteはコチラ↓

専門領域での知識・ノウハウ不足

相対的に自分より知識や経験がある人が増えて、自分の不足を知ったという面が大きいです。

また先ほどの内容との重複になりますが、意思決定をするうえで様々な職能のメンバーの意見を、きちんとロジックまで深く理解することが今まで以上に求められたことで、これまで足りなかった部分を認識することができました。

ギャップを埋めるために

意思決定の質を高めるために、「型」を見つけるということに今取り組んでいます。
状況によって適切な意思決定プロセスは異なりますが、どういった観点で情報を集めて意思決定すべきかは一定の型があると考えています。
自分の型を作って、それを日々の業務でアップデートしていくというのが今やっていることです。

IVRyでは本当に驚くくらい全員がフィードバックに対して協力的であるため、アップデートを高速で回すことができています。
またIVRyにはサークル制という個人のキャリア育成を目的とした、同じ職能で集まったサークルがあります。そこでケーススタディのような形で実際に扱った案件の振り返りを通して、他のメンバーの意思決定のやり方を学べたり、自分のやり方に対してアドバイスをもらうということができています。

専門領域での知識・ノウハウのインプットについても、すでに知見があるメンバーがこれまでどういう登り方で知識や経験を積んできたかを知ることができるため、効率的なインプットを行うということが可能です。
まだまだスタートしたばかりではありますが、学びがすぐに業務に活きるため、とても楽しさを感じながらインプットができています。

IVRyという圧倒的に成長できる環境で

最初は自分の力不足を実感して、悔しさが大きかったのが正直なところです。
しかし今では、レベルの高い環境のなかで、自分にまだまだ伸びしろがあることに気がつくことができ、嬉しい気持ちとわくわくする気持ちしかありません。

現在はマーケティング施策に関わるプロダクトの改善プロジェクトを主に担当していますが、そこでも徐々に成果が出始め、社内のメンバーからもポジティブなフィードバックをもらえる頻度が増えており、これからの貢献・活躍に対して手応えを感じ始めています。

IVRyでは、PdMに対して本当にプロダクトマネジメントトライアングルすべてを高い水準で求められます。
自分は今まで一定やれていると思っていましたが、実際は20~30点もできていないことを実感しました。

プロダクトトライアングル

ただ求められるものが高いだけでなく、ロールモデルが社内にごろごろいるのがIVRyの良いところだと感じます。
例えば、IVRyの代表の奥西はエンジニア→PdM→起業という経歴であり、今もプロダクトオーナーをしているため、直接レビューをもらう機会が多く、その都度新しい学びがあります。

奥西がPdMの職能を整理した記事もぜひご覧ください↓

他にも、これまで挙げたようなプロジェクト制・サークル制という組織デザイン、To-Be-Orientedの文化など、この環境で成長しない人はいないと思うくらい成長できる環境がIVRyにはあります。

私自身もそれを自分が示すとともに、会社に対してより貢献していけるように頑張りたいと考えています。今後のnoteのぜひご期待ください。笑

IVRyではPdMポジションに限らず、全方位採用中です!少しでも興味を持ってくださった方はぜひお話しできると嬉しいです!

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