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自由律俳句 #394

【遠くてもピンクだから桜の木】


よく通る十字路。

私はいつも真っ直ぐに進むのだけれど、
右側に視線をやると、
遠くにピンクの花がたくさん咲いている木が1本見える。

あの木はきっと桜の木。
いや、絶対に桜の木。

だってピンク色だから。

花とか木には詳しくないし、
ピンクの濃淡で違う種類なのかもしれないけれど、

きっと桜。
桜じゃなくても桜にしておこうと思う。

遠く右側に見える春。

通り過ぎる時にだけ見える春。


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