【中東情勢】イランとイスラエルの対立激化、ネタニヤフ首相はなぜ戦いを続けるのか
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4月15日の米国株式市場は、寄り付きこそ前週末比で上昇しましたが、取引時間中に上昇幅が消え、最終的に終値は1%を超える下落となりました。その翌日、16日の東京市場は日経平均が2%近い下落で終えました。
市場がリスクオフになった主因は、イスラエルがイランに対して反撃の方針を示したことです。
何に対する反撃なのか?そもそもどういう状況なのか?
このところイランとイスラエルに関するニュースが続々と流れており、全体像を掴みにくくなっているので、一度記事として時系列をまとめておきます。あわせて、イスラエル国内の状況などについてもポイントを解説していきます。
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