見出し画像

2024年4月29日フェスティバルホール「the TULIP アンコール公演」

フェスティバルホールの1日目は「や〜〜〜ほ〜〜」という「や」が長い上田さんのやっほ~からスタート!

この日のお衣装は、上田さんが朱色の小花シャツ、姫野さんが緑のSDGsシャツ、宮城さんが桜色のシャツ、財津さんが濃紺シャツ&ブラックデニムでした。

大阪らしく演奏前から会場からの掛け声が、そんな客席に「シー!」と財津さん(笑)。

1曲目は田中さんのタンバリンから入りますが、またまた客席の拍手とのズレが…(会場の作りによる音の反響などで時々起こりますよね)、ちょっとタイミングを修正してから尾上さんのギターが入ります。

2曲目は後奏で財津さんと宮城さんか向き合って演奏し合うやり取りが微笑ましいのです。

「イエ~イ!」という財津さんの声で最初のMCがスタート。
「皆様、また会えましたね!ホントに嬉しいです!いつも言ってる言葉ですが、ホントに端から端まで老人です(笑)。でも、頑張りますよ〜!」老人だという財津さんの声の張りはとても若々しいのです!

ツインボーカル曲の後奏では宮城さんのベースに👉👉👉。それに応えて得意気にベースを弾く宮城さんもGood!

4曲目はキーボードに移動する財津さん、演。奏の出番は少ないのですが😅、太ももあたりでエアドラムをしているのが見れますのでこちらも注目ですよ!

「1階席、2階席、3階席までいっぱいに入ってくれてどうもありがとう!」と姫野さん。
そして、このところ定番となっている座って演奏している説明を…。
「💍の間奏で転んでしまいました。最初はたいしたことないかなぁと思って、福岡に戻って病院に行ったら、けっこうひどい怪我と言われまして…」まさかの福岡で病院に行くまで怪我の具合がわからなかった😱!
確かにフォーラムで転んだその後も普通に演奏をしてましたもんね〜。
「そういう事(座って演奏すること)にはなっているんですけど、大した事ないです、大した事ないです、大丈夫です!」という姫野さんに会場から「頑張って〜」などの声がかかり「おおきに!」と返す姫野さん、そしてそれにコケたリアクションをする財津さん(笑)。

「52年前に福岡から東京に出てきまして、何もかも全てがビックリして、すごいな、すごいな、すごいな、すごいなと丸一年すごいなを言い続けて5年ぐらい立ちました。ようやくすごいなに慣れてきた頃に故郷を顧みる余裕が出てきた頃につくった曲です」との姫野さんのMC中「すごいな」の連発で、コケるリアクション連発の財津さん…姫野さんの後ろで遊ばないの!(笑)

故郷を思ってつくった曲の小泉さんのキーボードフレーズに振り向いて頷く財津さん。キーボードフレーズにホントに気持ちよさそうにしている財津さんがめちゃイイのです。

「昨日オフだったので、粉モンを食べようと思ってお好み行きました」と宮城さん。宮城さんの食べ物ネタは珍しい!
「たこ焼きも食べました、明石焼きも、最後に阪急の地下で20人の最後尾…。ゴメン、阪急じゃなくて阪神デパート!20人ぐらい並んで『イカ焼き』食べました、阪急デパートの地下に丸いテーブルがあって立って食べれる、そこで食べました」一回阪神に持ち直すも再び阪急…残念(笑)。
「よし、粉モン完全制覇した!と思って今日会場に来たら、差し入れにイカ焼き!」宮城さん、ドンマイです(笑)。

安部さん曲の間奏の小泉さんいじりでは、ナント秘技ボタン外し発動!!(笑)。
「あざとカワイイ」から「セクシー」に路線に変更?これは笑わないわけないですよね(笑)。
そして何事もなかったようにボタンを閉めながら歌う財津さん…流石です🤣🤣🤣。

宮城さんの曲や上田さん曲では、尾上さんの方をよく向いて「いいねぇ~」的なリアクションを取ったり、ギターのPにフレーズにノッている財津さん、そして其れに応える尾上さん。これまた見ていて楽しいやり取りです。

さて、この日の生ギターコーナーは…。
暗転して「財津さん」といつくもの掛け声がかかるも再び「シー!」と財津さん(笑)。
まぁ、そんなんで掛け声を辞めるわけもなく…。そんなやり取りを楽しんでいる財津さんなのでした。

「(多くの掛け声に)昔を思い出しますね」と財津さん。
「昔は黄色い声でしたよね(笑)。今はねずみ色に聞こえます」もう、失礼ですよ〜🤣🤣🤣。
「近づきますんでね、それなりの話をしなきゃいけないということで、プライベートな話もしながら、聞きたくないでしょうけどね(笑)。やってみようと思いますけどね、姫野さん」と財津さんが姫野さんにふると…。
「僕はずっとよそ見してました(笑)。こっちのテラス席ですか(多分、バルコニー席😅)、いいなぁと思ってみてました」
ここで以前の姫野さんのMCを思い出した財津さんが「安そうな席のことですよね、あなたの言葉ですよ!」とツッコミ。たしかにそんなこと言ってましたね(笑)。
しかし、スルーする姫野さんは「3階席の人も退屈しないで聞いてますか〜👏!2階の人も👏!もちろん1階の人も👏!」と各階からの拍手を引き出します。
それに対して「腕上げたな!」と姫野さんを褒める財津さんなのです(笑)。

「さっき宮城くんが食べ物の話をしてましたけど、僕も昨日…」と話し始める姫野さんに「ちょっと…」ととめる財津さん。
そう、ここは財津さんのトーク担当のところ(笑)。とは言え、めちゃくちゃ話したそうな姫野さんにトークを譲るのでした。

「昨日は、今日、明日と大阪で2日間ライブをやるので、これは体力をつけなきゃいけないなと思いました。で、やっぱり体力、活力がつくのは肉かなと、お肉を食べてきました。ちょうどスタッフと2人で行ったんですけど…」ここで久々に姫野さんの口癖に対する財津さんのツッコミが…。
「『ちょうど』って言いました?」財津さん、姫野さんの「ちょうど」に厳しい…😅。
「ちょうどじゃないです(笑)。2人でリブアイスステーキ300グラム。んで、少し足りないなぁと思って、美味しそうなハンバーガーがあったんですよ!ハンバーガーとポップシュリンプ。小エビをから揚げにしたやつ…」ここで退屈し始めた財津さんはお水を飲みながら「ふ~ん」と適当な相槌(笑)。
「とシーザーサラダ」ここでも「ふ~ん」(笑)。
「今日のために(食べて)備えました!」と話し終えて満足気な姫野さんに「今の話し面白かったですか?」と財津さんのツッコミ😅。
しかし「面白い話をするとは言ってません。普通の会話をしただけです」と返す姫野さん!以前は財津さんのツッコミにタジタジでしたが、言い返すようになるとは…強くなったね〜(笑)。

財津さんも何か話したいことがあったようですが時間もおしてきたので…「一番向こうの上田という名の…」と財津さんが紹介すると「蒲鉾屋」と答える上田さん(笑)。いや、ミュージシャンでしょう!!(笑)

「僕はだいたい走ってるんですけど、昨日はこの辺を走りまして、大阪はリバーサイドがすごい充実していてビックリしました。走っていると、家族連れとかかたくさんいて、子供が走り廻ってすごく走り難かったです(笑)。最後にこのフェスティバルホールの周りを走ったんですけど、立派な走りのおじさんがいて、(上田さんは)その三分の一のスピードで走りました。祖してお好み焼きをいただきました。お好み焼きさんでハンバーグがありました。オススメと書いてあったので食べました。ソースとかかけなくても美味しくて、さすが大阪と思いました」こちらもグルメトーク。大阪は美味しいですもんね〜。

「さぁ、このコーナーの…」この「さぁ」のボリュームが急に大きくなるので、この日もやっぱり驚く財津さん(笑)。

「僕も姫野も財津和夫も(上田さん、財津さんの名前を言う時はフルネームが多いですよね!)犬を飼っていて、宮城はインコを飼っていて…」ここで財津さん、宮城さんから「文鳥!」「手乗り文鳥」と訂正が…、松山でのMCをウル覚えの上田さんなのでした(笑)。

宮城さんのMCは変わった呼び方「上様、姫様、宮様、Z(じぃ)様」の話。
「Z(じぃ)様と読んであげてください」と宮城さんがいうと、会場から大きな「Z(じぃ)様!」の掛け声が…。
それに対して「言わせるな!」とツッコむ財津さんなのでした😅。

お待ちかねのご当地謎掛けは…。
「大阪の堺、世界遺産の仁徳天皇古墳に眠っている仁徳天皇」とかけて「TULIPのガーリー上田さん」ととく、そのこころは「どちらもタイコ(太古・太鼓)の人です」
これには会場から大きな拍手が、財津さんも珍しく「今までで一番良かった」と宮城さんに拍手👏。
メンバーからもなかなかの高評価、やっとスランプ脱出?(笑)

「時々、TULIPというネーミングを失敗したなと思うことがありましたよ」と財津さん。
TULIPだと女の子だと思われたりしたことがあるとのこと。
「もうちょっと男らしいバンド名にしたかったなぁと色々と考えていたんですけど、もう諦めて何十年も過ぎまして。でも今回の50周年、最後のチャンスなんですよね。思い切って変えようかなぁと思ったんですよ。男性からも愛されたい、年寄からも愛されたい、そんなハンド名ないかなぁと思ったんですけど、バンド名ってなんかクセがあるんですよね『LUNA SEA』とかね」何故にLUNA SEA(笑)。
「長く愛される名前と考えると1つ出てきました『パンダ🐼』(笑)。嫌いな人いませんもんね😉」
ここから財津落語スタート!
━━━
「TULIPがさ、パンダに変えたらしいよ!」
「まじで!チューリップから動物に?突然変異すごいな!」
「違う違う、動物の話じゃないんだよ。TULIPというのはバンド、知ってるだろう」
「あ〜、知ってる、知ってる。あの、財津和夫ってヤツが心の旅を歌って、大ヒットさせたんだよな」
「ちげーよ、それを歌ったのは上田だよ」
「あー、そうかそうか、上田が心の旅を歌ったのか。でも、ドラムを叩きながら歌うって難しいらしいね」
「簡単らしいよ」
━━━
財津落語おわり(笑)。

「でも皆さん、世の中には間違いやら、勘違いやら、誤解やらが溢れています。皆さんの元に届くまでは、考えたのは僕ですけど、上田が歌っているのは嘘ですけど…。」落語からなんか凄い話に変わってる?(笑)
ま、なんやかんやで結論としては「生ギターコーナーが終わるまではパンダでいましょうよ!」だそうです(笑)。
「姫野くんの座っている感じがなんとなくパンダに見えてきた(笑)。パンダだといいですね、おっとりしてて」
ここで宮城さんが「パンダのシンシンです!」と神戸でのニックネームを(笑)。
「上田くんは上田雅利だから下をとって『シーシー』。シーシー、シーシー」と上田さんに呼びかけるも上田さん照れ笑い(笑)。
「達也だから『ヤーヤー』」と言われた姫野さんは「僕はなんですか?(財津さんが「ヤーヤー」と教えるも)ヤンヤン?」
となかなか伝わらない😅。
「それじゃあ達也で『タントン』」と財津さんがニックネームを変更すると「それ本当に言うんですか?」と姫野さんの聞き返し。
どうやらマジメな姫野さん、財津さんがノリでつけ始めたニックネームを生ギターコーナー中、そう名乗らないといけないと勘違い(財津さん的には一瞬の話だった)!
これに財津さん大爆笑🤣🤣🤣🤣!!
姫野さんの天然には誰も叶わない…(笑)。

ゴチャゴチャになってきたトークを「みんなこのコーナー終わって『シーシー』に行きたいんだから!」とまとめる財津さんなのでした(笑)。

2部はスタンディングでスタート!
音に合わせてのライティングの切り替えが本当に格好良いのです!

青空な曲の間奏では尾上さんに手を振る財津さん…。本当に楽しそうです😆。

年齢調査では「10代未満」がなくなりました😅。
50代を「僕と話が合いそうな」と紹介した宮城さん。そうか、私は宮城さんと話が合うのか…(笑)。

神様な曲のあとのMCで、ワンフレーズを歌う財津さん。この日はけっこう普通に歌っていたような…。
いつかこの歌を財津さんのボーカルで聞いてみたいですね。
「いいですね〜、この声で僕たちバンドは救われました」と大ヒット曲のお話からコンサートでは人が入るのにレコードが売れないのかというお話。
同じ人がコンサートを周っているというのはレコードか売れないという短所だけれど「長所でもあるんです。そういう皆さんとの深い強い絆があったからこそ、今日も来てくれたんでしょう!」
ここのMCで財津さんから「絆」という言葉が何回か出てきますが、それを聞くたびに嬉しくなるのです。
再ヒットの曲を「僕が歌いました!」と得意げな財津さん。ありがとう的なお手振りをするのがめちゃくちゃ可愛いのです(笑)。

ピンクのライディングが似合う姫野さん楽曲では、姫野さん背中を優しく見つめとともに、尾上さんにも優しい視線をおくる財津さんがいるんですよね〜。

アンコールの1曲目は会場ノリノリ!
この曲から一緒に歌っちゃったり…。
財津さん、この曲の途中から下の方でギターを奏でるのが最近のスタイル!

姫野さんがフォーラムでこけちゃった曲前では「みんなおおきに!」と姫野さん。
「まだまだ終わらんで〜」で会場のテンションアップ!
間奏は宮城さんが上手に出てきて、財津さんもちょこっとだけ中央〜下手あたりをちょこまか(笑)。

「おおきに大阪。まだ終われへんで〜」とエセな大阪弁で姫野さんがノリノリ(笑)。
「みんな一緒にうとーてな〜」と言った時に財津さんから「お前は外タレか!」のツッコミ(笑)。
私も同じことを心の中で叫んでいたので、以心伝心?とか思っちゃいました🤭。
「ほないくで〜」と言った姫野さんに「(曲のスタートは)俺がやるんだよ〜」と財津さん。確かに…🤣🤣🤣。
財津さんの「ほないくで〜」でエレキギターな曲がスタートするのです!
大盛りあがりの会場での大合唱!めっちゃ楽しい!!

セカンドアンコールでは、財津さんはお決まり(?)のありがとうTシャツ着用。
姫野さんは立って演奏!
それを見て「姫野がたった」という財津さん(若干、不発気味😅)。

「3階の人も楽しんでね!2階も楽しんで!1階は楽しい?」姫野さんもこんな変化球なトークができるんだと変な感心(笑)。
「まだまだ終わらへんよ!」で会場大盛り上がり、大きな声で歌います!

メンバー紹介ではサポートメンバーは大きな声で名前を呼ぶ財津さんですが、姫野さんは小さな声で…(笑)。
「われらが財津和夫!」と紹介されると、がに股のオレだオレだポーズをして、左足まで上げる財津さん!(笑)
年齢を考えるとめちゃスゴイ体幹ですよ😳!

「今日は本当にありがとうございました。また皆さんとお合いできて、笑顔も見られましたし、僕らもなんとかギリギリ、ヘロヘロになりながら最後まで辿り着いたそんな気がします。今日は本当にありがとうございました!そして、50数年間本当にありがとうございました!みなさんとのこういった繋がりがね、本当に僕らの力になり、そして、今は幸せになっています、ありがとうございます!」
何度もありがとうを言う財津さんにツアーの終焉が近いことを感じて少し淋しくなるのでした💧。
それでも最後の曲は笑顔&大声で大合唱!

あつい、あつい、大阪の1日目は2日目への余韻を残したまま終わったのでした。