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2024年4月26日神戸国際会館こくさいホール「the TULIP アンコール公演」

宮城さんの力強い「やっほ~」で神戸公演がスタートしました。

この日のお衣装は、上田さんが朱色の小花シャツ、姫野さんが黒のフォトシャツ、財津さんが濃紺シャツ&ブラックデニム、宮城さんがレインボーカラーボタンシャツでした。

1曲目はツアースタート時はダルい感じでやるということだったそうですが、メンバーが真面目で、結局、普通の演奏になったとか…(笑)。

「またまた神戸にやってまいりました!」と財津さん。
T50のツアーとしては3回目の神戸公演、2年がかりのツアーとは言え、3回めってすごいですよね〜。

MCあと、3曲目が始まる時に少し後に下がって、唇に指を当て、その指を上げてマイクボリュームアップ(?)の合図をスタッフさんに。スタッフさんへ合図する財津さん、なんかカッコイイんですよね〜。

ツインボーカル曲の後奏では宮城さんのベースに👉👉をする財津さん。それに応えるようにベースを奏でる宮城さん、このやりとりが大好きなんですよね〜。

4曲目の姫野さんボーカル曲でマイクトラブルが発生し演奏が中断!
「もう一度最初からやり直します。(整えるので)ちょっとご歓談ください」と言うと、財津さんが「じゃあさ、こうしない?急にやるのもアレなんで、前の曲が終わって僕がキーボードに移動するところから…」と提案。
「段取り通りらやないと出来ない性格だから(笑)」とキーボードからギター位置に戻る財津さん。
「終わったテイで、顔もちゃんと終わった顔でやらなきゃタメだよ」と姫野さんにいう財津さん。終わった顔って…(笑)。
財津さんが「せーの!」というもなかなか音を出さないメンバー😅。
「なんでみんなやらないんだよ!」と財津さんが嘆いたあとの姫野さんの「せーの」の合図でやっと全員の音が出ます(財津さんはエアギター(笑))。
久々の演奏中止のトラブルですが、財津さんの機転で、会場の「心配」の雰囲気から「笑い」に変えるのですから流石です!

「去年も神戸にやってきましたけど、またまた神戸にやってきました!」と姫野さん。
「東京国際フォーラムのライブの時にアンコールでついはしゃぎすぎて転んでしまいまして、ちょっと右足の踵股関節を痛めてしまったんですけど、もう随分良くなっています、心配しないでください!」と座っている説明をします。
「今日はまだ座ってやってますけど、ゴメンナサイ」と姫野さんが謝ると「イイよ〜」と客席から声が、それに「おおきに」と応える姫野さん😊。
そして、故郷を思ってつくった曲のお話を…。
「52年前に福岡から上京して行ったんですけど、福岡は田舎だったので、見るもの見るものが全て新鮮で、とても驚くことばかりで、毎年、毎年、毎年、毎年(ここで財津さんが吹き出す(笑))、だんだん驚きが少なくなった頃に5年目ですかね、故郷の事を懐かしむ心の余裕が出てきた時に作った曲かあるんですけど聞いて下さい」姫野さんのMCの後半、財津さん、何やらオフマイクでツッコんでました(笑)。

スタンディング曲の前半では財津さんのエアドラムが見れるので注目ですよ!
後奏では宮城さんから👉👉👉され「やめろよ〜」と財津さん。本当に楽しそうな二人なのです😁。

安部さん曲前のMCでは「白いシャツと云うと安部さんがよく来てましたね。それがに合ってたんだ、俺より(笑)」と宮城さん。
「安部さんは関西大好き、阪神タイガースが好き、関西のステージのMCは横から見ていると、モコモコ声がイキイキとしてね明るくなってました。あの笑顔思い出しますね!」確かに、関西公演の時の安部さんはいつもより声のトーンがあがっていたかも…めちゃ楽しそうだった笑顔を思い出します。

安部さん曲では定番化した小泉さんイジり。この日もあざと可愛いポーズで悩殺してました(笑)。

さて、生ギターコーナーは…。
暗転時の「姫野さ〜ん」の声に「お客さ〜ん」と返す財津さん、そして「タッチー」の声に「は~い」と応える姫野さん、最後に「姫野さ〜ん」の声に「なんだよ」と応える財津さん(笑)。

「ついにやってきました生ギターコーナー。このコーナー評判がいつもよくありません」と財津さん。
そんなことはないと思うんだけどなぁ…。
「このコーナー休憩できるんでね。皆さんも休憩してると思います(笑)。何曲かやりますけども、だいたいいつも皆さん聞いていませんよね(笑)。この人(姫野さん)がいつも変なことをするので、それにずっと着目していて、肝心の聞いてほしい曲はちっとも聞こうとしてくれない。そうでしょう?」と客席に聞く財津さん😅。
「聞いてます!」「聞いてる!」と客席からの声に「聞いてますか!今日は聞いてくださいね!」
う〜ん、確かに姫野さんは面白いけど、ちゃんと楽曲も聴いてますよ〜!
そして、財津さんのギターも密かに凝視してますよ〜!(ちょい気持ち悪い?(笑))

「生ギターコーナーで面白いことを言おうと思って喋るんですけど、なかなか受けないんですよね〜」と嘆く財津さん(笑)。
「なんでそこで大きく頷くんですか!ハッキリ見えましたよ!いち、に、さん、し…10列目の方!マスクをしている人、両手を上げて!私です!犯人は私です!」という財津さんのなんという客イジり(笑)。
とともに、10列目までバッチリ見られてるという事実にビックリ!

「ご来場ありがとうございます!上田雅利です!」と上田さん。
「いつも走るんですけど、昨日…」、と上田さんが話し始めると「上田雅利です」とマネをする財津さん(笑)、何かとちょこちょこチョッカイを出したくなるほど楽しんでいるのがわかります(笑)。
「昨日、1時間走ったんですけど、素晴らしいところですよね〜。でも、走るところではない(笑)」神戸の街は坂ですから走るにはむいてないかもしれません。

「さぁ、このコーナー1曲目」この「さぁ」のボリュームが大きく驚く財津さん(笑)。
「僕が飼っている犬に『テツ』という犬がいまして。懐いてはいたんですけど気分屋でね、『テツ〜』と呼んでも知らん顔して…。そんなときは、うちにもう一匹ね、『エル』という犬がおりまして『エル、エル〜』と呼ぶとエルがキョトンとしながらやってくるんですが、それを見たテツが焦って、バァ〜と走ってきて、エルをドンと押しのけてやってくるんです」と新たなテツくんエピソード。もう一匹エルちゃんも飼っていたんですね〜。

「開演直前に『やっほ~』と叫んだのは私です」と宮城さん。
「わかったな?」と客席に聞くも若干薄い反応、それを見てすかさず「誰も相手にしない…」とツッコむ財津さん(笑)。宮城さんに「やめなさい」ってな感じ手で払われてました(笑)。

恒例化した呼び方トーク。
「普段とは違うメンバーの呼び方を皆さんに紹介しましゅ」と仙台以来の「◯◯ましゅ」今回はワザとです(笑)。
「体脂肪率がめちゃ低そうな、身体の引き締まった」上田さんは「上様」。
「スッキリした顔立ちの上品そうな、まるで明石焼きのような」姫野さんは「姫様」。
そして宮城さんは「宮様」。
長老の財津さんはイニシャルのZをとって「Z(じぃ)様」。
「Z(じぃ)様と呼んであげてください」との宮城さんの言葉に会場中から「Z(じぃ)様」の声(笑)。

さて、神戸のご当地謎掛けは…。
「前回も神戸でご当地ネタやりました。そのネタが結構気に入っていて、それを超えるネタが出てこなかったので、多分、みんな忘れてるんで、同じネタをやります」えっ、まさかの使い回し…🙁。
「六甲」とかけて「おいしく焼けたステーキではなく、さんま」ととく、そのこころは…「どちらも『おろし』がつきものです」
自信のネタでドヤ顔の宮城さんですが財津さんからは「マニアックでよくわかんない」と言われてしまいます。
「なにがつきもの?」と聞き「おろし、大根おろし」と宮城さんが答えると「耳が遠いからね」と財津さん。
「でも、ウケた〜」と喜んでいる宮城さんに「ああ、おろしね。六甲おろしと大根おろしね。ああ、そうかそうか」と財津さん(笑)。
「イイ!ちょっと反応遅くてゴメン」と褒める財津さんに「嬉しい!」と素直に喜ぶ宮城さんなのでした。
メンバーは忘れて初見な反応でしたが、客席はけっこう覚えていましたよん!

「東京に出てきてすぐに後悔したことがあります、それはバンド名です」と財津さん。
「もうちょっとネーミングを考えれば良かったな。名前って大事ですよね、それで印象が決まりますもんね。TULIPじゃなくてもうちょっと老若男女に愛される…。当時、TULIPを好きな男の子っていたんですけど、好きじゃないって言ってたんです。男の子のくせにTULIPなんて名前のバンドが好きなんて恥ずかしい、そいういう気持ちだったらしいですよ。よく来ましたね今日、エライ!やっとカミングアウトできたんですね(笑)」確かに今回のツアーは男性の参加が多いですからね〜。
「2、3年経った頃に変えようかなと思ったことがあったんです。老若男女に愛されるバンド名…『パンダ🐼』。みんなに愛されるよね(笑)。バンドですから複数のS(エス)を付けて『パンズ』なんですけど、音がねなんか…よくないなぁということで、パンダかなぁ」まさかのパンド名がパンダ🐼!確かに老若男女に愛されるけど…(笑)。
「パンダなら自ずとね、メンバーのニックネームが変わるんですよね。上様とか言ってましたけど、上田なんで『上上(ウェウェ)』。(姫野さんは)『姫姫(ヒーヒー)』。嬉しい?なんか服装がPandaに見えてきたんだけど…(笑)」確かに黒のフォトシャツはパンダ柄に見えなくも…(笑)。
「僕は『財財(ザイザイ)』、どんな例えにも合わないんですよ『財』はね(笑)。だからやっぱり和夫の方をとって和って平和の和、中国語でホワって言うでしょ、だから『和和(ホワホワ)』。で、この人(宮城さん)が一番ぴったりで『伸伸(シンシン)』。宮城伸一郎って言うんでシンシン!(宮城さんを見て)シンシン、ホワホワ、(姫野さんを見て)ヒーヒー、(上田さんを見て)ウェウェ」と中国語風に言う財津さんに「面白いな!」という上田さん(笑)。
「もしかして中国でツアーとかやってたかもしれない」という財津さんに、メンバーがみんなでパンダ耳をつけて中国ツアーとかしてたら楽しいかも、とか想像しちゃいました(笑)。
それにしても急に出てきたバンド名「パンダ🐼」、もしかして神戸には「タンタン」がいたからかな?とにかく、突然の新しい話題、財津さんの中国語ニックネーム呼びに会場大笑いでした(笑)。
そして、1部最後の曲の後に「サンキュー」と言ったあと、座ったまま足の裏を合わせて足で拍手しちゃう財津さん(こんな財津さん初めて見ました!)、めっちゃ楽しそうですやん(笑)。

2部はスタンディングでスタート!
アンコールツアーの前半にしや少しらって消えてしまったソロ曲も好きだけど、やっぱりTULIPはこの曲の方が盛り上がるのです!(あの曲はソロでまた聞きたい…)
財津さんのギターストロークが気持ちいい!

2部の2曲目は間奏の尾上さんのギターソロで財津さんが尾上さんに投げキッス!
尾上さんのギタープレイに嬉しそうにする財津さんがなんかいい感じなんです! 

仙台でのこともあって、宮城さんの年齢調査に「10代未満」を入れるも反応薄め…😅。

「ノコノコとまた出てきました」とキーボードからギターに移動してきた財津さん。
「あの楽器やったり、この楽器やったりで、今回はサポートの演奏の上手い人が手伝ってくれているので、アッチだコッチだが少ないんですけど、昔はね5人しかいなかったんで、ギター抱えたままでキーボード弾いたりそんなこともしたことがありましたよ!」確かに昔、財津さん&姫野さんは移動が多かったですよね。今回、少ない移動ですんでいるのは、ホント、サポートメンバーのおかげです🙇!

神様な楽曲のワンフレーズを、マイクが拾うか拾わないかの小さい声で歌う財津さん(笑)。
「聞こえました声?今、歌おうと思ったんですけど恥ずかしくて歌えなかった。なぜなら、彼がこの歌を歌って、いい感じじゃないですか」そして姫野さんにあの大ヒット曲のボーカルを奪われた話(笑)。
続いてツアーでは人が来るのにレコードが売れない話(笑)。
「なんで、あの時1人4枚買わなかったんですか!」と財津さん。
「そうしたら僕らの人生も変わっていたかも。もっとワールドワイドなバンドになっていて、今頃、世界ツアーをしていて、金髪の女性と腕組んで歩いたり出来たかもしれないのに…。みんな、ケチ!」財津さんにケチって言われた〜(笑)。
そして再ヒットした1979年の曲は「私が歌いました!」とドヤ顔の財津さん(笑)。
「こんにちは!私が歌いました!」得意げな財津さんなのでした(笑)。

姫野さんにまたまたボーカルを奪われた雨な電車の楽曲ではボーカルパートを口ずさむ財津さんが印象的、いつか財津さんの歌うこの曲を聞いてみたいものです。

「昔の歌を歌うっていうのはちょっと違和感があるんですよ。20代で歌っていた歌を七70過ぎて歌うってね。一般的に考えたら、かなり違和感があると思うんですけど。でも、まぁ、自分達で歌っていた歌を歌うんだから良いかなぁということで、みなさんも、イカがスルメになったような僕たちの歌を聞いていただいて、当時を懐かしんでいただけるなら、それだけで十分、僕らは嬉しいなぁと思っています」全然スルメじゃないし、当時を懐かしむとともに、今のTULIPを楽しませてもらっている、それは私だけでしょうか。

「年取ったと言えば、ついこの前、ホント最近のことですけど、ドラムの上田という男が、僕の楽屋までやってきて『ほら!』ってスマホを見せるんですよ『孫!』(笑)。頼んでもいないのに、見たいとも言ったことがないのに『かわいいやろ?』って言うんです(笑)。そう言えば、そんなことか過去にあったなぁと思いまして、姫野という男が、初孫が産まれた時に、頼んでもないのに僕のところに来て『ほら、孫!』って無理矢理見せたなという記憶がありましてね。ああ、もうみんな、本当にこのバンドがそんな年になったんだなぁと実感する瞬間でもあるんですけども…」ナント初めてな上田さんのお孫さん話!一部界隈がザワザワしたとかしないとか…。
もうお三人は立派な「じぃじ」なんですね〜。

この年齢の姫野さんが歌うこの曲が好きという楽曲では、今回、キーボードの手元がみえる席だったこともあり、左手クルッが見えて私ご満悦(笑)。(昔から、この左手クルッが好きなのです💕)

アンコールの1曲目は歌詞に合わせて空に指を突き上げるのが楽しい!もちろん、財津さんのギターストロークに合わせての手拍子もサイコ~なのです!

財津さんがエレキギターに持ち変える際に「ちょっと待ってね。年取ると動きが遅くなちゃうの」と言うと「ゆっくりでいいよ!」と客席からの声。それに対して「ゆっくりでいいよって、ものすごいジジイ扱いだなぁ。まぁじじぃか、しょうがないね」と財津さん。自分から年寄りと言う割には、実は年寄り扱いされたくないのでした(笑)。
「よ~し、ここから真剣にやるぞ〜!(笑)そんなこと言っちゃいけないね😅、もっと真剣にやるぞ〜!いってみよ〜!!」この一言で会場のボルテージは最高潮!めちゃめちゃ大きな歌声に会場が包まれるのでした!
その歌声を聞いてめっちゃたのしそうな財津さんなのです!

セカンドアンコールはこの日も「ありがとうTシャツ」着用の財津さん。だんだん見慣れてきた(笑)。

「今日はみんなおおきに!みんな一所に歌うてや〜!ほな、いくで〜!」と姫野さん。あの大ヒット曲前の掛け声はその土地の言葉を使おうという姫野さんの優しさに会場大盛りあがりなのです!
この曲も会場からは大きな歌声、姫野さんも嬉しそうでした!

「ホントになんか、楽しいね!楽しいわ〜、ホントに。年寄りの用な言い方ですけどね、楽しいわ〜」と財津さん。
心の底からの「楽しい」を連発する財津さんは初めて見たかも…。財津さんが楽しいと私達も楽しい〜!!

メンバー紹介で、「財津和夫〜」と言われると、背中を洗うみたいな手の位置で変形なオレだオレだポーズをする財津さんなのです(笑)。

「今日は本当にみなさんが歌ってくださるおかげで、さっきも言いましたけど、もう一回言わせてください、とっても幸せです!ありがとうございます!」という財津さんの言葉にコチラこそありがとう!!といいたくなるのです!

最後の曲は「なかなか始めないことにします」と、あっちにいったり、こっちにいったりしながら、なかなか歌い出さない財津さん(笑)。
何度目かのギターイントロでやっと「1、2、3」と始める財津さんは本当に楽しそうでした(笑)。
この曲ももちろんの会場大合唱!

最後にメンバーが挨拶をするために前に出てくる時に、小泉さんを釣り上げてみたり(付き合う小泉さんもいい人(笑))、財津さんは最後まで子供のように楽しそうなのでした。

財津さんが楽しい=私も楽しい
で、はじめから最後まで、もうずっと楽しさしかない神戸公演が終了したのでした!