【詩】すべては自分のためにしたことだ、というすきな台詞を今も覚えている
あなたのため、と言われるのは嫌だと言われてなるほど、て思ったんだ
ちょっと違うかもしれないけど、わたしも過度に心配されること、苦手だから
やさしさなのに、受け取れないことがちょっぴりいつも、ひりひり苦しい
わたしのためだと、わかっているのに
誰かのため、良かれと思ってやること、「タガタメ」なんてな、思っちまうの
それでももしあなたがつまずけば、泣いているのだとしたら、何かしてやれたんじゃないか、て思って、しょっちゅう転んでるけどな
でも、できることなんてないんだ
悲観してるわけじゃなくって
背負えるわけはない、てもうわかってるつもりで
それでもときどき、人のいたみの一部をかたがわりできないかなんて考えそうになるの、嫌んなっちゃうよな
わたしはわたしのためにしか生きられないって思っているよ
そのためにここまで歩いてきたつもり
だけどね、同時にやっぱりその自分本位がいつか誰かのためにもならないかな、なんてわがまま抱えてふらふらしちゃってるからさ
ときどき、うそ、たびたび悩んでは できることを探そうとする
やさしくもなれないし強くもなれない、なんて言ったら10代のわたしの願いを全否定することになるけども
弱くて、やさしいだけじゃないから、すくいとれる何かがあると思ってもいいかな
とりこぼしたとしても、また分かち合えることもきっとある
だから一緒に生きていてほしい、というのはおおげさだが、同じ地点に立ってやっていけたら、それだけで嬉しい
わかってほしいとかわかりたいとかきっと全部わがままで、だけどわたしがここにいること、少し何かの力になりはしないかと
あぁやっぱり欲張りだ
臆病だけど手を繋ぎたいわたしだから
わずかに皮膚に触れた瞬間何かがみえるんじゃないかって、願っているよ
これからもきっとずっと 祈っているよ
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