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【湯煎焼き要らず】ふわふわ&なめらか「スフレチーズケーキ」を解説します

【みんな大好き!おうちで簡単チーズケーキ 】をクックパッドニュースで連載中です。今月のメニューは【湯煎焼き要らず】同時にいろんな食感が楽しめる!ふわふわ&なめらか「スフレチーズケーキ」。

レシピはこちらから。

「ある程度のクオリティを保ちながら、いかに簡単にスフレチーズケーキを作るか」が今月の個人的なお題です。すなわちいかに面倒なパートを排除するか。

順番に混ぜて焼くシンプルなベイクドチーズケーキより、いろんなもののハードルが上がるスフレチーズケーキ。でも、あのふわふわ、しっとり、なめらかの味わいは時々すごく食べたくなるわけです。

私は若い時はとにかく濃いチーズケーキが好きだったんですが、時を経てスフレチーズケーキに戻ってきた感じです。

ふわふわ、しっとりなチーズケーキです

個人的にいちばん面倒な部分はアルミホイルの工程。ケーキの型の底に丁寧に巻くこともだけど、焼き終わった後の水浸しのホイルを処分するのも地味に好きじゃない。ケーキ型が底取れじゃないもの、共底であれば、巻かなくてもいいけれどそれだとケーキがうまく取り出せない。

まずはとりあえず湯煎なしで焼いてみました。湯煎なければ本当に楽チン。ですがちゃんと膨らむし、スフレケーキではあるけれど「バサバサ」感が強くてしっとり感がイマイチ。とっても簡単だけど私が求めてるのは「しっとり、ふわふわ」なのです。これは譲れない。なので今回はこの方法は却下。

「湯煎的なことはするけれど、できるだけ簡単に」を考えて、今回実際に採用した手法「お湯と一緒に焼く」にたどり着きました。沸騰した湯をココットみたいな耐熱容器にいれて天板にのせて焼くだけ。これでだいぶ楽ちん。

ココットに熱湯注いで一緒に焼きます

ココットの他にも水を入れることができる、オーブンで焼けるものならばなんでも大丈夫。マグカップ、グラタン皿、耐熱ガラスおうちにあるものを使ってください。

オーブン耐性があればなんでも大丈夫

湯煎もですが、スフレケーキは焼く時の温度も大事。しっとり感とか、表面の美しさを考えたらが、温度を2段階方式で焼くのがベストだと思います。最初にケーキを140〜150度くらいである程度焼いて、最後160度とか170度に上げてさっと焼く方法です。しかしながら、これはけっこうめんどくさいのでずっと160度で焼くことにしました。

でも、焼き上がってみたらびっくり。スフレケーキなんだけど底に近い部分はふわふわでありながらシルキーでとろける感じ。え、なにこの食感。何か特別な火入れをしたりしたかのような絶妙な多層感。むしろ、この感じ好きなんですけど。

ふあわふ上段
クリーミーな下段

直径15cmで焼くと、高さも出るので、ふんわり感も十分。メレンゲの泡立てもやり過ぎないのがコツなので、そこまで頑張らなくてもOKです。

メレンゲもゆるめ
焼けた直後はかなり膨らみます
冷めると落ち着きます

「スフレチーズケーキ作ってみたい。でも、面倒なのはいや」という方はぜひ試して欲しいレシピです。

黄色のお茶会

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