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自家製ツナとマヨネーズのサンドイッチ/地球生命の起源のお話♪

先日、鰹の自家製ツナとマヨネーズでサンドイッチを作りました。


マヨネーズは市販のものが酸味が強く感じられたので、マイルドな風味にしたくて手作りしてみたのです。自分で作ると好みや料理に合わせて作れますし、食べてくれる人がコレステロールを気にしていたり、アレルギーがあったり、いろいろな事情があっても安心して食べられるものを作ってあげられかもしれませんよね。


今はマヨネーズを探究中…( *´艸`)






穏やかでパワフルなツナサンド

黒ごま入り全粒粉パンにマヨネーズを塗り、繊細で苦味の少ないコサージュレタス、自家製ツナ、キャロットラペをのせ…最後にふんわりパンでサンド。


ツナがそのままでとても美味しいのでシンプルに、でもパンの美味しさにもちゃんとこだわってみました♪


「カフェむぎわらい」のパンは国産小麦、天然酵母、天然塩、アルカリイオン水を使用していて、体に負担が少なく、生命力があふれるパンたちです。味ももちろん…♡




穏やかながらパワフル、滋味深く豊かな味わい…素朴でささやかなたたずまいがあたたかな気持ちになりました(*^-^*)




地球の生命の起源―パンスペルミア説


生命の起源のひとつにパンスペルミア説というものがあります。1903年にスウェーデンのスヴァンテ・アレニウスが提唱した説で、地球の生命の起源は他の天体で発生した微生物の芽胞が宇宙空間を飛来して地球に到達したという説です。


20世紀後半に天文学者でありSF作家のフレッド・ホイルが、彗星で生まれた生命が地球に運ばれ進化したと提唱するも、実験的に確かめられたわけではなく、あくまで仮説の域を出ないものでした。


しかし、宇宙探査機の技術が進歩をして彗星のサンプルデータの解析に成功、有機化合物が確認され、ホイルの説は一躍注目されるようになります。


この説に先駆けて細菌生物が宇宙空間を運ばれると言った人がいます。それが20世紀、21世紀をひとりでつくったとも称される天才科学者二コラ・ステラです。彼は宇宙生命の起源についてこのような発言をしています。


ケルビン卿はその深淵な考察において、人類に600万年かそこらの短い生しか認めなかった。その後、太陽のまばゆい光は輝きをやめ、生命の元である熱は衰え、わが地球は永遠の夜へと急ぎつつ、氷の塊へと変じるだろう。だが、消滅という表現はやめよう。その際でも、依然として生命のかすかな光は残り、どこか遠方の星で新しい生命の炎を燃え立たせる機会もあるはずだ。このすてきな可能性を示したのが、液体空気に関するデュワー教授のすばらしい実験である。その実験結果は、有機生命体である細菌はいかなる寒冷下でも死滅しないことを明らかにした。したがって細菌が星間宇宙を運ばれる可能性もあるかもしれない。

『天才二コラ・ステラのことば 世界を変えた発明家の真実』新戸雅章


※太陽の寿命が600万年というケルヴィン卿の説は、太陽エネルギーの発生メカニズムが不明だった時代の推測値で、現在では100億年を超える寿命だと考えられています。デュワー卿は低温物理学の権威で、魔法瓶の発明者。


最近ではウィルスによるパンデミックが世界中を沸かせましたが、人間の体内のゲノム(全遺伝情報)は約8%は古代のウィルス由来のDNA配列で占められています。過去に感染したある種のウィルスの遺伝子が入り込んだものです。


人類の進化にはウィルスも重要な役割を果たしているのですね。





万物は生きている

かつて他の天体より運ばれてきた微生物の萌芽が、地球の生命誕生のきっかけをつくったのだとしたら…?


そして生命の進化には微細なものも重要な役割を果たしており、目に見えない存在との交流、響き合う宇宙とのあまりに複雑で人間の知性では理解できないような運動が起こり続け…


命の連綿とした循環の果てに、今わたしはここに在り、パンやレタスやツナや人参、マヨネーズがあって、本当にあたりまえの瞬間瞬間が奇跡なのだと、雷に打たれたかのように感動します。


自然以上に魅力的で研究に値するものはないと言う二コラ・ステラは、またこのような言葉も残しています。


植物は、生きて感じ、戦い、苦楽を味わうということを自分では気づかなかったとしても、私たちはこの真実を知った。それどころか、無機物と呼ばれ、非生命と信じられている物質でさえ、刺激に反応し、生命原理が働いていることを示す紛れもない証拠があることを突き止めた。
かくして、存在するすべての物質が、有機・無機、生物・非生物の別なく、外部刺激に対する感受性を持つ。両者の間には差異も、連続性の破れも、特別な生命因子も存在しない。すべての物質が同一法則に支配され、宇宙全体が生きているのである。


科学は、宇宙のすべてを支配する同一の法則を解明しようとし、本物の科学者はこの宇宙に鳴り響く天球の音楽を聴き、そして自然への敬意を決して失わないものだと…


天才たちの人生に触れると、そんなふうに思うのです。

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