連続テレビ小説『らんまん』の感想を、イラストとコラムで「サイゾー」にて連載しました。ここは、記事を古いものから順に読んでいただけるように作った、目次のページです。
10/5、最後の週まで載せました！そして感想とお知らせも。

第1週〜第5週　子どもたちに泣かされる。

第6週〜第10週　恋と学会誌に走る走る東京編。

第11週〜第15週　激動、結婚生活編スタート。

第16週〜第20週　幸せは途切れながらも続く…といいなあ。

第21週〜最終週　明日へと繋がる輪！

完走しての感想。…名作！！

数年ぶりに「私の心の朝ドラトップテン」の順位が入れ替わりました。本当にすばらしいドラマでしたよね…。
万太郎以外の登場人物すべても主役のように、ひとりひとりが大切にされていたのが特によかったなあ。万太郎がほとんど出てこない日もあってもそれが不自然じゃないくらい、全員が生き生きしてた。でも、こうしてイラストを並べてみると、結局一番多く描いたのは万太郎でしたね。やっぱり主役は万太郎だったんだなあ。次に多く描いたのは寿恵ちゃん、３位竹雄。そして４位は徳永さんでした。好き。万太郎と寿恵子の子どもたちとか、全員を描ききれなかったのが心残り。みんな好き。

途中で万太郎があまりにも自分勝手でハラハラしましたが、ギリギリ嫌われないように丁寧に計算して神木隆之介さんが演じ、一緒に演じる竹雄役の志尊淳さんも声のトーンなどを考えてあのふたりの関係を作っていたことなどが「あさイチ」で明かされて感動しました。役者さんたちみんなすごいなあ。
季節で変わる植物、日の光、セット、ロケ先の自然、おいしそうな食べ物など、画面の隅々まで美しく、本当に毎朝が楽しみでした。作り上げたスタッフのみなさんも、そしてもちろん脚本の長田さんもすばらしい。

終わったららんまんロスになるかと思ったんだけど、実はあんまりならず。私の中から、らんまんが消えてない気がするんですよ。物語が大きな輪になって、ずっと終わらないかんじ。

さて、ここまで３本の朝ドラについて連載させていただきましたが、いったんここで、サイゾーでの連載は終わりです。長い間ありがとうございました。次は…またお知らせできるといいなー。

とりあえず今はちょっと「秋休み」な感じになってますので、こういうのをもっと描かせたい・書かせたいというお仕事のご相談、お待ちしてます！