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2023年前半に、こんな映画をみましたよ。

2023年1月から6月に映画館で観た映画は10本でした。いつもより少し少なめかもしれません。引っ越しなどでバタバタしてたからかなあ。
10本を観た順に並べてみました。もう配信で観られる作品もありますね、早い。ラストに、前半のベスト作品を発表してます。

エゴイスト

観た当時に書いたnoteはこちら↓

いまだにふと思い出す。彼はまだあの部屋で、あの椅子に座って外の世界を見ているのかな。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

ぶっ飛び映画エブエブ

カオスオブカオス。ぶっ飛んだ映画でしたねえ。「普通の人」のはずの主人公が、マルチバースで、どんどん大変なことに。「こ、これはモザイクなしでそのまま見せちゃっていいの?」みたいなシーンもあり。アクションも映像も楽しかったー。ミシェル・ヨーがキレッキレ。そしてくたびれたおっさんからセクシーな中年男性まで演じるキー・ホイ・クァン、すばらしい。あのショーティーが、こんなにすてきな大人に成長するなんて。アカデミー賞の授賞式のスピーチを見て大泣きしました、あのスピーチまで全部含めて、いい映画だと思います。

シン・仮面ライダー

映画館がショッカーに支配されていました。

楽しかった!子どもの頃見ただけなので、怪人についてとか設定もすべて忘れてましたが、ひたすら楽しかったー。テレビシリーズを見返したくなりました。NHKで放送された、庵野監督に密着したドキュメンタリーも、とんでもなくおもしろかったですね。
観たすぐあとに「らんまん」が始まって、浜辺美波さんが映画とはまるで別人だったので驚きました。どうなってるの。

美しい彼エターナル

美。

エターナルー!
映画館の椅子で悶え苦しみました、息ができなくなるシーンたっぷり。家のテレビで見てたなら「ちょっと待って、息整えるから待って!」って一時停止したり、あるいはCM中に、深呼吸して休むとかするのに。映画館ではそれができないのであぶなすぎるわー。
2人とも美しくてセクシーで、はあ…(ため息)地上波で放送できないレベルの、やばやばでしたね…お風呂とか…。

劇場版TOKYOMER〜走る緊急救命室〜

観るならここだ!と、横浜の桜木町駅前にある映画館、ブルク13で見てきました。だって映画館の目の前の、ランドマークタワーが火事になる話なんだもん。

ランドマークタワーは無事です

映画館を出てすぐに、窓からランドマークタワーの姿を確認しました。燃えてなくてよかった。
ハラハラドキドキがぎゅーっと詰まってて、一回本気で「きゃあ!」と小さく声が出てしまいました。そして「はたらくくるま」が大活躍。もちろんいつものメンバーも大活躍。喜多見チーフは映画でも最高のリーダーだし、音羽さんは音羽さんです。みんな大好きー。また会えるかな。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く

画面の隅から隅まで美しい怪談。高橋一生さんを岸辺露伴にキャスティングした人にたくさんの幸運が降り注ぎますように。そしてルーヴル美術館をあんなに贅沢にロケに使うの、すごくないですか?映像にうっとり。そして、物語にはどきどき。

ロケ地のひとつ、ホテルニューグランドにて

怪物

怪物は、いったい誰なのか。
見ているうちに「こういう話でしょ?」というこちらの思い込みが揺らぎ、また違うエピソードで揺らぎ、そして揺らぎ…と、脳がぐるんぐるんし続ける映画でした。安易な結論も感想も受け付けない感じの映画。

生きる LIVING

黒澤明版のリメイク作品。どちらも好き。
平凡な毎日をやり過ごす男に突然の余命宣告、そこから彼はどうするのか。
人間は、期限切られて切羽詰まらないと変われないのかな。そんなことないよね、よし、明日から変わるぞ!…の誓いはだいたい翌日には破られる。

水は海に向かって流れる

知らない同士が住んで、誰かの作ったごはんをわけっこして食べて、猫と遊んで、のんびりして…シェアハウス、いいなあ。…と、思うけど、きっと自分には住めない、あれは幻のあこがれの生活。
やさぐれて、時に乱暴な、でも可愛い広瀬すずさん、超いいです。

大脱走

https://asa10.eiga.com

「午前十時の映画祭」で観ました。
子どもの頃、テレビでは「水曜ロードショー」「日曜洋画劇場」など、映画を放送してくれる枠がいくつもありました。そこで見て大好きになり、翌日の教室では見た子達と「大脱走ごっこ」までした映画を、映画館で見られるなんて!
前半と後半の間にあらかじめ休憩が設けられている映画、はじめてでした。見た人ならわかると思いますが、「独立記念日」のところで一区切り。長い映画だから、テレビではあそこで2週にわけて放送されたんですよね、懐かしい。
舞台は第二次世界大戦中のドイツの捕虜収容所。野球好きで脱獄を繰り返しているヒルツ、穴掘りのダニー、調達屋、製造係など、脱獄を使命と思っている連合軍の捕虜たちが、集団で脱走を計画する話。当時の大スターたちが勢揃い、全員個性的で大好きですが、子どもの頃から私はひょうひょうとしたジェームズ・コバーンを贔屓にしてます。何度見てもやっぱりおもしろい!

そして2023年前半のベスト1は…

どれもおもしろかったのですが、一番はやっぱり「エゴイスト」かなあ。ずっと「忘れられない」という意味で。そしてこれからもずっと好きなのは「大脱走」です。


「シャレード」のコバーンも好き。小林清志さんの吹き替えも好き。



後半はもう少し数を見たいなあと思ってます。どうかな。10月9日現在11本観てるけど、あと何回映画館に行けるかしら。

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