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思い立って海岸お掃除にトライしてみて分かったこと①

本日、天気も良く、思い立って「ひとり海岸お掃除(ゴミ拾い)」にトライしてみました。

知夫里島の海は綺麗ですが、ほかの海と同じように海岸に様々なゴミが打ち上げられます。観光オンシーズン前にはボランティアや役場、業者さんたちが海岸清掃を行うので、ある程度ゴミのない海水浴場や海岸が保たれますが、海に囲まれた島に毎日流れ着くゴミを、年中その都度回収するのは至難の業。

でもやっぱり、海岸にゴミがないほうが美しい景観を楽しめるし、尖った瓶の破片やプラスチックのかけらを踏んで怪我をする可能性もなくなる。

私も、海岸を歩いた際にペットボトルを1~2個拾って帰る、はやっていたけれど、それじゃぬるいよさとみさん。
オフシーズンにも定期的にゴミ拾い活動(今風にいうとビーチクリーン)ができたらいいなあ、と思い、試しに、どんなゴミがどの程度落ちていて、一人で回収するにはどのくらい労力がいるのかやってみようと、ゴミ袋と火ばさみ、軍手を装着して、行ってまいりました。

降り立ったのは長尾海水浴場。私のお気に入りの場所ですが、冬のオフシーズンの海水浴場にはゴミが沢山。

海岸には坂道を下っていくのですが、その道すがらにも、風で飛んできたのであろう発泡スチロールの破片がちらほら落ちていました。

いざ出陣。この写真の範囲だけでもかなりゴミが落ちているのが分かります。
海岸のゴミ、というと、
想像ではペットボトルや瓶などがもっと落ちてるのかなあと思いますが、
実際は「何かよくわからないプラスチックの破片」が大多数でした。あとは海藻、木の破片、漁の道具(縄など)の劣化したもの、ペットボトル本体ではなくペットボトルの蓋。蓋。蓋。蓋どんだけあんねん!!

三番目の写真の白く写っているものは、発泡スチロールが細かく分解されたもの。粒々が細かすぎて拾うのも限界がある。

畳一畳分ぐらいのスペースに、細かいプラスチックの破片などのゴミが本当に沢山あるし、砂に埋まっているゴミをつまむとずるずる~~っと劣化した巨大なビニール袋が発掘されたり、、、どんどん出てくるゴミの数々。

(ちなみに、こういったプラスチックゴミは、知夫村では「粗大ごみ」扱いとなり、粗大ごみ券を購入して、袋か段ボールに入れてゴミに出します。)

海を越えてやってきた異国のゴミを見て、食文化に想いを馳せる。

知夫にはないローソンの、サンドイッチの包み。香川県で生産されたもの。賞味期限が3日前なので、ここ数日の間に捨てられ流れ着いたものとみられます。

そしてゴミ袋はあっという間にパンパンになりました。

ゴミ拾いを開始して40分以上経過したのに、まだこのエリアから出られていないさとみ。細かいゴミを拾ってたらキリがないっす!!

海水浴場の海岸は広い。
まだ手を付けられていない圧倒的スペース。ゴミ袋、何袋いるんだろ、、、

結論。
ビーチクリーンは、一人では無理!!!!

予想はしていたものの、一人で回収するのはまじ、無理!でした。それが体感できてよかったなあと思います。
もし一人でやるなら、小さなゴミを拾っていたらキリがないし大きなゴミは物理的に無理なので、ペットボトルとか目に付くゴミを、ゴミ袋1枚で拾える範囲で拾う、という程度。海藻類はずるずると長いし、虫などの生き物がくっついている可能性大なので、個人でやるのはちょっと危険。

海岸お掃除、いずれイベント形式でやったり、グループで清掃活動をしたりしたいなあと思っているので、今回のひとり清掃活動をよき経験として、じわじわ形にしていこうと思います(*^^*)

知夫里島の離れ小島のひとつ「神島(かんじま)」。長尾海水浴場に降りていく道すがらに見えます。今日も、もっこりむっくりとかわいらしくも威厳あるお姿なのでありました。


むらもとさとみ



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