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サウナ室でしていること

サウナ室にはテレビがない方がうれしい派。

薄暗いサウナ室でドアの向こうの浴室の喧騒を遠くに聞きながら、セルフロウリュをしながら自分の世界に入るのが好き。

元々が多動なので、長いことじっとしていることができない。サ室でいるのは6〜10分くらいなのでちょうどいい。

「無」になるのがいいのだろうけれど、私の頭の中はいつもごちゃごちゃしているので、そうもいかない。じっとしているということにエネルギーを使うので、気を逸らすために何かに集中していることが多い。

仕事が立て込んでいる時は、片付けていく順番を考えたり、仕事のアイデアを考えたり。煮詰まった時にサ室で打開策を思いつくことはとても多い。忙しい時ほど足繁く通うのは、サ室での脳みその動きに期待しているからだ。

うじゃうじゃと考えているうちに、熱くなってくる。熱くなると、難しいことは考えられなくなるので、要点のみが頭に残った状態で水風呂へ。

水風呂〜ととのいタイムは、なるべく「無」になりたいので、ある程度サ室で考えがまとまった状態であることが望ましい。考えの途中で熱さに負けて出てしまうと、ととのいタイムに頭が続きを考えてしまって台無しになる。

腹が立つことがあった時は、サ室で事態を分析する。腹が立った状態と熱いサ室は相性がいい。水風呂に入る前に頭から水をかぶる派なので、文字通り「頭を冷やして」、水風呂で身体もクールダウンする。

ととのいタイムまで持ち越すことはあまりない。たいてい「まぁ、いっかー」で終わる。

策略を考える時は、仕事モードでやる。できるだけ穏やかに、かつ効果的に仕返ししたい時とか。ととのいタイムにニンマリできたら、たいてい成功する。

最近は、体調の悪いことが多かったので、仕事は最小限に抑えていた。多少の人間関係のイザコザは耐性もできてるし、その場で対処できることが多い。つまり、サ室でわざわざ考えるネタがない。

というわけで、今日のサ室は、歌詞の復習タイムと化していた。これは前からよくやっているのだけれど、とてもいい。頭の中で練習中の曲の歌詞を反芻していると、どこかでつっかえたり、どこかで「あれ? ここはこうだっけ?」と疑問が湧いてくる。

音楽を流しながら一緒に歌っているだけでは、こういう発見はない。

もちろん歌詞カードを持って入る訳にはいかないので、「だいたい覚えているはず」という曲が対象。1セットで2〜3曲チェックできるし、途中でやめてもなんの支障もない。

車に戻って、正しい歌詞をチェック。
そうやって覚えた歌詞はあんまり忘れない。

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