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KCIA 南山の部長たち 感想

「KCIA 南山の部長たち」観てきました。
 感想は、勉強不足すぎて分からんところがありすぎて判断に困るけど俳優の演技がいいのは分かった!あとイ・ビョンホンのパツパツのワイシャツは正義!!!!という感じです。
ウ・ミンホ監督の麻薬王もNetflixで鑑賞しました。
 この2作に共通するなーと思ったところがあります。それは「音楽で語る」ということです。音楽の素養があまりないので監督の意図するところが汲み取れなかったのですが、KCIAを観ていても麻薬王を観ていても、思わせぶりというか印象的な音楽の使い方をしているな、と感じました。一回だけしか観ていないので例えばどの場面、というのが言えないのですが。

 実際の話を知らずに映画を観たので、ラストシーンのところでイ・ビョンホン演じるキム・ギュピョンがある選択を迫られるところ、なんだかパク大統領の再来になってしまうんじゃないだろうかというドキドキがありました。

一番上の立場の人って「どうしますか?どうしますか?」って聞かれまくって決断をしなくちゃいけなくて、下から見てたら「こうすべきだろ!」というのが見えていても、上に立ったとたんに何も見えなくなるのかもしれないな。だから、ちゃんとキム・ギュピョンが「自分の選択をできたこと」が素晴らしいな、と思いました。誰かに選ばされるのではなく、自分で選ばずに忖度させて、他人の選択の成り行きに任せて、その結果を糾弾する…こんな人には絶対になりたくないなと思いつつも上に立ったら分かんなくなるのかなぁ、と怖くなりました。てか、この映画の中では実はアメリカもそういう感じの持って行き方じゃね??と思いました。

 あとBLを嗜む私だからかもしれませんが、なんかエッチっぽい場面があったのが印象に残りました。大統領の執務室でイ・ビョンホンの後ろでコソコソしている場面とか。というか基本耳打ちエロいというか、なんか淫靡というか、わざとなのかな?という印象をもちました。

 基本的にイ・ビョンホンの出演作の中ではマグニフィセントセブンやグッドバッドウィアードなどの派手目の演技しか観たことがないのですが、やっぱりすごかったです。
今回のような映画の「すごい地味な画」でも間が持つのが流石だな~と。ビョンホンの肉感(ムキムキだけどでもちょっと薄く贅肉つけてる?)が薄いワイシャツから感じられるのが正義でした。

他のキャストも当然良かったです。特に麻薬王を観たから、イ・ソンミンが全然違う!!!とビックリしました。

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