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羽田空港物語(5/5)

寝不足界 短期決戦のドン・世武裕子です!こんばんは。

いよいよ東京のマンションも引き払い、愛車シトロエンC4にスーツケース2つと楽器3つを詰め込んで羽田空港へやってきた。ゴールデンウィーク中ということで、普段あまり見ない強引な運転やら、頻繁な車線変更ニキ及びネキなどがいたが、なるべく入れてあげることを心掛けながら運転をしていく。とても偽善的だが、実際にはその方が自分(の走る車線の動き)もスムーズだし、もっと全体的な交通の流れを考えれば明らかに渋滞緩和に繋がるのは譲り合いだと思っている。

4,5回ほどそんなことがあったのち、あまり車線変更などしない私が一本左へと移ろうとした瞬間があったが、後方を走っていた高級そうな車が突然スピードを出してきたので「危ない!」と思ってすぐに元の車線に戻ろうとしたところ、派手にクラクションを鳴らされ、通り際にはあからさまに暴言を吐いている表情や口元のおじさまが、助手席に女性を乗せて運転されていた。

バイクのすり抜けもそうなんだけど、車を乗るようになってから私が一番キレてる時は大抵運転をしている時だ。だって、イキってる場合じゃない。人が死んだり、とんでもない事故が起こる可能性を考えるべきだ。

そんなわけで、あの相模ナンバーに少しプンスカしながらも、ここで怒っては同じ土俵に立ってしまうのだから止めよう。と自分を律するためにYouTubeをラジオ代わりにセットした。

空港に着いたら、シトロエンちゃんを譲ることになった映像作家の(宮川)貴光君と合流し、とんでもない物量の荷物を一緒に運んでもらった。「俺、そういうの手伝うの無理っす。自分でやって下さいよ!」とか言うタイプと勝手に思い込んでいたら、全くそんなことはなくて、なんなら名残惜しさに空港でお茶なんかもしたり(彼はビール)、デッキに飛行機を見に行ったりした。

暑いだけで体力がごっそり奪われる気分だが、加えて当方 寝不足界の某なので、今日もヘトヘトになりながら、ズームミーティングで映画の打ち合わせをした。
パリに到着したら、別の作品の打ち合わせが入っておりシビアな時間管理の中で動かなければならないが、家に入れる鍵を受け取れる場所も、受け取る時のシークレットコードも、もちろんまだ届いていない。

フランス生活はもう始まっている、と言っても過言ではないだろう。

カープ坊や型に汚れがついている我がシトロエン
もうすぐ羽田空港
かっこいいな
空を観る
Tokyo International Airport
貴光氏
見えなくなるまで手を振ってくれてた
日本最後のミーティング(頂き物のお花持ってきた!)


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