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変態的に真っ直ぐに

はじめに

最近の自分に関して発信を全くしていなかったので、ここに残す。
大学時代から色々やり続けて今、なんか一旦収まるところに収まったなという感覚と、これから飛び出していくための準備期間なんだなという感覚が混在している。

ついこないだ僕は24歳になった。いよいよ来年からアラサーである。怖い。同年代で結婚する人とか、子供ができた人とかもいるなか、ちょっと落ち着くつもりもない。落ち着ないのではない。落ち着ないのである。


とはいえ、23→24歳という変化にはさすがの僕もビビった。干支二周しちゃったよ。
周りから「え?お前干支二周してるのに、まだふらふらしてんの?」って思われても仕方ない。
僕もそう思う。全くの他人で干支二周してるのに、何してるのかよくわからないやつがいたらちょっと怖い。干支二周してるんなら、なんか成せよ。って思ってしまう。

というわけで干支二周してみた上で僕がどんなことを考えているか、何をしているか、できるだけドラマチックに、エキセントリックに、エレクトリカルに書いていきたい。

最近の気づき

シンプルが一番いい。あれこれ考えても不器用なんだから、結局うまくいかない。それに最近やっと気づいた。

仕事に関しても、自分の内面世界のことでも、ついつい自分は複雑なものにしたがる。元々複雑怪奇でよくわからないものを紐解いたり、考察することに対して面白さを感じる気質なのではあるけど、それを自分の私生活や仕事とかに持ち込み出すと、本当にうまくいかない。

たぶん複雑にしてみて、う〜〜んって悩むことに自己満足しているんだろう。それでなんとなく自分は深い人間なんじゃないかとか、周りに深みのある人間であると思われたいという欲求があったんだと思う。

けど残念ながら、自分は深みのかけらのない単純な人間だ。これは今のところ断言できるし、単純であることがもはや長所なんだろう。そこをやっと最近受け入れることができるようになった。





24歳のテーマ

24歳の僕のテーマを決めてみた。それは「主人公感」である。
非常に気味の悪い言語化であるが、なんか異常にしっくりきている。24歳の成人男性が志すものとしては最高にイタい。だがそこがいい。
僕は、少年漫画の主人公みたいにありたい。ルフィやナルトではなく、日向翔陽(ハイキュー!)や朝倉光一(左利きのエレン)。主人公じゃないけど、コビーとかロック・リー。「持たざる者が、努力で一歩一歩進むこと」に対しての強烈な主人公感を感じる。憧れを感じる。
これまでも、自分の選択にドラマチックさを求めてきたし、展開としての面白さを求めてきた。「こうなったら、展開として盛り上がるよな」とか「ここで挑戦しないと主人公じゃない」みたいな主人公である自分に対しての満足感と、気持ちよさを感じてきた。
困難な状況になると、時々ナレーションが入る。
「スランプに陥る俺。ここでどう乗り切る!?」みたいな。最高に痛々しい。別に奇を衒いたいわけではなく、少年漫画の王道的な瞬間を演出したくなるというどうしようもない性癖があるわけだ。

というわけで自分を主人公と称する精神異常者が、今どんな展開を創作しているのかを紹介していきたい。


①旭地区での活動

この地域で活動し始めてはや3年くらいが経った。この世のありとあらゆるものに対して三日坊主の僕がここまで続いているのも珍しい。去年あたりから古民家こらっせるという自主事業を始めて、それも7月に一周年となる。

これまで、アワードとかもあったからビジョナリーなことばかり考えて、全く目の前のことに対して手を動かすことをできていなかったため、今年はあれこれ考えずに、とりあえずやる、を心がけていきたい。

これも、シンプルさの話に繋がるけど、多分色々考えてう〜〜んってなりながら慎重に針を刺していくよりも、ちょっと考えてわからんなりに、ぶち当たって怪我をした方が成長は早いんじゃないかなって思っている。

ほかっといたら勝手に複雑にしたがるもんだから、意識的にシンプルにすすめた方がいいのではないかという仮説のもと、頑張ろうと思っている。

まあ、とはいえビジョンを描く、夢を語らないと人は靡かないってことも理解した。僕がやりたいことは一貫して同じである。

「ウチとソトを混ぜたら地域面白くなるんじゃね?」

地域内部の人と、外部の人が交流して、一緒に面白いものを作った方が絶対に盛り上がるし、楽しいっしょ。っていう非常に単純な考えが根本にある。
そのために今活動している。ゲストハウスという業態に興味があるというより、そこが面白そうだから今やっている。


とはいえ、今の自分はまちづくりの「ま」の字も正直わかっていない。学生が考えつく限りのアイデアからブレイクスルーができないと思った。ちゃんと第一線で地域を盛り上げるために剛腕をぶん回すには今はぴよぴよすぎる。という自覚が生まれた。

このまま独学でやっていくのもありと思いつつ、でも主人公的な視点としてもちゃんと修行パートがあって、そこでギアセカンドなり螺旋玉なりかめはめ波なり身につけた方が面白い。


②株式会社レジスタ

というわけで修行場所として選んだのが毎度お世話になっている株式会社レジスタである。

レジスタは東別院のまちづくりを中心に、ウェブ制作などのクリエイティブ、若手起業家支援、寺の資源を活用したローカルベンチャー創出事業など、さまざまなところに取り組んでいるアウトローな会社である。

余談であるが、僕が学生時代に就職するならココと思っていた、面白法人カヤックという会社がある。そこにちょっと雰囲気似ている気がしていて僕はすごく嬉しい。

で、僕はここでぴよぴよディレクターとして日々学んでいる。web系のディレクションとか、イベントのディレクションとか、マジで未経験だからわからないことばかりで大変ではあるけど、ちゃんとプロとしての仕事を身につけようと踏ん張っている。

世間的にみたらこれは副業になるんだろうけど、僕のスタンスとしてはこらっせるもレジスタもメインである。

もちろんライスワーク的に自分の生活を支えるためのものっていうのもあるけど、僕は一個一個のものに対して、自分自身も主語の一つでありたいって思っちゃう。
外側からあーだこーだいうのは簡単だけど、僕は一緒にあーだこーだ、こーでもねぇあーでもねぇって一蓮托生になってもがきたい。矢面に立たないとやっていけないのである。

それが苦しいことってのはわかってるし、現実うまくやれてないことも自覚してるけど、なんかここから逃げるのも違うなと思って多大なる迷惑を多方面にかけながら生きている。許してください。

なので、僕はここで色々失敗したり、たくさん経験しながら自分なりの成功法則的な必殺技的なものを掴んで地域での活動に還元していきたい。


んで結局僕が目指している山は一体なんなのかというと。
今の所人生をかけてこれ!といった大きな山はまだ見えていない。なんじゃそれって感じではあるけど、僕的にはどうせ色々経験する中で目指すべき山なんて変わるもんだと思っている。

無理に人生をかけて!みたいなものを作るのはあんま意味ないと思っているので、せめて10年単位での目標を掲げてみる。

2030年。僕が30歳になった時にはこうなっていたい。

地域の社長の右腕コーディネーター。

2023年の時に「コーディネーター」という言葉に出会い、僕がやりたいことと重なっているという感動を覚えた。そこからいろんな地域のコーディネーター団体とか個人で活動されている方を見て、やっぱり僕はこの道で行きたいと思うようになった。

地域のいろいろなステークホルダーを巻き込み、共同共創を生み出す仕掛け人的な存在。なんかめっちゃ強そうでかっこいいではないか。

んで、「社長の右腕」という言葉に関して。これは優秀なNo.2みたいなニュアンスではなく、経営者やそのぐらいの視座の人と同じ目線で、地域を語り、仕掛けていけるような力を身につけたいという感じだ。
コンサルティングをしたいというよりは、地域の事業者さん、行政の方、地元の住民、学生などと一緒になって当事者として面白いものを作っていけるようになりたい。

今のこの修行期間はそうなるための一つのプロセスである。
こらっせるでちゃんと自主事業を回し、レジスタでも企業伴走とかでディレクション力を武器に戦えるようになる。場は整った。あとは一生懸命舞うだけである。

起業家?

あと、ここは難しいニュアンスになるが、僕は起業家になりたい、ありたいわけではない。とにかくいろいろな人と関わって、誰も想像したことがないような面白いキャリアを築き上げたい。それをもって社会にインパクトを出していきたい。要するに越境である。越境する中で自分ならではの切り口を生み出していきたい。

その選択肢が自分で事業をやることなのかもしれないし、コーディネーターとしてなのかもしれない。少なくとも自分に向いているのは、いろいろな人と関わりながら関係性で面白いものを作っていくのだということである。

というわけで、7/15(月)に、こらっせるの開業日があるので、ぜひきてほしい。
「こらっせるが生まれた日(仮)」。
なんも内容は決まっていないけど、地域のリソースもレジスタで学んだことも生かして、混沌としながらも面白いばを作っていきたいと思っている。とりあえず、7/15。海の日だけど山に来てほしい。


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