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仕事の話と全肯定の贄 日記-20230916

・動画に出ています。

・最近ちらほらと動画に出演しているような気がするけれど、これは少し前にまとめて撮ったものが、今順々に公開されているからだった。「撮り溜め」が多いからこそ、こういうラグはうちではよくある。この収録日は多くのメンバーが集まれたのをいいことに、他にもまだ動画を撮っていた。そちらも公開を楽しみにしていてくれたら嬉しい。

・QuizKnockは「撮り溜め系YouTuber」であると、よく自嘲的に言ってみたりする。もこもこのふわふわで、明らかに冬物だろうという服を纏ったメンバーが高らかに笑う動画が、夏真っ盛りにふいに表れるのは変だというのも、それはそうだ。ただ、これはこの数年間活動を続ける中で「それ以上に大事なこと」のために自然にこうなっていったからなのだった。

・クイズを、そして知識を題材にコンテンツを作る上で「正確さ」は何にも増して大事なことだ。メンバーが語ることをただの雑談としてではなく、1本の動画として仕上げるのなら、会話の節々にまで気を配る必要がある。「面白い事実を伝えること」以上に、「受け取り手に誤解をさせないこと」は忘れてはならない。過去にあった事実確認のミスや表現上の「こうすればよかった」をいくつも経た上で、社内では少しずつチェック体制の組み上げが進み、改良されていった。

・ただ慎重を期すが故に、チェックにはそこそこの時間がかかる。これが、動画が世に出るまでに時間がかかる1つの要因でもある。先日公開された「名前だけ委員会」についても、社内用のチャットツールで公開前に「ver.5のチェックお願いします!!」というメッセージが来てビビった覚えがある。そのぐらい、1本1本の動画に心血が注がれているわけだった。いわゆる従来のYouTuber的なフットワークの軽さと天秤にかけるとどちらがいいのかまた難しい話ではあるけれど、これが"QuizKnockらしさ"を支えている柱に違いはない。

・そういえば、先ほどの「名前だけ委員会」でいくつか「志賀さんが全肯定でよかった」というコメントが見られた。

・私としては「名前だけ委員会」は「朝からそれ正解」に比べて、「めちゃくちゃことを言っても何でも正解になり得る」ゲームだなと思っていたので、発言のアレコレは(半ば悪ノリのような形で)話広げたろ、と思ってのムーブだった。だからこれは少し予想外の反応でもあった。小学校の帰り道で友達としていたような、妄想100%でありもしない話を膨らませているだけの時間、あれはいつになっても楽しい。

・全肯定に対して「そうか?」と思ってしまうのは、この後やったいくつかのお題で、とても全肯定お兄さんとは思えないようなやらかしと、言い争いとをしていた覚えがあるからかもしれない。これからもし次なる動画が公開されても、どうかきれいなままの私を愛していてくれ。

・ここのところ、QuizKnock以外でも志賀玲太としてお仕事をいただけたり、活動をできたりする機会が増えてきた。これは本当に光栄なことで、毎日嬉しさを噛み締めている。

・文章を書くことは、ずっと好きだ。一口に文章を書くと言っても、媒体や読者が違えばそこで求められるものはもちろん違う。その度に「ここではどんな言葉がハマってくれるのだろう」と思案を巡らす時間が楽しい。それまでなんとなく読んできたような人の文章が、自分が新たな文体を知ることで違ったきらめきを帯びるのも、何とも言えないものがある。

・思い入れのある仕事ばかりなので、これらについてはまたの機会にゆっくりと。文章についての文章を書く、というのはどこまで踏み込めばいいのかわからない話だな。

・トークイベント、聞いてね。オンライン&アーカイブ視聴ありますので。