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幕間②双極性障害のこれまで

こんにちは、ヤギです。
今日も幕間のお話です。
ちらちら登場していた双極性障害との付き合いをお話しようと思います。

相性って大事

まず、私は10代で就職しました。
アルバイト経験も浅い、世間を知らない、まだ仕事もおぼつかない新人が配属されたのは、激務の職場でした。
人事酷すぎんか???潰しに来てるだろこれ。と今なら思えます。

そして私は上司ガチャにも外れました。
男性にだけ当たりが強く、女性にはそこそこ甘い上司A。男性には怒鳴り散らします。それが怖かった。
そして、女性に当たりが強く新人には更に当たりが強くなる直属の上司B。やる仕事やる仕事ケチつけられて突っ返されてました。
極めつけは繁忙期は0時回るまで仕事をするのに、残業代をなぜか申請してはいけないと言われる。
ブラックじゃん。詰んでたなぁ。
同僚たちはみんな気のいい人たちで、何かと新人のヤギを気にかけてくれるので、なんとかやっていけてました。
新人は基本3年で異動になることが多く、3年我慢すればこの上司たちから逃れられる!と必死で仕事してました。

でも、現実は甘くなかった。
3年目に異動できず、ロスタイムに突入。
Aは異動したので負担は減ったものの、Bは残ったまま。
ここで、ヤギの心が一度折れかけます。
溜まりに溜まった有給を使い切る勢いで休みだしたのです。
気の良い同僚たちにめちゃくちゃ迷惑をかけたの、今でも後悔してる。
せめて、病休取るべきだったって。
でも、新しく赴任してきた女性の上司に、5年目に絶対異動させてあげるから!と言われ、這うように出勤する日々。

そして念願の異動!!!!
やったー!と喜んだものの、次の直属の上司は、Bの同期らしく、どうしても仕事の質問をすることができなかった。
だって、またパワハラに遭うのが怖かったから。
そうして仕事のミスが目立ち始めた頃、Bと会う機会があり、とうとう心が折れる。

B「君が休んだりするから、僕も辛くなってしんどくなりかけたよ」

そっか、私が全部悪かったんだ。
仕事もできないし、休んで迷惑ばっかりかけたし、もう、いっか。

今思うと、ヤギなんにも悪くないと思える。
でも、当時は自分が生きてることに罪悪感を持ってて、どう死ぬか、どう死んだらBに嫌な思いをさせられるか、そんなことばっかり考えてた。
まったく不健全ですね。

でも、すごく有り難いことに、家から出られなくなったヤギを気にかけて上司Cが訪ねてきてくれた。

「一緒に心療内科にいきましょう?大丈夫、自分もそんな時期があったから」

その言葉に号泣して、一緒に心療内科に行くことに。
そこで出た診断は抑うつ、いわゆるうつ病でした。

長い戦いの日々

とりあえず3ヶ月休職しましょう、と診断が出て毎日布団でごろごろ。
多分、メンタル的にも体力的にも限界で、布団から出れなかったんだろうなって、思う。
この時、ご飯があんまり食べられなくて161cmあるヤギの体重は45kgまで落ちてたから…

ぐだぐだしてる内に3ヶ月なんてあっという間に過ぎて、復職のときがやってきた。
とりあえず、午後からの出勤から始めて、徐々に時間を延ばしていく。
そして無事、フルタイムに戻り、穏やかな日常が戻ってきたのです。
もちろん、服薬は続けながら。

だがしかし、異動は付きもの…

ヤギは再び魔境に戻ることとなる。
というわけで、今回はここまで。
明日続きを書きたいなと思います。

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