見出し画像

私のオールタイムベスト本(ジャンル別)

Twitter(X?)上での、ある自問自答ガールズさんの問い掛けへの返信がきっかけで、子どもの頃からの「好きな本」を思い出しました。


せっかくなので書き留めておきます。
※ここ数年まともに読書ができていない&ずーっと好きな本なので、発行年が昔の本がほとんどです! ご了承ください。

絵本

上述した「もりはおもしろランド」シリーズ。
各巻で何かしらの「謎」が起きて、主役のキャラクターがそれを解いていく構成。
私、ミステリーが好きだったんだな……。

児童書

学校の図書館で最初の頃に手にした記憶があるのは『シャーロック・ホームズ』シリーズや『怪人二十面相』シリーズで、おっ、ミステリーつながりだね! って感じなんですが、そこからディープなミステリーおたくにはなりませんでした。
『世界の昔話シリーズ』みたいな棚にあった『北欧の昔話』でカイ・ニールセンの挿絵に衝撃を受け、そっちに傾倒していきます。
現在に続く「繊細で派手」嗜好の萌芽です。

プレミア価格が付いてて買えないね!
代わりに画集を買って眺めています。

小説

幸田文の『黒い裾』。
これは中学のときに国語のテストで課題文として出されて知ったんですよね。
スパッとした文体が気持ちいい。
幸田文を読むと気持ちがしん、と静謐になります。
現在にまで続く「付き合ってない男女バディ/コンビ萌え」もこれで植え付けられました。

評論・ノンフィクション

ここ数年全然読書をしてなくて、かなり古〜いものになってしまうんですが、酒井健先生の『ゴシックとは何か:大聖堂の精神史』。

私はゴシック建築がめちゃくちゃ好きなんですけど、これを読んで「森だからだな(私は長野県出身の森育ち)」とか「不穏な神聖さ(左極の聖性)だからだな」とか、“好き”を学術的な言葉で言語化できたんですよね。
そしてヨーロッパにおける建築様式の変遷=トレンドの流れの概要も掴むことができて、「歴史って流れとして繋がってるんだな!?」ということが実感できた本でもあります。(この感覚は、ファッションに腰を据えて取り組んでいる今、トレンドの「流れ」を掴むのに役立っています👗)

ファッション本

『パリジェンヌ流おしゃれの魔法 ―You're so French!』
何年も何回にも渡る本棚断捨離を生き延びてきた名著です。
久しぶりに読み返して、やっぱ良いな……! となったのでご紹介。

かなり昔の本なので(11年前!)ファッション業界やトレンドの最先端は、書かれている内容と今とで変わっていますが、普遍的で汎用性のある「ルール」「名言」ばかりなので、全然古びていないな! と感じました。

あきやあさみさんの御本も、10数年後、きっと同じように「全然古びていないな!!!」となると思います☺️

ハウツー本(?)

ハウツー本、と分類して良いのかわからないのですが、「人生の知恵」がゴリゴリ書かれた、私にとっての「座右の書」です。
ムーンプランナーブック<ヘカテー>。noteで購入できます。

紙の本は今は買えないようですが、内容(もくじ)がわかりやすいので販売ページを見ていただきたい……。

3人目の月の女神であり、冥府の魔女ヘカテーの名を冠したムーンプランナーブック。
人の心の欲望や怠惰さを入り口に、一歩踏み込むための短いエッセイ風文章をまとめています。

甘えたことを抜かさず、自力で自分の人生/生活を切り開いていくぞ! と自然に喝が入る本です❤️‍🔥

漫画

ふみふみこ先生の『めめんと森』。
これ本当にずーっと好きなんですよね……。
これは恋愛関係になる男女の話なんですが、「喪失」を抱えていて、ずっと時が止まったようになっていた二人が、傷の舐め合いとかではなく、お互い想定しない形で作用しあって、歯車がちょっとずつ動き出すような感覚、じわじわと未来に光が差して広がっていくような雰囲気が好きです。

これから読む本

あまりにも本を読まなすぎてやばいな、という数年来の危機感と、自問自答ファッションを通してアウトプットがスムーズにできるようになったことによりインプット欲も出てきて、久しぶりに紙の本を注文しました。
1冊はこちら、『亡命ロシア料理』。

この本を知るきっかけになったTwitter(X?)の投稿がこちら。
付箋の部分があまりにも好きすぎて、本を買ってもいないうちから、着たもの日記の「感銘を受けた言葉リスト」に書き写しています。

もう1冊が山本耀司さんの『服を作る モードを超えて』。

知ったきっかけはあきやあさみさんのnoteでした。
“モードを(違う意味で)超えた気がする”、大爆笑しました。
(詳細はリンク先を読んでね!)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?