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「ある」に注目


自分に「ない」ことばかりを考えるとどんどん苦しくなる。自分の持っていないものを探すのは、自分と他人の比較につながる。

自分よりも、成功している、収入の多い、人望の厚い、幸せそうな人は世界中にいっぱいいる。「あれもない、これもない」と「ない」に焦点をあてると、人との比較をはじめてしまいつらくなる。

それよりも今、じぶんの手にしているものに注目する。どこかで思い描いた理想の生活とは違うかもしれないが、食べるもの、屋根のある部屋、乾いた布団があれば十分かもしれない。

さらに、仕事/熱中できること/やりたいこと/勉強したいことが「ある」のは素晴らしい。ひとりでも友だちがいれば/自分だけの時間が「ある」ならば運がいい。目に見えないだけで実はわたしは何でも持っていて強運なのかもしれない。

「ある」も「ない」も見えないなら、自分で「ある」と信じればいい。「ほしいものはすでに持っている」と思い込んで、あせらず楽しみながら過ごしたい。

この「あるとない」は随分前に読んだ哲学者の「池田晶子」の言葉だったかも。また読んでみよう。


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