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TIE-タイ-

京都の福知山市に立ち上がったブルワリー
Primary Barrels(プライマリーバレルズ)
にて先日コラボビールの仕込みに行きました

僕たちが京都に向かったら絶対会わなければならい方が居ます
その方は、3rdのビール工場の配管、大西君の工場の配管工事も施工された光陽工業のみっちゃんさんです
みっちゃんさん率いるチームはとても丁寧な配管工事と現場がとても作業しやすいように考慮した提案をしてくれるなどまさにプロ集団です

僕とすぐちゃんはみっちゃんさんに会えるのを凄く楽しみにしておりました

みっちゃんさんは僕たちを快く迎え入れていただき、舞鶴の美味しいお店にお土産までいただきました
逆にいつもお世話になってる方なのにここまでもてなすみっちゃんさんの想いやりと優しさに圧倒され、みっちゃんさんの厚みをとても感じる時間でした
みっちゃんさんみたいな人の受け入れ方はできないけど仲間が自分の街へ遊びにきたり会いに来てくれる人対してちゃんと快く迎え入れる心を持ちたいなと思いました
みっちゃんさんありがとうございました😭

みっちゃんさんのバイブスを受け取った後についに到着しました!プライマリーバレル!

ヘッドブルワーの大西君は、修行先も一緒であり3rdでも短い間でしたがビールを造った仲間です
今回大西君とビールを造ることが決まったのはあるストーリーがあります

3rd研修中平田ローカルの人も大西君の人柄もありすぐ仲良くなったりと彼の造るビールをみんな楽しみにしていました
そして大西君自身も平田のことが大好きでビールを届けたい気持ちがあったのです
2人でTELで話してた時のこと、大西君のビールを出すイベントを平田でしよう!となった時
大西君から「だったら一緒にビール仕込んでそれをリリースしよう!」と話になったんです
僕は鳥肌が立つほど嬉しかったんだ…

大西君と一緒にビールを仕込む、それがまさか大好きなこのローカルにフューチャーしたビールを仕込めること、それが島根の人へ大西君のビールが発信できること、全て込みでめっちゃワクワクした

そこからこの純度120%のローカルビールの準備が始まりました
まずはビールの名前をどうしようかと話し合いました、そういつものローカルミーティングという名の飲みの場で(笑

Coffee余韻

なんか遊びの場でありながら産まれる発想ってまじでいいなと思った
ラフだからこそ、そのモノの在り方について考えられるし熱くなる
まさにここのコミニティーは始まりの場でありエネルギーなのだ

そしてビールの名前が決まった”TIE” -タイ-
余韻さんが提案してくれたのだが、数ある候補を用意してたのにも関わらず1発目で決まったのだ

TIE-タイ-コンセプト

余韻さんは特にビールを飲むシチュエーションを大事にしていてその中にクリエイティブな要素とハッピーな心があるからこそ産まれた名前
僕と大西君も一瞬でこの名前に惹かれ決定したのです、僕自身世に出すビールに名前を付けるのは初めて、間違いないものじゃないと納得できない

そして、名前が決まればイラストデザインだ!
世界でも活躍している平田出身のアーティスト
ハマ・ダイジロウさんです
僕も彼の作品を間近で見て、個性的でありながら幻想的でスピ要素もあり、ハマさんでしか表現できない絵を描いておられます
そしてまさかの余韻さんと同級生😅

そしてハマさんは海外のブルワリーのイラストデザインも描かれたことがあります
そのビールを余韻さんと飲みながら話していた時のこと…
いつか僕たちのビールにもハマさんがイラストデザインしてもらえる日が来たらなぁっと
そうこの想いが今になって実現したんです!

ハマさんが描いた海外のブルワリーデザイン

ハマさんは、おともののpodcastのラジオでも収録で直接お話ししたこともあり、とても面白い方です、やはりアーティストの方は視点が普通と違うし、チョイスする言葉も豊かで最高な人が多いなぁと思った

おともの収録時

絶対ハマさんにTIEのイラストを描いてもらおうと連絡させてもらいました!
ハマさんにイラストデザインをお願いしたところ、本来ならばこのような案件は取らない中、僕たちの想い快く受けてくださり決定しました!

ハマさんとも入念にミーティングして僕らが想い描くイラストデザインをハマさんに伝えました

ハマさんも3rdにも遊びに来ていただいたこともありましたがよりこの文化の雰囲気をより言葉と写真で伝えました
僕も初めてアーティストさんとコミニケーションを取るのが初めてでとても貴重な機会となりました、海外のやり取りも大西君と協力してなんとか無事に取引できたりと初めてだらけの経験でし

そしてハマさんのイラストデザインも完成したのです
見た瞬間から身体が熱くなりました
まだ公表できませんが最高な作品ですので皆さん発表まで楽しみにしていてください😎

さぁ、ビールの名前とイラストデザインが決まれば肝心なビールですね!僕たちブルワーの出番です

ただ、凄く大事なことを気づいたんです

クラフトビールって、ビールの味やスタイルが決まってからビールの名前とイラストデザインが出来ていくのですが今回逆なんですよね

ビールの名前とイラストデザインが決まってから造るんです

これって普通なようでめっちゃ特別って思ったんです
なぜなら、そのビールを楽しみに待つ人たちがより連想されて造れるし、そのイラストにマッチするビールのスタイルが思い浮かぶではありませんか!こんな有難い条件が揃う中で造れることは改めて最高の環境だったんだと思いました!

僕と大西君は沢山話し合い、レシピを何回も見直したり、互いの持ってるモノを出し合い
やっとレシピとビールスタイルが完成したんです
これぞコラボレーション!納得いくまで話し合わないと気が済まない同士だから熱くなれた

小学校の跡地でブルワリーを設立

大西君のビールはとても繊細で味わいも整っていて美味しいビールです
しかも始まり立てでここまでの仕上がりを造るところは、さすがとしか言えません!
初日着いたら大西君がモルトを砕いていました
え?学校の放送室で😂

ブルワリーは校長室をリノベーションして

ブルワリーの個性があって面白いですよね!
ここから更に大西君のビールが産まれるのが楽しみです🍺

入念に設計されたレシピを元に仕込みがスタートしました
大西君は水質もとても勉強しており知識も凄い方です
ビールは水が大きく影響するのでそこを突き詰めるのはとても深い部分です
僕は水質をいじったことが無く、今醸造技術で足りない部分がそこなんです
そんな彼を間近にもっと勉強しないといけない気持ちになれたし、正直焦りました
だから自分に足りないところがより明確に分かったし、俺も向き合わないといけないと思えた!
大西君火をつけてくれてありがとう‼️
彼の話をすると止まらないからここまで!
ビールは無事ちゃんと仕込めましたよ!

流石の大西君ですね
数値も全てドンピシャ
思い描く理想は全て結果なんだって思った

でも僕らのルーツは師匠の永石さんだってことも改めて分かったのも事実
そこからオリジナルがてるからこそその人が造るビールがあると思った


ビールって造って終わりじゃなくて発酵という命が芽生えてから産声を上げて世に送り出す準備があります
この後の工程は大西君の愛と間違いない知識がより良きビールにしてくれます
皆さん楽しみに待っててください

このビールが飲めるのは5/26(日)のイベント
SUNDAY LOCAL BEER PUBです
純度120%のローカルビールをお届けします

僕のビール人生で欠かせないパートナー
すぐちゃん
いつもそばで支えてくれて、そしてすぐちゃんから学び吸収してます
彼についてはまた後日伝えます

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