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左膝前十字靭帯断裂①

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
今回から数回に分けて、僕が経験した怪我について書いていこうと思います。
noteを始めて2回目の投稿でいきなり痛々しいものになってしまいすいません。

前回のnoteでも触れましたが、僕がnoteを始めるきっかけとなったのが、この怪我のことを知ってもらいたいと思ったからです。全治8ヶ月の大怪我で、サッカー選手として致命傷ともいえる膝にメスを入れました。怪我をしてどう感じているのか、自分の気持ちなどを書いていこうと思います。当時を振り返りながら書いているので、文章として変なところや、読みづらい点もあるかと思いますが、最後まで読んでいただけるとありがたいです。

2023年8月27日、第24節FC大阪戦

この試合、僕はスタメンで試合に出場しました。前半が始まって数分、相手と競り合いながらボールを奪い合っていました。僕がボールを奪いキープしていた時、後ろに重心が倒れ、左足で踏ん張った瞬間に膝にビリビリっと電気が走り、激痛が襲ってきました。
経験したことのない痛みと感覚、起き上がることができず一旦ピッチの外に出ました。トレーナーとドクターに確認をしてもらい痛み止めとテーピングを巻き、アドレナリンもあってかまだ走れると思える状態だったのでピッチに戻りました。しかし、それから約5分間プレーを続けましたが、どんどん膝の痛みが増し、走ることもままならない状態になり、交代を要求しました。

結果としてこの試合は0−2で敗戦、前半15分で交代しチームに迷惑をかけてしまったことへの申し訳なさと、自分の膝は大丈夫なのかという不安、いろんな感情を抱えながらその日を終えました。

病院で診断を受け

試合翌日、昨晩よりも痛みが増している膝、松葉杖の状態で病院へ行き検査をしました。膝の怪我といえば、前十字靭帯や半月板、どれも長期離脱しなければいけない怪我であることは知っていたので、
「前十字靭帯だけはやめてくれ」「頼むから軽傷であってくれ」そう思いながら検査をし、結果を待っていました。
診察室に呼ばれ先生の重たい表情、重たい空気を感じ取りました。
「前十字靭帯断裂です」先生にそう言われ、頭が真っ白になるとはこういうことなのかと、本当に何も考えられませんでした。
徐々に頭が整理され、今シーズンが終わったこと、来シーズンの開幕にも間に合わないこと、悔しさと不甲斐なさでその場で泣きました。
プロになって3年目、このシーズンはここまで順調に試合に出場し、感覚的にもいい状態でした。なのになぜこのタイミングなのか、オペをしなければいけないほどの大怪我なのか、本当に辛く苦しかったです。

どんな時も前を向いていこう

怪我をしてからオペをする日まで約2週間の時間がありました。その2週間の間にチームメイト、チームスタッフ、ファン・サポーターの方々がたくさんの心配や励ましの言葉をかけてくれました。「大丈夫か」「ゆっくり治そう」「戻ってくるの待ってるよ」本当にたくさんの言葉をかけてもらい、その言葉のおかげで前を向いて頑張らなきゃいけないと思えるようになりました。
きっとこの怪我は自分がもっと成長するための試練で、神様が与えてくれたものだと思っています。だったらこの試練を乗り越えて、必ず怪我をする前よりも強く逞しくなってピッチに戻ろうと心に決めました。
自分のために、復帰を待ってくれている人たちのために、どんな時も前を向いていこう。



今回はここまでにします。次回、オペのこと、10日間の入院生活で僕が感じていたこと、経験したことを書いていこうと思います。

そして昨日は応援ありがとうございました。和田ちゃん(和田育選手・背番号27)、しげ(宮脇茂夫選手・背番号26)のゴールは素晴らしかったですね。もちろん勝つことが1番ですが、アウェイで勝ち点1を奪えたことは、昇格に向け大きくプラスになると思います。次節はホームでの試合ですので、ぜひスタジアムに足を運んで共に戦ってください。よろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回を楽しみにしていてください。よろしくお願いします。


                   篠﨑 輝和

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