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かっこいい眉毛

「かっこいい眉毛」
と聞いて、どんなかたちを思い浮かべるだろうか。

私の中では眉毛とは、長らく克服できずに生きてきた相手であり、「眉毛がかっこいい人」とは、いわゆるイケてるグループのモテるひと、平成の細眉を地で行く人のことである。(世代を感じるね)

「眉毛かっこよくなったじゃんどうしたの?笑」という小ネタは、一つ違いの妹との皮肉混じりの褒め言葉であり、昔付き合っていたひとに「そんなにおしゃれに気を使ってるのに眉毛は下手くそだよな」と言われたこともなかなか印象に残っている。

と、そんなどうでもいいようなエピソードが山ほどある眉毛。

しかし何を隠そう今日の私は、人生で最も人に自慢したい眉毛となって街中をうろついているのだ。すごいことが起きている。

それも平成の細眉ではなく、令和の毛流れ麗しきナチュラル眉(のはず)なのだ。すごい。

それはおとといのこと、ちょっとした決意というか心機一転な出来事があったので、以前から気になっていた「眉毛パーマ」を予約してみた。

今はその帰り道というわけ。

眉サロンのお姉さんに眉毛ケアのあれこれを教えてもらい、「髪の毛みたいにきちんと手入れするものなのか…」と新たな価値観を得ながらも、どの道も突き詰めればそれはたしかにきちんと手入れをするというのは基本のキだよなと腹落ちするなどしている。

眉毛なんてみんな自分で整えてるから、と思っていたけれど、なるほどやっぱりプロってすごい。

プロフェッショナリズムに触れるためにお金を払うんだったら無駄じゃないねと考えながら、自分の仕事と重ね合わせてみたりした。

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