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トルコ語のこと #1:トルコ語はじめました

 2023年の4月から東京外国語大学が行っている一般向けの講座、オープンアカデミーでトルコ語を勉強しはじめた。毎週木曜日、19時半から90分。木曜日だけは外にお酒を飲みに行かないようにしている。お酒は好きだが、語学はもっと好き。
 2024年度はトルコ語初中級を引き続き受講する予定だ。今後ちょくちょく勉強の記録を残していければと思う。 
 ちなみに2024年度のオープンアカデミーでは59言語の講座が開設されているようだ。すごい。語学好きはぜひチェックしてほしい。

 https://tufsoa.jp/

 トルコ語を勉強しはじめた理由は単純だ。日本語やわたしの専門である朝鮮語に言語的なタイプが似ているからである。いつか似た言語同士の研究を通して、日本語、朝鮮語とはどういう言語なのか?ということをより明らかにしたいと思っている。
 日本語や朝鮮語に似ているタイプの言語としては、トルコ語はじめとしたテュルク諸語、モンゴル語はじめとしたモンゴル諸語、満州語はじめとしたツングース諸語などがある。他にもケチュア語なんかはけっこう似ているらしく(この言語もオープンアカデミーで開講されている)、いつか学ぼうと思っている。実際に学んでみてどれくらいトルコ語が似ていると思ったかについては、またあとで書ければと思う。
 トルコ語が属するテュルク諸語を学ぶのは今回が初めてのことではない。最初はカザフ語を大学で1年、その後独学で半年ほど勉強していたが、独学に耐えきれず断念してしまった。次に、タタール語を母語話者に習える貴重な機会を得て2年ほど勉強していた。けっこう真面目に勉強していて、将来研究もできればと思っていたのだが、すでに国内で研究している同世代の方がいると知り、なんとなく勉強の手を止めてしまった。いつか勉強は再開したいと思っている。あるいは在学中のときトルコ語専攻の学生に混じってテュルク諸語の概論の授業にもぐっていたりもした。本当によい学生時代を過ごしたと思う。他にも語学として勉強したわけではないが、サハ語の文法書を通読したりもした。
 というわけでいろいろ中途半端なのだが、やはり教材が充実している言語の方が学びやすくはあるので、テュルク諸語をもう少し深く知るためにも本腰入れてトルコ語を学ぼうと思ったわけである。次回へ続く。

 


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