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日本ダービー総力特集

デアリングタクトが無敗の二冠を達成し、これはいよいよ『無敗の三冠馬アベックで誕生』もリアルな話になってきました。今年は必ず三冠馬が誕生するという事に関しては、ずいぶんと以前からお伝えしてきたと思います。

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JRA無料カレンダーも、今年三冠馬が誕生すると13頭目になるわけですから、1年は12ヶ月ですから13頭目が誕生する前にテーマにしなければならなかったのです。何度も申しておりますが、この無料カレンダーは1年間のJRAの方針を競馬ファンに暗にサゼッションしていると考えてください。

さて、日本ダービーです。今年はコントレイルの無敗の三冠馬を想定して予想しますから、大本命馬の相手探しに徹することになります。

まず、サリオスの取捨に関してですが、バッサリ斬るが最終結論です。この件に関して解説いたします。

皐月賞のレースを観て、シンボリルドルフの皐月賞を回想しました。最後の直線はビゼンニシキとのマッチレース(冒頭の写真)。日本ダービーは、両馬のイニシャルから『SB対決』とワイドショーでも取り上げられるくらいの盛り上がりでした。両雄相並び立たず、ビゼンニシキは馬群に消えてしまいました。

サイン馬券からは離れますが『コンプレックス理論』で解説すると、皐月賞最後の直線の攻防でビゼンニシキシンボリルドルフに精神的なダメージを加えられたと考える理論です。競り合って負けた場合、負けた馬は勝った馬に負のコンプレックスを抱いて、その後の競走でもチャレンジャー意欲を失うという考え方です。

今年の皐月賞、直線の並びは左右逆ですが、サリオスは完膚無きまで精神的にコントレイルへのコンプレックスをくらったと考えるべきかと考えます。

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『無敗の二冠馬が誕生した年は本命党も穴党も平等だという説』

これは筆者が考えた理論です。理論というよりジンクスですかね。(笑)

以下が過去、無敗の二冠馬が誕生した年の皐月賞・ダービー2着馬の単勝人気です。

1984年シンボリルドルフ ビゼンニシキ2人 スズマッハ20人

1991年トウカイテイオー シャコーグレイド16人 レオダーバン2人

1992年ミホノブルボン ナリタタイセイ4人 ライスシャワー16人

2005年ディープインパクト シックスセンス12人 インティライミ2人

2020年コントレイル サリオス3人 ダービー?人

コントレイルがここを無敗で通過するならば、今年の日本ダービーは人気薄の馬が相手になる、という事です。サリオスもそうですが、人気になりそうな馬達は信用してはなりません。

こんな事象が起きるのは、傑出した馬と真っ向勝負しても無理筋だから生まれた年が悪かったと諦めて、早々と2着狙いに頭を切り替えている厩舎が漁夫の利を得ていると考えるべきかと思います。

以上を踏まえ、本日月曜日~水曜日の間に相手候補を7頭解説いたします。木曜日は枠順確定後の所見。土曜日深夜に最終見解の構成となります。いつもよりも150%気合を入れてゆきますのでよろしくお願いいたします。

注:相手候補を6頭に絞って解説します。その替わり、JRAのある小さいけれどとても重要な変更事項をふまえた見解を出します。(27日・水曜日追記)

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