見出し画像

オークス見解

昨年は桜花賞馬不在のオークスでした。結果はリステッド競走を勝ってきた2頭の決着で馬連2万円台の大波乱決着。筆者はカレンブーケドールを激押ししたのは、ブログを買っていただいた読者なら記憶してくださっているのでは。スイートピーSからの参戦での好走は前例もなく、12番人気の単勝90倍の穴馬でした。

今年2戦2勝のデゼルスイートピーSを優勝し、レーン騎手を鞍上に参戦します。無敗の2冠馬目前のデアリングタクトに次ぐ2番人気になる勢いです。

筆者は正直この人気過剰なデゼルには懐疑的です。昨年と流れが全く逆すぎる。人気薄で買い、人気になるなら切りがセオリーです。

もうひとつ、デゼルを推せない理由。彼女の戦歴は1800mの非根幹距離を2戦2勝だという事です。根幹距離での戦歴を持たない馬が連対できるほどクラシックは甘いものではありません。1600mか2000mでの実績は絶対に必要です。

対して、デアリングタクトですが、ここは無敗で通過すると考えます。時代はヒーローやヒロインを求めています。2011年東日本大震災の年はオルフェーヴルが3冠を達成しました。困難に打ち勝つ時、英雄の出現が待ち望まれるのです。JRAの役割は時代の要求を現実化する事。国民に寄り添って繁栄しなければならない使命を担った部門なのです。

デアリングタクトを推すもうひとつの理由ですが、松山弘平騎手にあります。松山騎手は平成生まれで初めてクラシック競走を優勝(皐月賞・アルアイン)したJRA生え抜きの日本人騎手です。これまでの12頭の三冠馬が誕生していますが、平成生まれの三冠馬ジョッキーは当然まだ誕生していません。令和2年、この苦境の年は、平成生まれの騎手による牝馬で初の無敗の三冠達成という快挙で末永く競馬ファンに記憶される事になるのではと考えています。

なので、来週と連続して『無敗の』二冠馬が誕生すると筆者は確信しています。穴党の為のブログです、2週連続で紐荒れ候補の穴馬を炙り出してゆきますのでよろしくお願いいたします。

ここから先は

3,089字 / 7画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?