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北欧の暗くて寒い日々に、明るい気持ちになったこと

先日に素敵な方との出会いがありました。
私の子育てに関するブログを読んで連絡をくれた日本の医学部5年生の方です。
この方は スウェーデンでの子どものカラダ、人間の生命や 性に対する教育や サポートがどのようにされているのか興味をもち、現地に調査に来ました。

1、2週間ほど スウェーデンに滞在し 保育園、小学校、 ユースクリニックを訪問し たそうです。

スウェーデンにあるユースクリニックというのは若者が気軽に、予約なしでも相談や検査ができるクリニックで、親や学校の保健室でも相談しにくい性に関する相談に訪れる若者が多いところです。

医学部生でありながら、医療やカラダに関わる機関での調査だけでなく、教育機関にも訪問されて、よく勉強されてから来たことがわかりました。

この学生は、子どもたちカラダについてきちんと知識を持つことが、
健康に生きていくこと、望む時に子供を作ることなども含め 人生を考えていくことが、とても大事だと考えていることを教えてくれました。


私自身、保健師や助産師の友人達と、自分達の子どもの教育も含め、自分を大事にすること、自分のカラダと対話しながら成長してほしいとよく話しているので、20代の学生が同じようなテーマに関心を持ち、行動されていることがとても嬉しかったです。

日本では性教育についての議論が活発にないなかで、正しい情報を適切な時期に家庭で教えるというのは、なかなか難しいことだと思います。

しかし、多くの人はカラダについての知識があったらもっと良かったのに、と思っていると思います。
また、性といってもカラダの性に関わる器官だけでなく、ホルモンや脳の発達を理解することで、10代の男性の行動をわかってあげられることもあるのかもしれません。

また、性も含めたカラダについての子ども達の学びは、子どもが権利を守れるように、他者とコミュニケーションをとれるようになるということであると、スウェーデンでは強調しています。

スウェーデンの保育園に掲げられている

「みんな違って、みんな価値がある」

大人にとっても響く言葉です。

写真は、午後15時のクリスマスマーケット

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