埋もれる人、埋もれず選ばる人の違いとは?
中野丈矢です。
かつてはSNS起業家と属される人たちが、オンライン上で活躍してました。
ほとんどが活動していません。
なぜか?
「SNS起業」というフレームワークを伝えていて、埋もれてしまったから。
ノウハウでは、選ばれない
僕が起業した2015年あたりには、SNS起業家と属される人たちがたくさん活躍してました。
SNSに特化させた起業家なわけですが、なぜ消え去ったのか?
もちろん、今でも活動なさってる方もおられますが、どうして活動してる人と、廃業した人とで分かれてしまったのか?
答えはシンプルで、資金ショート。
つまり、集客できなくなったのです。
以前の記事で、僕は「ノウハウでは差別化できない」という記事を発信してますが、廃業に追い込まれた人たちは差別化の波にのみ込まれ、イタチごっこを強いられたのも一つの原因です。
差別化させるポイントとして、キラキラした演出しかなかったため「高級ホテルのラウンジでセッション」だとか、「海外のリゾート地に毎月、旅行に行く」だとか、「有名人とタグ付けして認知を拡大させる」といった選択肢しかなかったのだと思います。
マーケティングを本格的に実践してる人は、「おままごと起業」と揶揄してましたが、それについては僕も頷けますね。
埋もれるのは「フレームワーク」を教えているから
「起業は難しい」と言われますが、僕自身も起業に踏み切る前は、父親に反対されました。理由は、「リスクが大きすぎるから」です。
父の友人でも、起業に踏み切って失敗した人がいたからです。確かに、起業して廃業率も割と高いデータがあるため、「起業は難しい」のもうなずけます。
・発信しても選ばれなくなった
・以前、売れていた商品が伸び悩んでいる
そんな声も届きます。
なぜ、選ばれなくなったのか?
その理由の一つには、「フレームワーク」を教えているから。中身のある、コンテンツがぎゅっと詰まったフレームワーク(枠)ならば、弁当箱で例えると、美味しい弁当が食べられます。
弁当箱のフタを開けると中身のない弁当って、ありえませんよね。
ですが、選ばれなくなった人は、弁当箱(フレームワーク)はあっても、フレームワークを教えているため埋もれてしまうのです。
だからこそ、この記事でもお伝えしてるように、
・オンライン上だけで完結しない
・とにかく足を使って、経験したことを発信する
というオフラインでの活動が、特に起業初期は、埋もれずに、選ばれ続けるための生命線だったのです。
個性でしか売れない
ノウハウでは差別化できないように、フレームワークを伝えるだけが無形商品ではないように、自分で体験してきたことや経験したことをSNSやブログで発信することで、僕は問い合わせが増えていきました。
繰り返しになりますが、起業は逃げ道ではありませんが、だからと言って「好きなことでは稼げない」「やりたいことでは起業できない」と言いたいのではありません。
好きなことややりたいことは、大きなエネルギーを生んでくれるのですからね。起業には「大きなエネルギー」が必要ですが、やるべきことをやり抜けば、きっと成果は出るはずです。
だから、起業は簡単とも言えませんし、難しいとは言い切れないのです。
人によってニュアンスが違うため、「起業は簡単!努力しなくても大丈夫!」と考える先に待つのは「自滅」です。
また、「起業はリスクが高すぎる」という考えも、やるべきことを見失っている可能性があります。
では、やるべきこととは?
「個性で売れる」には、
自己理解 → 言語化 → 個性で売れる
というステップで進んでいくことで、集客の再現性を確立することができます。
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