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どうしたら私は勝てたのか

9/23(土)は特別な日だった。
最高位戦D2リーグの配信対局があり、しかも私の卓を選んでもらえたのだ。

最高位戦は全部で10リーグ500人ぐらいがシノギをけずっている。
そんな中、下位リーグに日の目を見させようという理事会は神かもしれないし
たくさんの同期の中から私がいる卓を選んでもらえたのは本当にありがたい。
活躍したいし、何よりリーグ戦なので
ちゃんと勝って昇級したい。
緊張とかより何より、私は本当に楽しみで前日も眠れないくらいだった。

対局は最高位戦YouTubeサブスクライブに入ってもらえれば
ここから見られます。

結果は惨敗だった。

38位から54位。圧倒的降級圏。

しかも、自分的には割と納得する内容で打てていた。
アレやっちゃったから負けちゃったな、という反省点は見当たらなかった。
ただただ、淡々と、ズブズブと、無様に負けた。

というと、ことは深刻だ。
私は数年に1度のチャンスを不意にした上に
何の成果も得点も反省も得られなかったことになる。
何か、何か得られるものはないのか。
検討に足る何かはないのか。

配信を見返して、スクショを撮りまくったので、
どうか一緒に検討してください。

配信見返して、この悲惨でどうしようもない麻雀を
面白くしてくださったスイッチャーさん、カメラさん、
実況解説のみなさんに
改めて感謝を申し上げます。

改めて自分の顔を客観的に見て、整形したいなーと死にたくなりました。
せめて痩せますか。
指とか腕のぷにぷに感がやばすぎ。食えそう。

なんて美味そうなボンレスハム

これを唯一の反省点にしてる場合ではない。
あと2節で下から三番目なのもそうだし
同期はみんな着々と昇級してる中私だけ永久にDから抜けられないのだ。
本当に愚かで弱い。
でもそれでも麻雀が好きなのだ。
勘弁してやってほしい。


議題① 1回戦 東二局0本場 親リーチ

ギリギリまで引っ張ったドラが一発で重なる

負けてる親の先制ならピンフのみでもリーチする価値はあると思うんだけどなー。
安すぎる!ってガンコオヤジ打ちをすべきだっただろうか。
今流行りの雀鬼流でも、テンパイしたらドラは打っていいんでしょ?

結果は舐められて追っかけに一発放銃。

追っかけリーチは5-8s。頭として重ねたはずでは。
顔文字だと(>_<)

議題② 1回戦 東4局0本場 フリテンリーチ

フリテンだけどドラドラ。
フリテンになったのも、この形からリャンカン入って1p切っちゃったからだけど、残せる要素あったのか?

むしろ2p一枚飛んでるんだよなー

結果は永遠にツモれず追っかけリーチに一発放銃。

即掴みすぎておもろくなってきた女

まあこの辺はさすがに致命傷だけど反省しようがない。
でもしっかり致命傷なので一応議題にしました。

議題③ 1回戦 南一局 派手な川のリーチに降りた局

対面のお客様の5巡目リーチに6sの壁で5sを切ったところ
なんだその顔は

結果は高め1sで平和純チャン三色の倍満。

しっかり高目掴んでて草の顔

これは選べて結果論本当に良かったと思うのですが
草の顔抜いてもらってたのであげておきます。
しかもラス牌だってさ。
どんだけだよ。

議題④ 2回戦 東3局0本場親番 終盤の放銃

打点こそ2600だったけどプッシュならリーチなのか。
リーチ棒節約できてよかったなのか。
プッシュしてた親が4s切ったら筋現物でも出にくいか。
でも困ってたら候補に入ってとらえられるのではないか。
ドラが役牌で枯れてたので押しやすかったのもある。

議題⑤ 2回戦 東4局0本場 4巡目テンパイ

ドラが5sのところに1s入ってテンパイ。
ドラ引いたら高めイッツーだし5pひいたら平和一盃口だし
いま4-7で急いでリーチする理由はないように思えて5m縦置き。

結果一発ツモ。
受け入れられなくて300-500をすぐ言えない女。

見てないけど裏ドラ表示牌たぶん5sだとおもうんだあたし。

でもこれ4巡目に縦置きしたなら5巡目のツモもツモ切りかなぁ?
やりすぎかなぁ?
点数ないし局だけ減らして、アガる意味がアガれるから以外に無さすぎて
これはアガらない方が良かったかも。
流れを変えられる可能性はここしかなかった。

今のどーだったかなー、の顔。
とにかくめっちゃ顔抜かれてました。

議題⑥ 3回戦 南3局0本場 中スルー

スーパーてんこしゃんこタイム突入中の役牌って
鳴きづらいよね

七対子を捉え逃し続けてこの巡目なら鳴いても良かったかも。
東があるし、間に合わないし。
鳴いたところで落とすターツが選べなすぎてスルーしちゃった。
そもそもここで三色残して4s切ったのがウマぶりすぎかなー

ここから567三色見ちゃうのは病気かもしれない
じゃなくても平和にしたかった

ドラ絡まないと七対子遅くて安いし
役牌あって両面豊富な時はできるだけ七対子やりたくないなぁと思っての選択なんだけど
解説も微妙そうだったし素直に6sでよかったかも。

議題⑦ 3回戦 南4局1本場供託1 第1打

配牌良すぎて理牌間に合ってないすいません

供託1本あってこの点数状況の親番。
なんとしても先制でリーチしてツモりたい。
唯一の断幺九じゃない1m切って柔らかく、ももちろん考えた。
でもどっちみちそれ2m入っても頭なくなるし、
なら2m引いた時即リーできる方がよくない?と思った。
5mひいたら1m3mはもちろん外すし
5s8sを先に引いても1m外しそう。
マンズだけ何を引いても嬉しい状態をキープして
ゆえに3p引いた時に3面チャンできてターツ選択ができるが
1pひいたらうんち過ぎる2p切り。

結果はリーのみ流局という本日を表す結末でしたが
解説陣は早めにほぐしたいって言ってて
どうしたらよかったんやろーの気持ち。

456三色は遠すぎて
どのみちやらなそうだしなァ、でツモ切り
678はちょっと近いけどカン2mとカン7pの選択なら
4m2枚持ってる分2mの方がいいかなぁ、でツモ切り
打点ないけど両面でリーチ
こういう時本当にヤマにいない気がする
なんでなん

解説陣より早くテンパイしたけど
それ故に流局してしまってラスった可能性高い。
何が幸いするか分からないけど、この時点ではそんなのわかんないから
最速リーチを目指して連チャン目標にするのは良かったと思う。

ドラが役牌だからっていうのもある。
ドラが数牌だったらそれが絶対使えるように寄せて進行したと思う。

次局、何でもなくぞ!の構えで進行してターツすら出来ず
なんとか追いついてリーチするも
超ド派手な差し込みをくらいラス落ちした女

議題⑧ 4回戦 東2局0本場 三色になるドラ

東1局は親番で清一色テンパるも
同じ索子で染めてた下家に明確なラスハイをツモられ
満貫親かぶり。その次の局。

2メンツあるけど愚形だらけ

どうせこれ門前でテンパイしても愚形がほぼ確定してるし
ドラだし鳴くかちょっと考えたけど
打点が欲しすぎてスルーしちゃった。
トータルもかなり意識してたけど、早すぎでしょうか。

結果は自力でドラ引くも遅すぎて間に合わず
先に逃がした6sを脇に打たれてリーチ空振り。

3sの布石を打ちながら三色マックスの構え。
結構上手く打てたと思ったんだけどな。

議題⑨ 4回戦 東4局1本場供託1 役牌ポンテンワンスルー

この形から4sを外した直後の中をスルー。
解説的には4567sを残さないならポンテンなのではとのことで
それはそうかもしれないけど
とにかくもう親番があと1回しかなくて
トータルも相当マイナスしてしまっていたので
ワンスルーした役牌以外を重ねてリーチして
アガるかツモるかしたい、というメンタルになってた。

結果は追っかけリーチに5-8pをパッツモされて撃沈。
ツイてない上にスピードも落としたらますます負けがこむ、ということか。
ここは無感情にポンテンが良かったかなー…
少しでも多くの加点を、ではなく、損切り、という発想で動くべきだった。

議題⑩ 4回戦 南1局0本場 3副露必死テンパイ

絶対加点したい親番の配牌。

ツイてない親は必死でテンパイ入れても無駄なのか
しかも第1打の西を西家に鳴かれる。
5sポンから発進して何とかこのかたち。

涙なしには見られない必死テンパイ。

結果は下家の四暗刻に暗刻で持たれていたそうです。

でもさー、グッとこらえて門前でいっても
やっぱり今見ても2000億パー間に合わないよ。
これはこう鳴くしかない気がするなぁ。
ここも損切りの発想で、もう放銃しないを最優先に打つべきだったのだろうか。

議題⑪ 4回戦 南3局0本場 リーチ宣言牌

ドラ引いてテンパイ。罠でした。

リーチ一発目に5pをまっすぐ押してたどり着いた手牌。
南は現物、3pは無筋。
でも3p以外にも通ってない筋はまだたくさんある。5筋しか通ってない。
南は役牌。
ラス目。
そんなのは全部言い訳で
絶対通る南とあたるかもしれない3pなら南切った方が良かったね。
貧すれば鈍する。
私が点数欲しいことと、牌の並びが噛み合うことはなんにも関係ない。
南切ってリーチしてれば結果は多分全然違ってた。

放銃するかもしれないことと、その先のアガった時の打点との優先順位を履き違えてる。
南も現物じゃないなら仕方ない。
現物だったなら南を切れるようになりたい。

議題⑫ 4回戦 南4局0本場 損切りのチーテンとらず

この6pはヤマにないよなー

大きな放銃になった次の局。
門前で何をどう頑張ろうと基本着順アップはのぞめない。
親は悠々と安そうな仕掛けをしている。
ゆえに、せめて素点をとスルーしてしまった6p。
これは巡目的にもチーすべきだったなー。

結果は最悪のひとりノーテン。

議題⑬ 4回戦 南4局1本場供託2 リスクとリターンと

グチャグチャの配牌だったけど
3着目からリーチ棒が出れば倍満ツモで3着。
純チャン三色ドラ1はきっちり倍満。

しかしあえなく4枚目の7pが出てチーせざるをえなくなり、チーして損切りへ。
ならもう普通に降りてもよかったのだが
降りても降りなくてもどうでもいいくらい負けていたので
せめて上がりにいくことにしてしまった。

リーチにドラ筋の6mをたたっきったところ。

これは4枚目の7pが打たれたら鳴かずに白旗だっただろうか。
親がまた軽く連荘するか、3着目から出上がって凹ませてくれることに期待して。
その方がクレバーだったかもしれない。

テンパった。

前巡親が長考して現物の一を打ち、テンパイを崩した可能性が高いと判断。
もうこの局が最後になりそうだ。
打っても失うのは素点だけ。
がしかし、四はこの超ド終盤では結構本命で
1/3くらい当たりそう。
一は現物。

ここでさっきの南の反省を活かして打一。

あがれた。

もっと早くから損切りの意識を強めて細かい上がりを拾っておけば
意外と現実的な条件が残ったかもしれない。
そうすれば、こんなに供託もあれば着アップも見込めたかもしれない。

悲しい悲しい、精一杯の2000点だった。
どうせなら一貫して4mを切って満貫にしておけばとも思ったが、対面の手的には4mを切っていたら7mは出てこなかったらしい。

やはり打点より放銃回避。
放銃を回避することが未来に巡目を繋げるし
敵に安牌を増やさないことかアガりに繋がるのだ。
このあたり、えいやと、自分に都合のいい結果をイメージして押しすぎている。
こんなにツイてない日にそれをやったって、成立するわけがないのだ。
ツイてても危ういのに。

打ち終わって

最後のインタビューで、
「生沼さんの方が雀力低いとは思わないけど、(僕の方が)いい結果が出て良かったです」
と言われた。
その場から走り去りたかった。
あのインタビュー、終わったら離席OKにしてほしいね。

悔しい。悔しいね。
返す言葉もないよね。

なんとか次節回復して
せめて残留したい。

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