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XRとかメタバースとかって結局オタクのおもちゃだよね

はじめに

XRっていうとARとかVRとかMRとかを総括した言葉って事で使われてるわけだけど、現状VR系のコンテンツが多いのでこの記事でもちょっと偏るかも

ていうかまあAR,VR,MRを横並びで表現するってのこれまた微妙なんだけど、そう考えるとAppleの使っているSpacialってのは的を射ているのかなと思ったり

HMDとかいうクソデバイス滅びろまじで

このXRを体験するためにいの一番に出てくるのがHMD(ヘッドマウントディスプレイ)なわけ

Quest3とかVive Proとか各社だしてるけど、誰が好き好んであんなクソかさばる無駄に高い機械を頭に付けるんだよ

しかも微妙に重いから使ってて疲れるし、そのうち頚椎疲労骨折して集団訴訟とか起こるんじゃないのまじで

しかもあれ眼の前で2Dのディスプレイが光ってるだけだからね
あれでリアリティとか抜かすんだからちゃんちゃらおかしい

なーにが3次元の世界へようこそだよユーザーは2次元の住人かっての
しかもディスプレイは3次元じゃないからむしろ3次元から2次元に退行しとるやんけ!!!!!

何が悲しくて素晴らしい現実世界の視界を遮って、視野角を狭めて、解像度を下げて、なんなら次元ごと下げて頭にあんなクソ重い機械をつけなきゃならんのだ爆発しろ!!!(実際されちゃ困るんだけどね)

HMDなくてもXRみたいな体験はできるでしょ

ARだってスマホ使えばいいじゃない
VRだっておっきいモニター使えばいいじゃない
MRは知らん。MSの手先め滅びろ

ARの場合

ARは比較的スマホでもアプリとかあるよね
ポケGOとかなんか道端にポケモン出して捕まえたりできた気がする

でもさ、ポケGOユーザーであの機能を使ってる人がどれくらいいる?
無駄にバッテリー消費するしさ、AR機能で捕まえたところでなんのアドバンテージも得られないでしょ。まあポケモンと記念撮影くらいはできるか。画像編集でええやんけ!!!!

つまるところARといういわばカメラを通して現実世界を見るっていう行為に対してのメリットが無いんじゃないかな
例えば宝探しアプリで宝は現金1万円相当の仮想通貨として、AR機能を使わないと見つけられないってなったら多くの人は使いたくなるよね

じゃあ世の中のARアプリってどんなのがあるのって言われると、せいぜい何かしらの3Dコンテンツを出すだけのが大半で、あとは経路を誘導してくれたりとかかなあ

よくある災害系とかあれだしてどないすんねんって感じだけど、あれでどう行動してほしいんだろうね
うわ、うちの家浸水したらこうなるんだ→で?っていう

ARアプリを体験した時の感想の多くが↑これ

たぶんコンテンツとかUXとかそういうレベルじゃないもう少し上流の問題だと思う
なんかこう戦略的な仕組みから考えないとARってちゃんと機能しないと思うの

VRの場合

VRはね、なんかこうクソほど興味がない分野トップ3に入るのであれなんだけど
まあ体験するのにHMDは最悪だよねって話

なんか没入感が〜とか言われるけど、うちの52インチ4K有機ELのテレビでFPSゲームやったほうがグラフィックきれいだし没入感あるんだけど????

体験してみないと〜とか言うけど、そもそも体験しないとわからない時点でダメだし、そもそも視界を遮って体を動かすの危なくないの?エスパー?クレアボヤンス???

体験して出てきたコンテンツはゲームキューブレベルのグラフィックときた時にはHMDを窓から投げ捨てたくなるよ

まあVRCとかの人たちを見ていると昔のアングラな感じがするインターネッツを彷彿とさせるからそれはそれで味があるんだけど、けどさ、そこまでなのよ

VRCをメタバースだとか言う話もあるけど、MMORPGって知ってる???ってなるよね

例えばこの動画とか(動画自体の批判じゃないよ)

オンラインゲームでは100万年前から同じようなことできましたよね

VRの分野ってエンタメの方向で進むのは微妙だと思っていて、たぶんシミュレーション系とか医療系とかそっち方面には向いてるんだろうね。

だって視界を遮って動くの危ないもん

とはいえSAOとかに出てくるナーヴギアみたいなのは大歓迎
あれは寝てるだけで使えるからVRの問題を一気に解決
現代の技術でも頑張ればできなくはないんじゃないかな

ナーヴギアって脳からの電気信号を一部カットしてそれをデジタル信号としてVRゲームに反映してるんでしょ
だったら夢と同じだよね

夢の中で走っても現実では動かないように、脳の認識している世界と現実世界のリンクが切れている瞬間が現実にも起こっている以上、それって計算可能だと思うよ

まあハードウェア的にその電気信号をどうやって取るねん問題はあるけど。
電極でもぶっ刺す?

メタバース?何それ美味しいの?

XRとかはオタクチックな人たちのおもちゃとして、企業としてはメタバースという単語をよく使ってる(使ってた?)よね。

まあメタバースで何をするのかって言うとよくわからないけど、仮想空間上で会議をしようとか、シミュレーション(デジタルツイン?)とかが多い気がする。

でもさ、仮想空間上で会議するメリットって何?
回線圧迫するだけじゃない?

シミュレーションはいいよ。だけど3D空間上に配置されたオブジェクトに何かしらのインターフェースが表示されます程度の多くない?

メタバースって最初に誰が言い出したんだっけ?
誰でもいいけどザッカーバーグが担いでいる以上好きにはなれないね
あんな他人のプライバシーを覗き見ることが趣味の変態と同じ価値観は共有できない

デジタルツインのほうがまだいいよ

メタバースよりデジタルツインのほうがまだわかるし、将来性がある

というかデジタルツインって可能性しか無いのにあまりお金がつかないのなんでだろ(いやまあ付いてるところは付いてるけど)

たぶん3Dの運用コストが高いってのが一つのネックなんじゃないかな
システム的には2Dのほうがコストが安いし、3Dにするメリットが説明つきにくいんだろうね

こればっかりはやってみないとわからないと思うんだ
これまで2D的な表現の業務システムを使っていた人が、いざ思考だけで3D的な表現の業務システムを考えたところでメリット思いつかないよ

まああとは3D表現を実現するためのハードウェア的なコストもあるだろうね
2Dでもまわるのに3Dにする必要がないとか

お財布握ってる人に説明するにはちょいときついよね。わかるわかる。

だからこそさ、シミュレーション系は結構お金付きやすいよね
だって耐震設計で実際に東京の一等地に家を立てて首都直下型地震の想定とか無理じゃん
仮に試験環境に家建てて縦揺れ震度7でぶっ壊しても実物と同じものを毎回作れないよね
とまあ、現実でやるとコスパ悪かったり命に関わるとかそこら辺が押しどころなのかな

車輪の再発明連発しすぎ問題

XR系の記事とかで最近見るのは、スマホのカメラで3Dモデルを作ってそれでなにかしようっての

それはとっても先進的だし挑戦的で野心的な分野なんだけど、得てしてその分野の元来の技術者がほぼほぼいないってのが引っかかるよね

いやまあこの分野って画像処理とか信号処理とか点群処理とかその分野の研究者チックなひとがいてもいいと思うんだけど、マジで見たこと無いの。

だいたいホゲホゲクリエイターとか、ホゲホゲプランナーとかの人たち
別にその方たちがどうとかという話ではなく、専門家不在なせいで車輪の再発明が連発しているのがなんでだろっていう話なわけ

いやだって避難所の可視化とか、災害訓練VRとか、屋内のルート案内とか、かざすとキャラクターとかエフェクトとか飛び出るカメラとか、何年も前に検討されて面白いけどサービス化は難しいねってなったのが毎回出てくるわけよ

災害系って常時使うわけじゃないから結局入れないし、入れたとしても非常時には存在すら忘れてるよね

屋内ルートなんてARで出さなくてもそこら辺に案内板あるでしょと。必要なら張り紙でもすればいい

カメラ越しにキャラクターとかエフェクトでるやつなんてわざわざ誰もやらないよ

とまあその分野ではとっくに検討されてるんだけど専門家不在のため既視感強めのネタがいっぱい出てくるって感じ

さいごに

批判的に書いてるけど、結局のところこれくらいの課題はクリアしないと一般ピーポーにXRだのメタバースだの普及させるのって難しいんだよ

ローポリの3D表現が出てくるクソつまんねー体験よりもTikTok見てる方が面白いもん

なんかXRとかメタバースとか上位レイヤーは一旦置いといて、もっと本来の「空間」ってのに目を向けてあげてもいいんじゃないかな

空間を扱えるのは3次元を認識している我々人類の特権なんだから、もうちょっと意識してあげてもバチは当たるまい

何よりそれを技術的に扱えるようになってきているんだからギア5のルフィみたいになってないとおかしいわけよ

平面とかいうクソ窮屈な世界に押し込められていたのを空間っていう我々が本来いるべき場所で色々出来るって視点で考えれば少しはマシになる気がするんだよね

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