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連星万歳!

もともと読書家ではないし、ましてや同じ本を何度も読むなんてことも少ない方だとは思うのですが、そんな私にもいくつかお気に入りの本がありまして、その内の一冊がこちら。

私にはちょっと難しいところも多いのですが、とても面白いのです。

「連星って何?」という方のために、説明しますと

連星とは2つの恒星が両者の重心(共通重心)の周りを軌道運動している天体である。

Wikipedia

簡単に言うと、2つの星(恒星)がお互いの引力の影響でぐるぐる回っている天体です。

正確には、2つ以上の星が共通重心の周りをぐるぐる回っている天体で、最多で7重連星まであるのだとか。

多重になるほどぐるぐるパターンが増えて、それもなかなか興味深い。

☆☆☆☆☆☆☆

で、何が面白いかというと、本の帯にも書いてあるように、連星なくして宇宙はわからないところが非常に面白いのです。

この裏表紙を見るだけでも、興味が湧きませんか?

私達が宇宙を見て、感じて、楽しめるのは、連星あってこそなのです。

本文の最後は、こう締め括られています。

 では、最後にあらためて問いましょう。
「もしも、宇宙に連星がなかったら?」
 それに対して、私はこう断言します。
「宇宙は、かなりつまらない」
 連星万歳!

天体好きな方には、オススメの一冊です。





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