音楽プロデューサーもセルフプロデュース能力が必要になった


今までの日本の音楽業界では音楽プロデューサーが経済的リスクを負うことはありませんでした。
ほとんどの場合、レコード会社や事務所からの発注でプロデュースを請け負い、ギャラもしくはギャラ+印税の契約でのプロデュース業だからです。
現在ではレコード会社が経済的に厳しくなったので、ギャラの設定は低くなるし印税なんてほとんど期待できないので、音楽プロデューサーという仕事も続けていくことが難しくなりました。

音楽の部分だけ切り取って作る&売るというのは過去のビジネスモデルであって、これはCDが売れたから成立していたのです。
今後はアーティスト周りのことを全て把握しながらトータルでプロデュースするというのが主流になるでしょう。
つまり音源制作だけ関わるというよりは、グッズ制作やコンサートの演出や構成などマネジメントも含めて全体をプロデュースするということです。

ですからギャラもらって音を作っているだけではもうプロデューサーとは呼べないんです。
だってもう録音物は売れないんですから。
じゃあ何を売ってどう売り上げを伸ばしていくかを見据えた上で、収入と支出のバランスも考えながらアーティストの能力を最大限引き出していく。
こういうバランス感覚が必要になります。

これからプロデュース業をやっていこうとするなら経営者的感覚は必須ですから、どこにチャンスが転がっているか常にアンテナを張っている必要があります。
全体が見えているというか把握できているという立場がプロデューサーなのだと思いますね。



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