見出し画像

種まき、発芽に無駄はない

「種をまかなければ実らない(花は咲かない)」というのは当たり前だし、社会人になったばかりの頃はビジネス研修でも教わりました。私たちが何かを成し遂げるためには積極的な行動が必要ですね。トマトの実が実る過程には、ビジネスの成功への道にも通じる共通点がたくさんあることを最近改めて実感しました。

家庭栽培を始めて得た感動、学び

わが家では、自宅でトマト、ひまわり、マリーゴールドを育てています。ひまわりとマリーゴールドは昨年も育てていて2年目です。トマトは今年初めて育てました。

私は、植物・野菜に関しては素人です。NHKで野菜を育てるテレビ番組を毎週見ていますが、それだけの知識では不十分だと感じています。植物を育てることは奥深く・学ぶことが多いです。
とりあえず、植物にも野菜にも使える培養土を購入しプランターに敷いて、苗や種のパッケージに書いてある通り植える・撒く。その後は基本的に毎日水やりを欠かさない。
去年までの私はこれだけだったんです。それで、何苗か枯らせました。

今年は、「トマトって水だけで育つの?」という疑問も湧いて、肥料も加減しながら与えています。そして、トマトには「芽かき」という作業が必要だそうです。芽かきとは主枝と横の枝の間に生えてくる芽「わき芽」をかきとる作業です。この作業をしないと、どんどん枝分かれして見た目もワッサワサしちゃうし、栄養が分散して実に栄養が渡らなくなってしまいます。


わが家で育ったトマト

種を撒いてから1か月くらい経ったでしょうか。2本の苗から緑の実がたくさんできて、赤く染まった実は4つ収穫できました。初めて育てたトマトが食べられるまで育ったことは、正直嬉しかったです。毎日水やりした成果が出た!育て方は正しかったと自信も持てました。

トマトが実るプロセスはビジネスも一緒

ビジネスのアイディアも1日じゃ成功しない。

このプロセスは、ビジネスを築く上でも大切な要素と言えます。アイデアの種を撒き、行動に移し、継続的な努力と注意を払いながら成長させていくことが求められるのです。先にも述べましたが、トマトを育てる過程には忍耐と根気が必要です。種を撒いて実るまでに1か月かかりました。同じく、ビジネスも一朝一夕に成功することはありません。時間と努力が必要です。
毎日の水やりや適宜肥料を与えることは、ビジネスではスキルを磨くことだったり、最新情報をチェックすることだったり、定期的に情報発信することだと思います。

枝分かれしたアイディアも継続してみたら成功につながる

トマトの枝は数日ですぐに枝分かれします。本当にたくさん枝分かれするのですが、「この枝は太くてしっかりしているけど主枝ほどは育たない。」と感じる枝もちょくちょくできます。調べてみたところ、そういう枝は挿し木みたいにして土に埋めると育っていくそうです。我が家もその方法で購入した苗の他に3本の挿し木苗を育てています。土に埋めた直後は自力で栄養を吸収するのが難しく葉も枯れて萎れていました。「やっぱりダメなのかな?」と思いつつも水やりを続けていたら、今は3本とも青々とした葉っぱをつけて緑色の実もできています。収穫はまだ後になりそうですが。

ビジネスでは、アイディアの中に自分の求めていることから離れてしまうものも出てきます。しかし、それなりに集客できる・収益化できるというビジネスになるかもしれません。

まとめ

私は4月に個人事業主として仕事を始めたばかりです。ついつい、
・アイディアを出しては他の競争相手と比べて没にする。
・最初から大きなことを始めようとする。
・収益化できることを優先してしまいがち。

という悪循環を生んでいたように感じます。しかし、今は毎日の水やりが必要な時期なんだと考え直しました。
・プログラミングのブランクが長い分、学びなおしも必要。
・認知度がない分、毎日記事を更新・作品を投稿して少しずつ認知してもらう。
・実績と呼べる作品が少ないのは、毎日コツコツ作品を作る・品質を上げる。

種まき・発芽に無駄はない。アイディアを出すこと、具体的に行動を起こすことに無駄はない。少しずつ成長していけば花は咲く。実は結ぶ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?