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読書日記〜水道橋博士「藝人春秋3」

 本当ならもっと時間をかけて読み返した上で昨日の続きとするべきなんでしょうが、昨日「藝人春秋2」について書いたということで今日はその続きを期待された方がいるかもしれないと判断しました。
まー、期待されてなくても書きたくなったから書いているんですが。
じゃ、行ってみよー。

・水道橋博士「藝人春秋3」(文春文庫)

 水道橋博士の文章を好きになったのは昨日書いた通り「熱烈投稿」に連載していた時期だったり、単行本「水道橋博士の異常な愛情」をリアルタイムで購入して読んでいた時期だと記憶してます。
その数年後になるのかな?「江戸前で笑いたい」や「笑芸人」で、単純に好きとだけは言えない嫉妬も含む感情を持つようになったというべきなんでしょうかね。

 立川志らくさんのイベントに参加してから、立川流関連の本に初めてはまった時期のことを思い出していて、色々書いてます。
そのきっかけは立川談志さん「人生、成り行き」でしたから、この本を読み返して談志さんと泰葉さんとのエピソードに更に感動してしまったわけですよ。
読書することは日常の知識や経験が重なっているわけですから、その度に新たな発見があると思うのです。
最初に読み終えた時の感動や衝撃以上のものを得られることも少なくないわけで。

 この本の町山智浩さんの解説もそうですね。
博士と町山さんの配信番組を熱心に見るようになってからは感じ方変わりましたよ。
丁々発止なやり取りに影響されたり、反応されたりしない方がおかしいよな、とも。
ものすごく貴重な体験をしていて、それを誇りにしているのに本質つかめてないのは残念としか。誰とは言いませんが。

 田原総一朗さんや岡村靖幸さんとのエピソードも「豪の部屋」や博士の配信でも聴けたわけですから、過去と現在が交差する機会の貴重さを感じてしまったりとか。
博士の中で印象に残っている部分を共有していると、配信や日記がたまらなく面白いものになるんだ、ということを思うわけです。
時々、素っ気なく聞こえるかもしれない「それはなになにに書いてますから」というのは、その部分を踏まえてもらえればもっと面白くなるのになー、と博士は言いたいことが多いのかな?と私は受け止めてます。

 昨日も配信逃してしまったので、近いうちになんとか参加したいですね。

 ではまたー。 

  

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