杉田千種

83年東京生まれ。編集者。小説・実用書の編集を経て、現在月刊漫画誌所属。家族は映像ディ…

杉田千種

83年東京生まれ。編集者。小説・実用書の編集を経て、現在月刊漫画誌所属。家族は映像ディレクターの夫と、9歳の映画マニアの息子と2歳のグルメぎみな娘。日々のワインが癒し(でも2020年1月より平日禁酒中)。趣味は着ること全般。 秋スト/春ビビ/ウェーブ/アクティブキュート/アバボイ

マガジン

  • 「はたらく母ちゃん」考

    はたらく母ちゃんのおもったことを書いていきます。

  • 1年間、服を買わないで過ごした私に起きた驚愕の変化について

    興味を持ってもらえることが多くなってきたので、マガジンの形にまとめました。

  • コロナ禍の出産

    コロナ禍の出産のあれこれを記録します。

  • 外出自粛日記

    コロナウイルス緊急事態宣言下の東京に暮らす庶民の記録。

  • 週末日記

最近の記事

2022年買って良かったもの 服オタ復帰編

4月に仕事に復帰した。もう子どもを2人も産んでしまって、お金を使う中心は教育費となり、服オタには戻れないような気がしていたんだけど、そんなに簡単にオタクをやめられるわけでもないのであった… 限られた予算で買った、今年のファッションまわりのことについて書いてみたいと思います。 1.サンローランパリのバックパック 赤子連れの外出が続くため、しばらくは手持ちのカバンにさよなら…。無難な黒のリュックをあれこれ探していたら夫(家計管理担当)が、「せっかくだからデザインがちゃんと気に

    • コロナ禍出産 入院バッグの中身

      臨月といえば、入院バッグを用意するのが世の習いだが、コロナ禍面会なしの入院グッズは、バッグでは荷物が入り切らない。 グローブトロッターのキャリーオンサイズのスーツケースと、小さめのリュック(いわゆる「陣痛バッグ」の中身が入っている)、飲み物と果物を入れた保冷バッグで病院へ。 経産婦で計画無痛分娩の私は5泊6日の入院。 ちなみに産院から支給される手ぶら入院セットは 歯ブラシ 歯磨き粉 ブラシ コップ コットンセット お産用パット 産褥ショーツ×2着 授乳用ブラジャー×1

      • 2021年買ってよかったもの 産前産後編

        人のを読んで楽しかったので、わたしもしてみんとてするなり。 2021年初めに妊娠が発覚し、9月に産んで今に至ります。妊娠中から授乳期の今、こころ健やかに過ごすために役に立ったアイテム10個です! 1.パナソニック ストレートアイロン ナノケア 産前産後に大活躍。ヘアアイロンの概念が変わった。不器用にも扱いやすいヘアアイロンで、一発でツヤサラになる。ドライヤーと違って音がしないので赤ん坊を起こす不安がなく、産院の個室でもヘアセットができた!美容院に行ける頻度がガクッと落ち

        • 産院日記 5日目

           5日目。今日も夜長めに寝てくれた娘とともに気持ちよく起床。  朝ごはんは和定食。娘も新生児室に預かってもらっていることだし、朝ごはんを食べながら、土曜日なので朝すこし余裕があるはずの息子と夫にFaceTimeをつないでみる。息子はマイペースに生活できているようで安心。夫もワンオペに慣れてきている感じ。 はやく息子に会いたいなあ。この夏は私がお腹が大きかったせいで、たくさん我慢させてしまった気がする。  この日初めて献立表の存在を見つけ、出産当日で食べられなかった水曜日

        2022年買って良かったもの 服オタ復帰編

        マガジン

        • 1年間、服を買わないで過ごした私に起きた驚愕の変化について
          37本
        • 「はたらく母ちゃん」考
          33本
        • コロナ禍の出産
          6本
        • 外出自粛日記
          50本
        • 週末日記
          9本
        • やめるマガジン
          3本

        記事

          産院日記 4日目

          朝、娘は新生児室へ。のんびり部屋で待っていると、朝食にピザトーストが出た! 入院して以来、はじめてのパン食。朝は小さい頃からずーっとパン派なのでとても嬉しい。 娘は新生児室で預かってもらっていることだし、昨日の夜は授乳を頑張ったので自分を甘やかすことに。今回の入院では誰からも差し入れが期待できないため、一番食べたくなりそうな果物を自ら入院時に持ち込んでいた。母が取り寄せてくれたナガノパープルを3粒と、持参したデカフェコーヒーを淹れる。ゆったり。 好きなアロマオイルとか、リ

          産院日記 4日目

          産院日記 3日目

          まだ生まれたてすぎて、この世に順応しきれてない娘が、夜をぶっ通しで寝てくれてしまった。私はゆうゆうといつも通り6時に起きて、NHKのニュースを見る。 7年前、息子を産んだ時、私はひどい貧血で、とてもではないが母子同室できる体調ではなかった。産んだその晩は、助産師さんの判断で生まれたての息子は新生児室に預かってもらっていた。だから内心ドキドキしながらの母子同室スタートだった。しかし教えてもいないのに、娘は夜中、ついに一度も起きず、私の方が調子が狂って何度か目を覚ましてしまった

          産院日記 3日目

          産院日記 2日目 

          8時5分前に陣痛室に入ることになっていたんだけど、いつも通り6時きっかりに目が覚めてしまう。 大きなお腹で最後の写真を撮る。 コロナ禍で立ち会いはなしだ。一人で支度を整える。顔色がよくわかるようにメイクは禁止とのこと。  麻酔を使った計画無痛分娩なので、朝は絶食(吐いたもので窒息するリスクがあるそう)。ちなみにこちらの産院では、計画日の前に陣痛が来てしまった場合、食後6時間経っていなければ麻酔を入れられない、とのことで、今日まで陣痛が来ないことを祈っていた私。 前日の

          産院日記 2日目 

          産院日記 1日目

          明日子供を産む予定だ。 胸に去来するのはなんといっても「逃げ切った…」と言う思いである。 もちろん、コロナから、だ。 かかりつけの産院の先生は、早くからワクチンを打つことを勧めてくださった。 コロナウイルスにかかると、分娩に差し障りがありうることを早くから提唱し、毎日の検温と、家族以外と食事をしたかどうかのアンケートを配布し、注意喚起もしてくださった。 とにかくコロナにかかるとまずい、ということだけわかった。先生の指導の通り、会食をゼロにし、毎日検温した。しかし情報が不

          産院日記 1日目

          ネタバレあり・東京生まれ現役編集者の『花束みたいな恋をした』 感想

           映画の感想をこういう場所に書くのはおそらく20年ぶりくらいになる。最後に書いたのは、高校生から大学生の頃にかけて運営していた謀反人養成所という恥ずかしい名前のブログで、そこには、読んだ本の感想や観た映画や舞台の感想を書き散らかしていた。その後、社会人的コンプライアンス意識によってブログを閉じた私は、特定の作品への個人的な感想はすっかり書かなくなった。仕事仲間と面白かった作品についてはいくらでも語れる時間が作れるようになり、感想を書く必要性を感じなくなったからだ。  しかし

          ネタバレあり・東京生まれ現役編集者の『花束みたいな恋をした』 感想

          外出自粛日記 5月24日 大潮の日

          日記をつけてみて、初めて体調が一定のペースで悪くなることに気がついた。私の場合、それは月の満ち欠けに綺麗に反応していた。新月と満月の日、頭痛が起きる。つまり大潮の日が体調が悪くなりやすい。 スピリチュアルでもなんでもないのだろう。ただ、生き物としての性だ。 日記をつけてみたのは久しぶりだけれど、こういう利点もあるのだと分かった。私は記録が生来苦手で、日記は三日坊主。よくぞこの数十日間続いたものだと思っている。 明日で緊急事態宣言は解除されるという。しかし今日は何も変わら

          外出自粛日記 5月24日 大潮の日

          外出自粛日記 5月23日 オンライン漬け

          オンライン空手とオンライン幼児教室ダブルヘッダーの日。息子は朝から気合を入れて生活している。私たち親もセッティングにすっかり慣れた。両方ともzoomでの参加なので、カメラの角度調整が簡単なiPadが便利。空手の時はiPadと使っていないテレビを専用コードで繋げてモニターがわりに。 幼児教室の時は、iPadを前に置き、脇に固定アームを立てて手元と両方を映し出しながら。 幼児教室は先生の計らいで個別対応をしてくれているのだが、手元のカメラは「わかりやすいです」と言っていただくこ

          外出自粛日記 5月23日 オンライン漬け

          外出自粛日記 5月22日 書店に行きたい

          ヨドバシカメラで注文した絵本が届かない。テレビ番組で紹介していた『おおきな木』なので、品薄なのもあるし、天下のヨドバシ.comもさすがにこの状況では、配送に時間がかかっているのだろう。「仕方ないよ」というと、昨日二つしかなかった息子のやりたいことリストにもう一つ「本屋さんに行く」が加わった。そうだよね。大人のように毎日amazonを徘徊(※大人というか私ですね…)するわけでもないから、欲しい本があったことも忘れちゃうよね。 書店に行くのは私たちの数少ない共通の趣味の一つで、

          外出自粛日記 5月22日 書店に行きたい

          外出自粛日記 5月21日 コロナが明けたら

          「コロナウイルスの流行が収束しそうだよ。保育園ももうすぐ行かれそうだよ。楽しみ?」と聞いたら 「そうでもない」ときた。 毎日大好きな映画をたくさん観られるこの生活がとても好きなんだそうだ。空手はオンラインで稽古を受けられるし、いつもよりのんびりと本も読めるし、恐竜のテレビも観れると。いつも忙しいお父さんも家にいてくれてうれしいと。 たしかにそうか…緊急事態で強さと安定性を見せていた、息子の限定的な興味とこだわりの強い性格は、平常時にはとても厄介だったのを思い出した。2ヶ

          外出自粛日記 5月21日 コロナが明けたら

          外出自粛日記 5月20日 弁当はえらい

          私立の中学に進学した時、偏食のわたしにとっで何より嬉しかったのは、昼食がお弁当になったことだった。好きなものだけが詰まったお弁当。母が料理上手だったこともあり、大学になっても時々作ってもらっていた。 少食の人間には外食時、量が多すぎて食べきれず、困ることも多い。そんな理由から、実家を出てからは、自分でお弁当を作るようになった。繁忙期にはもちろんそんな余裕はないけれど、それでも5割くらいはお弁当の生活をしている。 ワインが好きなせいか、よく誤解されるのだが、わたしは決してグ

          外出自粛日記 5月20日 弁当はえらい

          外出自粛日記 5月19日 ワインラッシュ

          2日前の誕生日に合わせて、親族が送ってくれたワインがまだ続々と届く。もう40近いわたしの誕生日なのに、みんなまめに、しかも一番喜ぶものでお祝いしてくれようとしているのがなんともありがたい。 今回もらったワインただけでパーティができそうな数だ。こんな状況なので、しばらくはなかなか難しそうだけれど。古くなるものでもないし、大切にとっておいてみんなと飲みたい。 そんな中、息子の受験勉強がいよいよ本格化しつつある。いまは毎日15ページくらいずつペーパーをこなしているが、わたしの方

          外出自粛日記 5月19日 ワインラッシュ

          外出自粛日記 5月18日 読書スタイルを見直す

          小さな家に住んでいるので、本棚スペースが限られている。そのため本も漫画も買える限りKindleで買って読んでいたのだが、最近、紙の本をリビングで読んでいると、息子が「何を読んでいるの?」「面白いの?」と興味深そうに話しかけてくることに気がついた。私が紙の本を読んでいるほうが、息子の知的好奇心を刺激して、もしかしたら、教育上もいい効果があるのかもしれない。スペースの問題は大いにあるけれども…。 出先での仕事の打ち合わせで急に必要になることも多いので、漫画はKindleで買うと

          外出自粛日記 5月18日 読書スタイルを見直す