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小川軒のレーズンウィッチ

職場でお菓子を頂いた。
鎌倉小川軒のレーズンウィッチ。
上司が「これ、六花亭の・・・」と言いかけたので、それ以上はダメです、と送ってくださった方に失礼のないようストップをかけたが、何が何でも言いたかったようで、「六花亭のヤツと一緒やん」と言い放った。あー(´Д`) 
マルセイバターサンドとは別物です。

でも小川軒で調べてみると、今回いただいた「鎌倉小川軒」以外に代官山小川軒、お茶の水小川軒、巴裡小川軒があるようで、それぞれ全く別の会社らしい。驚き!!といってもやはり親戚らしいけど。
私は東京3兄弟の小川軒のものは頂いたことがないけれど、(我こそは元祖だと宣う巴裡は新橋にあるそうだ)それぞれ商品名に多少の違いはあってもプライドを持ってレーズンウィッチを販売されているのだろう。

さて、頂いた鎌倉小川軒の商品に戻ろう。
今回はオリジナルのレーズンサンドのほかにコーヒー風味のレーズンサンドがあった。職場の皆さんは遠慮か挑戦を避けるタイプかわからないが(おそらく前者なのだろう)オリジナルばかりを選んでいたので、遠慮しない私はコーヒーサンドのほうを頂いた。
レーズンサンドは侑さんも大好物。コーヒー味みたいな珍しいものは持って帰って侑さんと半分ずつにしていい時間を過ごすことにしよう(*´ω`*)

鎌倉小川軒の特徴はパッケージに「お菓子の家」と書いてある。
お菓子の家=ヘクセンハウス、お菓子=ヘクセンだと思っていたのだが、ヘクセンはドイツ語で「魔女」という意味。魔女の家。転じてお菓子の家ってことらしい。子供の頃から親しみのあるあのヘンゼルとグレーテルのお話し?
うー勉強になるなー。
誰しもが憧れるお菓子の家。魔女、さすがやな。

ところで○○軒とあると、ラーメン屋さんか町中華などを思い浮かべそうだが、私は「神田精養軒」を思い出す。
神田精養軒は子供の頃、阪急百貨店に入っていて、母がたまに買ってくれた「アーモンドピット」と「チョコレートピット」という高級お菓子が大好きだったのだ。

アーモンドのほうは赤でチョコレートのほうは青の、光沢のある包み紙(個包装)も高級感があった。高級かどうかは知らないけれど、百貨店で売っているし、たぶん高級だったに違いない。どちらも美味しすぎて止まらないのだ。

今はもう神田精養軒はないみたいで残念だが、あの味にまた会いたいな。
なんて、10年後には何がこんな風に味わえなくなっているかもわからないから、今、出会えるものにはしっかりと向き合って後悔のないようにしておこう(*´ω`*) (いいわけ?)


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