#8 ファームで上げ過ぎた期待値
娘を学校から迎えた帰り道、先日買うつもりで忘れたキャベツを買いにファームへ行った。
お店は秋のデコレーションから既にクリスマスショップに様変わりして、今までメインだった野菜コーナーは大幅に縮小されていた。
まだ感謝祭のサンクスギビングも終わってないのに、クリスマスへの見切り発車が年々速くなるような気もしつつ、まあキャベツさえあればいいかと買い物かごを持つ。
あまり期待はしないで歩いていたらキャベツはあったけど、キャベツに紛れて何かとても中間としか言いようのない野菜が混ざっていた。
それがこれ...
キャベツの形に白菜の葉...
車に乗った時からお腹減ったを連発している娘と「これは...?」
この辺りで白菜を見ることは稀。ナッパキャベッジという名称で呼ばれているけど、こちらの方は日々の食材として使うことはないと思われる。
でももしこれが出来損なった白菜なら私にはヤッター!というお宝発見。
たった一つしかなかったこれで、今日は久しぶりに白菜のお味噌汁だとカゴに入れた。
野菜コーナーがお店の一番奥に追いやられていたので、まだそんな気分にはならないけどかわいいクリスマスグッズを見ながらお会計に到着。
ブロッコリーといつものキャベツ、そしてナゾの野菜にきたところでレジの子に
「これってレタス?」
と聞かれた。
スーパーマーケットじゃないからバーコードがない。
どの野菜で計量するかで値段が変わる。
あのそれキャベツのところにあったんだけど、もしかしてナッパキャベッジっていうやつかな...
と言ってみたがそんな登録名の野菜はなかったらしく、明るい顔で「じゃあこれはキャベツだと思う!」と彼女は言ってそういうことでお会計を済ませた。
キャベツ認定されたが持ってみると本家キャベツよりはるかに軽く、白菜お味噌汁への期待がぐんぐん上がる帰り道。
家に帰って荷物を降ろし、台所で洗って生で食べてみた。
......
食感: 白菜感強めのキャベツ
味: キャベツ
で、お味噌汁に入れようという感じのものではなかった。
寒いからお鍋もいいな!とか...白菜だったら前提の献立は全て没。
それにしても、自分は何者なのかで悩みそうな何度見ても中間すぎるその容姿
結局大きなキャベツを2つも買ってしまったことになったけど、このもどき野菜は娘のモルモット達に大歓迎されたのちひとまず冷蔵庫に納まった。
今回も最後まで読んでくださり
ありがとうございました
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