私はライブ中継をラジオ的に聴いていた。2月27日は市長提出議案に対する議案質疑が行われ、長谷川、斉藤(か)、中井、植竹、荻野、矢作、松本、末吉、谷口、斎藤(由)、神戸、石本、中、川辺、花岡議員（質疑順）が質疑した。明日28日も議案質疑が行われる。

　質疑が多かった案件は、当初予算では「一般廃棄物処理施設検討事業」「市庁舎施設整備事業（市庁舎基幹設備改修工事）」、条例では「犯罪被害者等支援条例制定」「教育委員会委員定数条例を廃止する条例制定」だったように思う。

所沢市教育委員会委員定数条例を廃止する条例制定

　このうち議案第43号「所沢市教育委員会委員定数条例を廃止する条例制定について」は、市教育委員会委員の定数を見直し、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第3条に規定する4人とすることから、本条例を廃止する、というもの。現在の市教育委員の定員は同条例で5人（この中に教育長は含まれない）と定められているため、定数マイナス1人ということになる。

　議案質疑の中で、確か荻野議員だったと思うが、教育委員会会議での話はあったのかという旨の質疑に、1月の定例会で実施した旨の答弁があったように思う。市サイトには教育委員会会議の会議録を掲載しているページがあるが、1月定例会の会議録はまだアップされていない。

　正直なところ、その辺の経緯が分からないことには納得感が薄い議案のように感じた。明日の議案質疑や、その後の委員会審査でさらに明らかにされてほしいところである。