見出し画像

3000円で行った1泊2日の新城ふたり旅はとても素敵な発見がたくさんありました(1)

みなさんこんにちは、こんばんわ。作家兼名古屋めし料理家のSwindです。
note上では名古屋めしのレシピや名古屋グルメの紹介など、名古屋めしについての発信を行っています。
過去の投稿はマガジンにまとめておりますので御用とお急ぎでないときにご覧頂ければ幸いです。

さて、そんな名古屋めしのことばかりやっているSwindですが、この1月の連休を利用し、ヨメと一緒に久しぶりの小旅行に行ってきました。

今回訪問したのは愛知県の東方、奥三河と呼ばれるエリアにある「新城」、しんじょうではなく「しんしろ」ですね。新城の名所・観光地を貸し切りバスで巡りつつ、温泉旅館に泊まって美味しいものを頂ける1泊2日・3食・温泉付きの豪華バスツアーに参加しました。

……タダで。

もう一度言います。大事なことなので。

1泊2日・3食・温泉付き、なんなら施設入場料も全部ひっくるめて「無料」というスペシャルなツアーに運良く参加させて頂きました!

実は今回参加したのは「新城市モニターツアー」。観光庁が実施する「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の一環として行われたものです。

つまり、ツアーにかかる費用は全て観光庁の予算持ち。ありがたく活用させていただきました。

ということで1月上旬の某日、頑張って早起きして新城へと向かいました。朝から青空が広がっています。

今回のツアーは新城にある「もっくる新城」という道の駅が発着地。そこまでは自力で行かなければなりません。
とはいえせっかくのタダ旅行、現地までの往復のお金を使いすぎるのもいささかもったいないですよね。

そこで今回選んだ往復交通手段がこちら。

新城~名古屋(藤が丘)間に高速バスの直行便が開通していました!

新東名・新城インターの開設にともなって開通した新城-名古屋・藤が丘間の高速バスを利用しました。
この高速バスは片道1000円という料金設定なのですが、4枚綴りの回数券が3000円で購入可能。これで二人分の往復がぴったりまかなえてしまうんです。

集合場所のもっくる新城で下車可能なので、ツアー参加にかかった交通費は二人分合計で3000円ぽっきりという計算に。すごすぎですよね……(笑)

高速バスの出発より少し早く藤が丘駅についたので、駅前のパン屋さん「Cascade 藤が丘店」でモーニングです。

ホットオーレとサンドイッチ、ヨメはクリームパンとアイスオーレをチョイス

美味しそうなパンに目移りしつつ、これからたくさん食べるであろうことを想定して軽めのモーニングで我慢。小腹を満たしてから高速バスに乗って出発です。

新城―名古屋間の高速バスには「山の湊」号と名付けられていました

バス内はUSB電源に加え無料wi-fiまで完備と充実した設備。座席もゆったりしており快適に過ごせます。

新東名の途中ではこんな素敵な風景も見ることができました。

まるでグランドキャニオン!? どうやら採石場のようです。

ゆったり座れて、USBで充電できて、wifiでインターネットも使い放題。これで片道1000円(今回は実質750円)というのはおトク過ぎるのではないでしょうか? 今回は朝なので控えましたが素敵な風景を肴にお酒だって飲めるわけです(笑)

しかし、今回利用したときは朝早くということもあってかお客さんの姿はまばら。新城の魅力とともにこの「山の湊号」のことももっと知られて欲しいと思いました。

閑話休題。1時間ほどでツアーの集合場所である道の駅「もっくる新城」と到着します。

新党名・新城IC降りてすぐにある道の駅「もっくる新城」

実はこれまで名古屋から新城に行くには鉄道でも車でも大きく回り込む必要があったため、片道2時間以上は見ておかないといけませんでした。それが新東名で直接繋がったことで大幅に時間短縮。実際高速バスを利用してみて「新城と名古屋が一気に近づいた!」と肌で体感することができました。

さらにこの「もっくる新城」に東京―大阪を結ぶ高速バスが中間休憩地を兼ねて多数止まるようになったため、昔に比べて交通の利便性がとんでもなく上がっています。

東京や大阪へ向かう高速バスがひっきりなしに発着。本数もかなり多いようです。

テレワークやワーケーションが広まる昨今の状況を考えると「新城暮らし、ときどき名古屋/東京/大阪」というのも十分現実的な選択肢になると感じました。

『山の湊号』の運行スケジュールの都合上、バスツアーの集合時間まで2時間以上間が空いてしまうことに。ということで、まずはバス停の目の前にあった足湯でのんびりすることにしました。

無料で利用可能な足湯。家族連れを中心にたくさんの方が利用されていました。
タオルの自販機も完備。助かりますね。
ちょっとぬるめながらのんびりつかれる足湯。ずーっと浸っていられそうです。
ちなみに足湯は太陽光を利用した温水器で温められていました。エコですね。

足湯でのんびりした後は、「もっくる新城」内をぐるぐると。道の駅らしく地元の産品などがたくさん販売されていたのですが……。

なんか全体的に大きいんですよ(笑)

実はこの「もっくる新城」、デカ盛りの聖地としてもひそかに有名なスポットなんです。特にサンドイッチやおにぎりは特に大きく通常サイズですら一般的な「大盛りサイズ」になっています(笑)

その中でも特に名物になっているのが屋外売店にある特大五平餅。

その全長110cm!! もはや木刀ならぬ米刀サイズの五平餅もまた「もっくる新城」の名物です。

これ、めちゃめちゃ食べたかったんですがツアー出発前にいろいろと終了してしまいそうな気がしたので断念(笑) とはいえツアーの案内で「昼食は済ませてから集合して下さい」ということでしたので、もっくる新城にあるレストランスペースでカレーとラーメンを頂きました。

私が頼んだのはカレー
ヨメはラーメン

実はこのカレーとラーメン、両方とも材料は「熊」!

初体験の熊肉&熊骨でしたが、そのお味はというと「牛肉っぽい」イメージ。少しワイルドさは感じますが、臭みもなく本当においしいお味でした。異世界に飛ばされても熊を仕留めることが出来れば御馳走にできそうです(仕留められるとも捌けるとも言ってません

思わぬところで異世界グルメ作品のヒントをもらいつつ集合場所へ。貸切バスに乗って新城めぐりにいざ出発です!

やっとツアー出発と言うタイミングですが本日はここまで。ツアー本編は次回の更新を楽しみにお待ちください!


この記事が参加している募集

至福の温泉

今後の記事充実のためにサポート頂けましたら幸いです。取材費やレシピ開発費に充てさせていただきます。 小額でももちろん構いません。大変励みとなります!!