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【まとめ】TwitterBlueが始まったので早速人身御供になってみてわかったこと(1)

本日からTwitterの有料課金サービス「Twitter Blue」が日本でもスタートしました。

1日の平均ツイートが平均41.1回とたぶんツイ廃レベルのTwitterヘビーユーザー勢としてはお布施的にも登録しておかないと……ということで、早速人身御供になってみました。

ということで今日のnoteは「TwitterBlue情報まとめ」。まずは速報的なレポートとして実際の使用感を含めてお届けいたします。

TwitterBlueはPC版で登録しないともったいない!!

先にTwitterBlueのお値段の話をしておきましょう。日本のTwitterBlueは下記の価格設定となっています。

PC版から登録(カード決済) → 月額980円
iOS版から登録(ストア決済) →  月額1380円

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue

そして大事なことは、どちらで登録してもTwitterBlueの課金は「Twitterアカウント」に紐付けされ、複数の端末でTwitterを利用している場合も同一アカウントであれば全てTwitterBlueの機能が利用できるようになります。

そう、PC版から登録すれば月額980円でiOSでもAndroidでもTwitterBlueが利用可能なんです。

はい、もうお分かりですね。

TwitterBlueを使うならPCから登録しないと毎月400円余分に取られます。

これはおそらくストア課金だとアップルストア手数料が取られることへの措置なんでしょうね。

よほどの理由のある方でなければ、PC版から登録した方が良いでしょう。

TwitterBlueに登録すると「青バッジ」がもらえる

さて、月額980円払ってTwitterBlueに登録するとどうなるのでしょうか?

Twitter的に「TwitterBlueの目玉商品」としているのが「青バッジ」の付与。従来は認証バッジとして機能していた青色のチェックマークがTwitter Blueに登録するだけでもらえるようになります。

ただし、TwitterBlueに登録するとすぐに青バッヂが付与されるわけではなく、審査完了まで少し時間がかかるようです。また、青バッヂをもらうには「携帯電話番号の認証を完了させていること」という条件をクリアする必要があります。

今までの青バッジは通称「公式マーク」とも呼ばれていましたが、これからはTwitterBlueの登録者も青バッジがもらえるとなると公式マークとしての価値が薄まってしまい「別にもらえてもなぁ……」と思う方もいるかもしれません。

しかし、もしかすると、青バッジがないとちょっと悩ましいことになるかもしれません。

実はTwitterBlueの公式アカウントでこのようなツイートを見つけました。

翻訳にかけてみるとこのような内容でした

まもなく、青いチェックマークが付いたサブスクライバーは、検索、メンション、返信で優先順位が付けられ、詐欺、スパム、ボットの可視性を下げるのに役立ちます

上記ツイートの翻訳

そう、TwitterBule登録者を含む「青バッジ」を持っているユーザは、検索などで優先的に表示されるようになっていくと「公式」が名言しているんです。

このことはTwitterBlueのヘルプでも言及されています。

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue#tbranking より引用

今すぐというわけではありませんが、いずれは「発信側」としてTwitterを利用していこうとするならTwitterBlueを登録しないとデメリットが生じる可能性はありそうです。

なお、TwitterBlueに登録し青バッジをもらった後にプロフィール画像、表示名、ユーザー名を変更するといったん青バッジが外れるとのこと。プロフィール画像や表示名は比較的頻繁に変えていた方も多いと思いますのでこの点は注意が必要です。(TwitterBlue登録前に変えておくことをおすすめします。登録前に変更すると3日間程度TwitterBlueへの登録ができなくなるそうです。ご注意ください。)

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue より引用

ツイート編集は「投稿した端末からのみ」。動画ツイートの編集は要注意!?

TwitterBlueに登録すると青バッヂの付与意外に様々な機能が追加されます。
その中でも多くの人が「欲しい!」と思っていた機能が「ツイートの編集機能」ではないでしょうか?

ツイートした直後誤字を見つけてがっくり……みたいなことありますよね。しかし、TwitterBlueに登録すれば後からツイートの編集を行うことが可能です。

編集をする場合にはツイートの右上にある「・・・」マークを押して、「ツイートの編集」を選びます。

PC版での画面例 iOSやAndroidでも操作は同様です

するとツイート編集画面が出てきますので、普通にツイートする時のようにツイート内容を編集して「更新」を押すだけです。

URL入れ忘れたー!なんて時も慌てず修正できます

編集できる項目は本文の他、タグ付けや画像の説明も編集可能。画像の入れ替えや地点の編集もできるようです。

なお、ツイートの編集は「ツイート後30分以内に5回まで」可能という制限がついています。また、ツイートの編集は基本的には通常のツイート(引用RT含む)のみ対応しているようで、「返信」や「固定ツイート」など一部のツイートでは編集ができないようになっている模様です。「アンケート付ツイート」もいまのところ編集不可のようですね。

そしてツイート編集機能で大事な注意点がいくつかありましたのでまとめます。

ツイート編集は「投稿した端末から」しかできない

TwitterBlueの登録そのものはアカウントに紐付くため、PC版で登録すれば同一アカウントで動かしている他の端末のTwitterアプリでもTwitterBlueの機能を利用することができます。

しかし、ツイート編集機能については「最初にツイートを投稿した端末」意外からはできない仕様になっているようです。例えば、PCから投稿したツイートをスマホから編集したり、Androidから投稿したツイートをiPhoneで編集といったことはできませんでした。

ツイートを編集したこと&編集前の内容は誰でも見ることができる。

編集されたツイートには鉛筆マークが表示され、「編集された」ということが分かるようになっています。

タイムライン上では右上に鉛筆マークが表示されていますね

個別のツイートの場合、左下に鉛筆マークとともに最終更新日時が表示されます。

そしてこの「最終更新」の部分をクリックすると、そのツイートの編集履歴がずらっと表示されます。

PC版ではタイトルが「履歴を編集」になっていますが、たぶん「編集履歴」です
(Android版は編集履歴になっていました)


このように「編集していること」がマークされ、かつ「編集履歴が誰でも見られるようになっている」という仕組みのため、例えば最初のツイートと全く違う内容に変更したらすぐにバレれるようになっています。

ネタとしてやるならともかく、基本的には誤字脱字などの修正に留めるべきでしょう。

動画ツイートの編集には要注意!!(バグかも?)

そして上のツイートを編集していて1点気づいたことがあります。

それは「動画ツイートを編集した場合、なぜかサムネイル“画像”に入れ替わってしまう」ということ。

ちょっと分かりづらいのですが、先ほどのツイート編集履歴の下2つをもう一度ご覧下さい。

編集履歴では新しい順に並びますので、下側の半分切れているものが最初に投稿した動画付ツイート、そして上側が元ツイを編集したツイートになっています。

2つを見比べてみると元ツイには青い再生マークがある一方、編集後のツイートにはそのマークがありません。

実はこれ、編集後のツイートは「サムネイル画像部分が画像として貼られていて、動画が埋め込まれていない」んです。

作業中にスクショして置いた編集画面を改めて確認したら、やはり編集画面の時点で画像に置き換えられていました。

「タグ付けする」「説明を追加」は画像投稿の際に出てくるメッセージ。
動画投稿時は同じ箇所が「キャンプションファイル(.srt)をアップロード」となります。

なお、この謎現象が出るのはPC版のみ。iOS版は画像に置き換わることなく編集できることを確認しました(Android版は未確認ですが、iOS版と基本的に仕様が同じなのでたぶん大丈夫でしょう……)

また、現状での回避方法は「編集の際に改めて動画をアップロードし直す」ことしかないようです。PCで動画付ツイートを編集する場合には、十分ご注意ください。

リツイートや引用RTされた後に編集されても、RT先の内容までは変わらない

こちらはおそらく仕様的な部分ですが、あるツイートをリツイートや引用リツイートした場合、その後に編集が加えられても「リツイートや引用リツイートした時点」のものが表示され、その上で「このツイートには新しいバージョンがあります」と表示されます。

リツイートしたツイートはリツイート時点のものが表示される

PC版やiOS版では編集されたツイートのリツイートは再リツイートできないようになっているようですが、なぜかAndroid版では編集前のツイートの再リツイートが出来てしまうのを確認しました(投稿時点の情報です)

こちらもバグの可能性(もしくはアプリ更新が追いついていない)がありますが、今のところ気にして置いた方がよさそうです。

と、かなり長くなってしまいましたので今日の所はいったんここまで。

ツイート取り消しをはじめとした他の機能については別途レポートいたします。

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それでは、今日は何を食べようかな。

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