紙ヤスリの使い方考察その②

この記事は、初代プラモ制覇 Advent Calendar 2018の16日目の記事です。

紙ヤスリの裏側から2本の指を当てる。
これが大前提の基本フォームとなります。もちろん基本ですから、パーツが大きい場合は3本、4本当てることもありますし、小さければ1本、或は当てることが出来ない(必要が無い)なんて事ももちろんあります。

と言うわけで、これが今までの話を総合した最も推奨されるフォームなんですが、「エッジを部分を決して通り過ぎてはいけない!」と言われるとなかなか緊張しますよね?そこで、もう少し改善しましょう。

いかがでしょう!持つ方の指で壁を作ってしまえば、ただの往復運動。
そもそもヤスリ掛けの本当の主役はパーツを持っている方の手。
写真でも判るように指が白くなる程力入れてます!対して右は軽く持っているだけ。これは全ての道具に共通する大原則です。

紙ヤスリの延長として、プラ板などに紙ヤスリを貼り付けた通称「プラ板ペーパー」についてもお話ししておきましょう。
まずは作り方。
市販品を買う向きも多いようですが、これはその場その場で作った方が絶対便利!常にカスタムなのが最大の魅力ですから。

言わずもがなですがプラ板を適当なサイズに切ります。
硬すぎるタミヤプラ板がお薦め。
5センチ未満なら1㎜でも可、10センチまでなら1.5~2㎜、それ以上の場合はプラ板より木材とかの方がいいかもしれません。
通常使い易いのは7センチ前後のもでしょうか。

ここでは2㎜を使用しました。
エバやプラストの上質プラ板では柔らかくて、しなり易いので、むしろもったいない。
とはいえ、そこらにそれらの端材が転がっているならそれを使うのは充分ありです。瞬着で随分硬くなりますし。

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