紙ヤスリの使い方考察その③

この記事は、初代プラモ制覇 Advent Calendar 2018の20日目の記事です。

重要なのはまずここです。
カッターの刃によるメクレなどがあっては絶対ダメ!必ず綺麗に処理してから使って下さい。
「絶対に平面」というのがこの道具の拠所ですから、ここは綺麗に処理しなくては。
もちろん両面貼るなら両面処理すること。

カッターのカンナ削りで両側一遍に処理してしまうと早いですね。
接着用に荒らすといったことは不要なので、カンナ削りだけで充分です。
両側貼る場合は忘れずに両面行ってください。
両側の方が使い勝手はいいですね、番手を変えるという手もありますし。

次に、使用する予定のペーパーの裏側に硬化スプレーを吹いておきます。
写真では画面効果を考えてに吹きすぎてますが(笑)軽くで問題ありません。
吹きすぎると発泡する危険があります。
必ず乾いてから貼ってください。

プラ板側に、少しはみ出すだろうなぁ、という程度の瞬着を塗ります。
賞味期限を越えた使い残りの瞬着をこの為に取っておくと大変経済的ですね。
必ず瞬着を使用してください。スチ糊や木工用ボンド、両面テープは接着面がフガフガと軟らかく、ペーパー面の硬度が足りなるためNGです。

ここが重要です。
紙ヤスリを貼り付けるとき、かちかちに固まる接着剤を使用していないと、接着剤層が柔らかく、せっかくの平面がキットの凹凸で凹んでしまったりします。
ここがもう一つ信用できないので初代は必ず自作しています。

瞬着を塗ったら秒速で貼り付けてください。
ここで固まってしまうと何のためにペーパー側に硬化スプレーを使ったのか判らなくなります。
塗ったら秒速で貼る、貼ったら秒速で強くしごいて余分を押し出します。
*この作業は必ず平らな台の上で行ってください。

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