タイミーのビジネス観察メモ

タイミーに関する出来事をまとめていきます。筆者は2022年からワーカーとしてもスキマバイトを体験しつつ、2023年から本格的にタイミーに関するネットウォッチを継続中です。

■2020年3月23日のプレスリリース

現在は給与確定後に手数料0円ですぐ給与振り込み依頼できるのが当たり前ですが、手数料220円取られた時代もあったんですね。考えて見れば、タイミーが給与と振込手数料を立て替えるには巨額の資金が必要なので、事業が軌道に乗り拡大してから手数料無料化(ワーカーにとってはデメリットなしで即金GET)に踏み切れたのでしょう。

■2020年3月27日のプレスリリース

昔からホワイトなサービスを目指して努力していることが伝わってきました。

■2021年4月2日のプレスリリース

2年半後の2023年11月にメルカリがタイミーに競合する事業参入を発表し、王者タイミーにメルカリが挑む形になりましたが、2021年時点ではメルカリのノウハウ持つ人材をタイミーが取り込む流れもあったようです。

■2022年11月16日のプレスリリース

私がタイミーを知ったのは、こちらのプレスリリースが東京マーケットワイドという経済番組で紹介されたのがきっかけです。なんかすげーと興味を持ち、すぐアプリをインストールして翌日にタイミーバイト初体験しました。

■2023年1月11日のタイミーエンジニア公式Twitter

エンジニア向けアカウントから凄い太っ腹なお年玉企画がありました。このプレゼント企画は、優秀な人材を歓迎しているアピールにつながっていると感じる一方で、平凡なエンジニアには質量ともに消化難しい内容でプレゼント当たっても宝の持ち腐れになる気もしました(汗)。他にもタイミー関係者のIT技術やマネジメントに関する発信には「意識高い系」の印象を受けることがあり、凄いなーと思いつつも近寄りがたいなとも感じます。

■2023年9月(10月)、文化放送でのラジオ番組スタート

ラジオでの宣伝番組が始まりました。放送は毎週火曜23:30~23:40頃、TVCMなどとは違う層にアプローチして知名度が上がったかもしれません。

■2023年10月13日に話題になったニュース

内容は昔からある低所得層の話なんですが、本名で呼ばれず「タイミーさん」という『記号』で呼ばれることが読者には印象的で話題になったようです。

■2023年11月23日、メルカリがタイミーの競合サービス参入を発表

Twitterのベンチャービジネス界隈の反応は、王者のタイミーに勝負挑むの厳しそうだけど頑張れ、的な反応。業界には適度に競争が存在した方が健全化するのでメルカリさんも応援したいですね。

■2023年11月14日、飲食店経営者側のタイミー活用レポートが話題に

企業側の利用者からのレポはこれまであまりなかったので、読みやすくボリュームのあるNoteが出て大反響になり、飲食店などの経営者のタイミー導入検討が加速したのではないでしょうか?

印象に残った言葉をピックアップすると、

「わずか30分後に助っ人がキてくれることが確定」
「採用フィーとして考えれば一瞬でペイしてしまった」
「セーフティネットがある」「メンタルが助かる」

タイミーで、飲食店として凄まじい経験をした話|Sotaro Karasawa (note.com)

読者の反響は、Twitterより「はてなブックマーク」のコメントの方が読みやすいです。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/sotarok/n/nea675f4efbed
貧困ビジネスを警戒するアレルギー反応も強い一方で、「引き抜き自由」なことへの驚きも多いですね。「早上がり」に関わるツッコミが厳しい点は、アルバイト業態全般でワーカーの不満を生みやすい所なのでタイミーに改善が期待される課題でしょう。

■2023年11月18日~19日、起業家の飲食店労働レポが話題に

起業家経営者の発信のせいでしょうか、反応の中には「大人のキッザニア」など社会勉強に使えることをポジティブに捉えたコメント、効率よく異業種経験値を稼げるから自分もやってみようというコメントが多かったです。一方、ツイート内容が守秘義務に違反してないか?店舗からしたらノウハウ盗まれるのでは?というコメントもありました。

■2024年1月18日~月末にかけて、chocoZAPの募集でトラブル発生。
chocoZAP(チョコザップ)が店舗急拡大中で、全国xxx店舗規模でビラ配りをタイミーのアルバイトを使って実施したのですが、タイミーのレビューでは辛辣なレビューが大量発生する事態となりました。ビラ配りは専門会社に委託するか教育受けた自社スタッフが行うものですが、リモート指示のみで全国200店舗規模でタイミーのワーカーに指示してビラ配りしようとしたので、当然トラブル大量発生したように見えました。とはいえchocoZAP(チョコザップ)の経営判断としては、全国規模で急拡大中の大事な時期で、勝つか死ぬかの大勝負をしてる中では、タイミーを使って全部オンライン指示でビラ配りで安く販促できる手段にチャレンジしたのは間違っていたと決めつけることはできません。結果として、タイミー史上最悪クラスの大トラブルだったとしても、低リスクなチャレンジが失敗しただけ、という話かもしれないからです。
ビラ配りの仕事は単純なようでもいろいろ準備やら注意点があり、天候のしんどい真冬に全国で200店舗規模(一都三県だけで100店舗以上)でリモート指示でタイミーにビラ配りさせようとするのは無理がありました。ビラ配り業者に依頼しようにも毎日全国数百か所に依頼を急に出そうとしても業者を抑えきれないからタイミー使って無理でもチャレンジした背景事情もあると思いますが、タイミーワーカーとしては伝説に残る事件になりました。

■2024年2月22日 タイミーのマスコットキャラの名前が決定
名無しだったマスコットが「タイミン」に決まりました。

■2024年3月6日 メルカリが「メルカリ ハロ」をリリース
タイミーとUIが似てますw

■2024年4月2日 増田文学「タイミー疲れたよ日記」が話題に

■渡辺雅之さんがタイミーの社外取締役とメルカリの社外取締役を兼任している件で田端砲炸裂



以降随時追加します(最終更新2024/5/26)

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