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名前を考えるということ

私、小学生の頃から

「名前」


を考えるのが大好きなんです。

名前を考えるっていうのは、子供の名前を考えるってことなんですけど、小学生から子供の名前に興味あるって、今思えばかなり変わってるな(笑)

多分、漢字が好きなのもあって、辞典に載っていた「人名用漢字」のページを眺めては

「こんな漢字が使えるんだ!」
「この漢字、こんな読み方出来るんだ!」

と、色々組み合わせて色んな名前を作っていた。

もしかしたら、自分の名前が平凡すぎたので、かわいい名前に憧れていたのかも(笑)

私の名前は読み方も漢字も平凡そのもの。

誰が名付けたかと言うと、母方の祖父だったらしい。

父から聞いた話によると、父はその日私の名前をいくつか考えていたらしい。『藍(あい)』や『菫(すみれ)』があったって言ってたかな?でも仕事が終わって家に帰るともう祖父が名付けて決まった後だったそうだ。父可哀想…

私には姉がいるが、姉の時は父が決めた。
その名前は今はとても人気な名前だけど、その当時(50年近く前)はめずらしい名前だった。

よく「お姉ちゃんはかわいい名前なのになんで私はこの名前なのか?」と親に聞いていた思い出がある。
周りにもよく言われていたから、当時の私は名前がいやだったんだろうな。

きっとそんな経緯もあって、私の名前好きは始まったんだと思う。

実際、自分が妊娠し子供の名前を考えられるとなった時は、もうそれはそれは今までの経験をフル活用して候補を出した。

旦那とも話し合い1つの名前に意見が一致した

「しおん」

この名前にしようと次は漢字を考えたがそこで意見が割れた。

旦那は「詩音」がいい

私は「汐音」がいい

旦那はすぐに読める漢字がよくて、私は字画が気になる。

かなり話し合ったが意見が一致することなくこの名前は無しになった。

出産も近づいてきて、名前も早く決めないとなぁと思っていた時、旦那から「〇〇ってどうかな?」と
提案された。
仕事中、フッと頭に思い浮かんだそうだ。

私はびっくりした。
だってその名前、私も考えていた名前だったから。

それを話したら
「じゃあもう決まりだね」
と言うことになり、決定した。

読み方は旦那が決めたので漢字は私が決めることになった。

2つまで候補をしぼり、後は産まれて顔を見てから決める事にした。

何度も紙に書いてみる。
漢字、平仮名、カナカナ、ローマ字…
ついに自分が考えた名前をつける時がくるのかと、なんだか不思議な気持ちだった。

無事出産し、赤ちゃんの顔を見て漢字は直ぐに決まった。
この子の人生、この名前で生きていくんだな。
そう思うと、出生届に書くのが緊張した。

子供達3人とも、旦那が読みを考えて、私が漢字を考えて名前を決めた。

3人の名前には共通点がある。

性別も違うし同じ漢字も使っていないので気づく人は少ないけれど、3人の名前の由来には同じ思いが込められている。

私の名前好きはまだ終わっていない。

予定なんて全くない4人目の名前を考えている(笑)

3人まではなんとか共通点があったが、4人ともに共通点がある名前を考えるのってかなり難しい。
私の中に兄弟で同じ漢字を使わないルールがあるので、それを守りつつ尚且つ字画もいい名前…

これ、一生考え続けられるかも。



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