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2月11日(日)「ダブルケア」研究の第一人者に学ぶ!全国25万人存在する「ダブルケア」~一人ひとりが明日からできること~

ダブルケアは、案外多い

本日は、興味のあるイベントを紹介させていただきます。

以前、介護と仕事の両立については、本の紹介をさせていただきました。
今回は、本ではなく、イベントの紹介です。
最近私のクリニックにも、子育てと親の介護を両立されている方がお越しになります。孫を育てていて、うまくできず認知症の発症に気づかれる方もいます。お孫さんが通院に付き添いをされるケースも見ることがあります。お孫さんといっても30代の方が90代のおばあちゃんを連れてこられるような形です。
こういった時にどのように両立させていくかは、支援者側の知識や力量が一番問われるところだと思います。
誰もが極端な犠牲にならないようにするためには、コーディネートする力が求められているように思います。

私もダブルケアの講演会に参加するのは初めてですが、第一人者の先生のお話を伺って学びたいと思います。

イベントの詳細

以下、peatixの申し込みページより

介護・福祉職の皆さん!

「このご家族なかなか連絡とれないな~」
「あまり会いに来ないなー」
と思ったこと、ありませんか!?

もしかしたら、そのご家族、ダブルケア状態にあるかもしれません。ダブルケアとは、育児や介護等の両立状態にある人のことをいいます。ダブルケアラーは、全国的に増えており、25万人いると推計されました。現在、団塊の世代が75歳以上になっています。高齢化が進み、介護を必要とする高齢者がますます増えています。そして、団塊の世代の子供、団塊ジュニアの世代は50歳程度であり、晩婚化した現在では子育て中の方も多いです。

ダブルケアラーは、様々な要求に応えていく必要があります。そのため、自分の時間がとりにくい辛さなどがあります。
「一人で遊んでいた子供が怪我をして泣いているので、なだめて応急処置して家に戻った。ふと気づくと、認知症の母親が外に出ていて帰ってこれず、みんなで探すことになった…」

「おばあちゃんをデイケアに送った後、熱を出して学校を休んでいた子供を病院に連れていった。帰ってきてからお昼ご飯の準備をして、子供に食事と薬をとらせた。その後、片付けなど家事をしていたら、いつの間にかおばあちゃんがデイケアから帰る時間になっていた…」

ここに書かせていただいたのはダブルケアラーのエピソードの一部です。

ダブルケアの家族は、気を抜けない状態だけではなく、周囲の無理解からくる孤独、介護費用と育児費用の経済的負担、高齢者福祉と児童福祉の窓口が分かれていることによる時間と体力の消費など、様々な困難を抱えています。

今回、ダブルケアの第一人者の相馬直子先生をお呼びして、ダブルケアについて学ぶ場を作りました。
相馬先生は、全国で初めてダブルケアの研究を行い、実態を明らかにしました。
皆さんがダブルケアについて学び、ダブルケア家族の事情を知ることで、明日からできる介護・福祉職側とダブルケア家族側の“橋渡し”が見つかるはずです。

ぜひ、共に学びましょう!

■​​イベント情報

2024年2月11日(日) am10:00〜11:30
場所:オンライン(zoom配信)
チケット料金:1000円






認知症に関する本を出版しました!

最近出版した認知症に関する本です。認知症に1人で向き合わない!を合言葉に、こんな症状が出たら、誰に相談するか、どんなサービスや制度を使うかに焦点を当てました。よろしかったらお手に取っていただければと思います。Kindle版もあります。


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