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自分は何者で、何が自分を幸せにするのだろう?を考える写真展

私がレイキャビクに滞在していた期間、屋外開催中だった写真展。

歩いていて偶然出会ったのですが惹かれるものがあり、どういった写真展なのか詳しく知りたくなりました。

写真家 Kára Sverriss氏は、アイスランドのレイキャビク出身のファッションと美容の写真家です。

https://www.instagram.com/karisverriss/

この写真展のアイデアについて、こう書かれています。

数年前、私は自分が何者なのか、何が私を幸せにしてくれるのか、何が私を朝ベッドから起こしてくれるのか、何が私を駆り立てるのか、何が私にとって重要で何がそうでないのかについてよく考えるようになりました。

写真家としての仕事の中で、私は世界中を旅し、あらゆる種類の人々に出会う機会がありました。カメラの前で最も自信を持っている人は、自分が誰であり、何が自分を幸せにするのかを知っていることに気づきました。

この展覧会が、人々が自分の内側を見つめ、何が自分を幸せにするのかを考えるきっかけになればと願っています。

https://visitreykjavik.is/event/art-being-me

Kára Sverriss氏が撮った起業家や芸術家たちのポートレートが一列に並び、問いについての答えがそれぞれに綴られています。

どの被写体たちも自信に満ち溢れ美しく感じました。

並んでいるパネルの中央の一枚だけは鏡になっており、彼らの中に混ざって自分自身が投影される仕掛けになっています。

「ではあなたにとって、あなたらしくいるための芸術は何ですか?」と問いかけたれたような気がしました。

突然の問いかけにドキリと心臓が跳ね、立ち止まって考えてみる。

何が自分を幸せにするのだろう?

私は知りたいという興味と好奇心が原動力で、旅をして様々な世界を知り体験することが幸せだ。
だけど、自分が何者であるかという点では言葉に詰まります。

私は何者なんでしょう?いまだによくわかりません!

写真自体の美しさもさることながら、仕掛けのある展示手法で、写真に込められた意図を最大限に表現し、観賞者を作品の中に巻き込む素敵な写真展でした。

さて、これを読んだあなたの「あなたらしくいるための芸術は何ですか?

回答お待ちしてます。

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