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二人でお昼を

今日は午前中、夫の通院に便乗してお昼ごはんを食べる予定。
コロナ前は病状が良くなかったのもあり、通院に"便乗"ではなく同伴していた。
肺癌が寛解してから潰瘍性大腸炎の治療の選択肢が増え、劇的に回復した。
付き添いも同伴も要らなくなった。喜ばしいことだ。

で、何故"便乗"なのか?
ほんとうにささやかすぎて笑ける話なのだけれど、大学病院の食堂の"シェフのオススメランチ"を食べるのだ。

夫はズボラでルーズな私と異なり時間に余裕を持って出かけるので、診察の予約よりも一時間も早く病院に到着する。
先に採血を済ませて診察開始までにお昼ご飯を摂っておく。

治療は準備を含めて小一時間かかり、それから昼食では会社に戻るのが遅くなってしまう。
朝食を抜いているので、しっかり食べないとエネルギー不足に陥ってしまう。

案外で診察が早く始まることもあるので、院外には出られない。
大学病院内にはその食堂の他にタリーズが出店している。
私が一人の時はタリーズに行く。
夫はこじゃれたカフェが好きじゃない。

かつて多い月は毎週のように通院し、その度に食堂でお昼ご飯を食べた。
すっかり私たちのデートコースになってしまった。

食堂は、患者だけでなく医師や看護師、技師やその他諸々の職員たちも利用している。
学生はどうかわからない。
特に仕切られているのではないが、厨房を境にスペースが分かれている。
主治医に出会ったこともある。

シェフのオススメランチは、重箱のような容器に8週類のおかずが一口ずつ程度盛り付けてあり、それにご飯と味噌汁がつく。
以前は五百円だったが六百円に値上げした。

量は少なめだけれど、病院内の食堂で提供されているのだから身体に良くなくはないだろうと思う。

他にも丼ものや単品でおかずを選ぶメニューもある。
オススメランチは人気で、12時をまわると完売してしまうのだ。
今日は11時に採血をすると言っているので、間に合うだろう。

病院近くに用事もあるのでちょうど良い。
久々なのでとっても楽しみなのだ。

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