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「やる気だけ」は何もない。

本文は最後まで無料です。オマケがあります。

「やる気だけはあります」と言わないために、学歴や資格、そしてスキルなどが役に立つ。これらは「やる気だけある人」にとても優しい評価基準であり、なにか対外的な評価を必要とするときには、「その場にいくまえに」、それらを事前に交換しておくことができるのだ。

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やる気とはローカルな通貨であり、それを「外貨両替所」に持って行くことで、「やる気しかない人」になる自体は避けられる。そういうふうになっている。

そう考えると、「やる気だけはあります」といって無愛想なレジに並ぶのは、おそらく「やる気すらも大してなかった人」だけだ。やる気が財布にあるのなら、それをただ両替して、ここにやってくればいいことを、わざわざ手ぶらでやってくる。それは「やる気もそんなにないから」としか言いようがない。完全なブラフである。

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勘違いしないで欲しいのは、べつに、「やる気がない人」を断罪したいわけではない。ぼくもない!ただ、嘘をつくのは得策ではない。そういう話しである。

嘘をつくから、周囲に能力を過剰に期待されるわけだし(嘘をつかなければ、できないことをやらされることも殆どないはずだ)、それがすべての厄災の根源なのだ。

嘘はつかない。やる気がないから、手ぶらで来た。その現実を受け止め、さっさとあきらめてしまうべきなのだ。

やる気は通貨である。では、なにを買うのか?

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それは「やる気を必要としない構造」である。たとえば、日本民族でも多少の評価が得られる「学歴」というものは、その獲得に「やる気」が必要だとされている。けれども、いちど「学歴」を得たひとは、その保持に「やる気」を必要としない。固定資産税とか、かからない。

よって、これは「一時的なやる気」という通貨を用いて、「永続的にやる気のいらない構造」を買った、とも見れる。

やる気のない人はいない。いるとすれば、それは「相対的にやる気の低い人」であって、動物はだれしも一定のエネルギーを保有している。総量に違いはある。けれども、それ以上に違うのは、それをどう使うか。どう使ってきたか。そこなのである。

やる気の「資産運用」を考える。まずは、節制からだ。それが少ない資本であればあるだけ、節制がものを言う。節約し、少しでも資産を生むものを手に入れていく。

フンコロガシのように、道におちた小さな塵を巻き込んで、進んでいく。1日、1日の、数少ない「やる気」を節約しながら、「構造」を買っていくのだ。

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どうしたらラクできるだろう?なんか家賃収入とか欲しい。多くの人はそう考える。本質的には正しい。けれども、目の付け所が惜しい。

資本主義経済の市場は残酷であり、100歳以下の若造が新規であっさり参入できるほどに甘くはない。もっと歴史が必要。では、どこなら参入できるのか?

それが「じぶんごと」である。じぶんのこと。不動産とか、そんな大それたことを考えない。それは持って生まれた者たちのオプションであり、いま目の前にオプションのない人間が追いかけても泡になるだけの幻想。それよりも、もっと着実に。じぶんの中に資産を形成していくべきなのだ。

早起きできる、とか。日本語が話せる、読める、とか。挨拶ができる、民族の文化性に理解を示せる、とか。そういった小さな、小さな、けれども、死ぬまでずっと「配当」を与えて続けてくれるような、好条件の資産である。

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本当に「やる気だけはある人」は、早稲田のラグビー部を出て、リクルートに就職する。

そして、その時点で「やる気だけ」ではなくなる。そういう構造が日本にはある。相対的にやる気がある人は、そうなる。そうなっていないということは、そんな我々は「やる気の貧困層」なのだ。

あきらめる。ないものはない。けれども、あるものを着実に運用することはできる。不動産えらびのように、じぶんが買うべき構造を見定める。そして、長い期間をかけてもいいから、節約して、地道に買っていく。

どれが割安で買えるのか。どれがじぶんに利を与えるか。やる気を使い、やる気のいらない構造を育てていく。これが、我々やる気ない民族に課せられた商法なのである。

今日のTips①

・やる気だけはあります!は、ない。
・やる気は通貨。「両替」が必要。
・何を買うべきか?は、オマケ部分に。

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さて、ここから先では、もっと具体的に「その『やる気』で何を買えばいいのか?」について考えたり、僕が「実際にやっている実例」を示すなどして、読者の理解を助けたいと思う。購読者に、限定です。

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