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【ライター志望、必見!】きみが「文章を書く」ことで生きたいなら、この『3つのコツ』は抑えるべき!

本文は最後まで無料です。オマケがあります。

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はじめに

ぼくはただメシを奢られているだけの浮浪者なのだけれども、それと同時に「文章を書く」ということが、生活の基盤になっているとも言える。ただメシを奢られるだけでは、つぎの「奢られ」にはつながっていかない。文章が、その橋渡しになっている。

というわけで、今回は「文章でメシを食っていきてえな」という各位に、多少は参考になるであろうTipsを置いていくことにする

文章を書いて生きていくために、必要なものはなにか?そのひとつのアンサーだと思ってほしい。ぼくの答えは、大きく3つだ。

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1 傍目八目を知れ

「傍目八目」という四字熟語がある。

どんな物事も、自分事に捉えるときよりも、「傍」から「目」にするほうが、ずっと持てる「目」が多い。え?どんくらいかって?そりゃあ、たぶん「八」個分くらいじゃね?(中国のえらい人しらべ)、という意味だ。なぜ八なのかはえらいひとに聞いてください。

.....具体的数字の真偽はともかく、「あんまり自分事にすると視野が狭まるよ」という真理については、おおよそ同意できる。友達が隣で苦戦しているゲームには「もっとこうしたらいいのに」とアドバイスしたりするわりには、じぶんでやってみると案外むずかしいものだ。

これは、かなり多くのものに当てはまる。あらゆる事象は「他人事」で傍から見ているイメージを持つだけで、視点は急激に増加し、見える景色、感じる香り、考える余裕が生まれるというものだ。

実際、一流のプロサッカー選手は、フィールドを「上から見下ろす」ようなイメージでプレイすると言うし、面接で緊張する就活生も「ショートコント!面接!」と客席に唱えてから扉をノックすると、茶番レベルが上がって効果的だという。

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「文章を書く」ことで生きていくにも、この「傍目八目」の力は大いに活きてくる。文章を書くときは、視点の数と、客観的な分析が必要不可欠だ

ここで「ところで、これはぼくの友達のタケルくんです」と急に紹介しないほどには、客観的な視点が求められる。「だれやねん、そいつ」って、みんな思うだろうなぁ、と考えるってことだ。

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2 奇跡を引き寄せろ

つぎに必要なのは、なんと言ってもスピリチュアル・パワー。奇跡の石。引き寄せの法則。文章を書いて生きるには、やはりなんといっても奇跡が欠かせない。奇跡みたいに変なイベントが発生しないと、なかなか毎日のように文章を書くのは難しいだろう。

椎名林檎は、名盤「歌舞伎町の女王」を作詞したとき、じつは歌舞伎町には訪れたことがなかったという。彼女が街をあるいているとき、たまたまキャッチが「夜の世界には興味ないですか?あなたなら、女王になれるよ!と声をかけられたことがきっかけになって、30分で完成させたのが、あの名盤なのだ。

このように、文章のみにとどまらず、制作活動に「奇跡」は欠かせない。どうしたら、奇跡を引き寄せられるのか?

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残念ながら、奇跡の石とかを買っても大した「奇跡」は起こらない。書けても3記事くらいだろう。

「奇跡の石、買ってみたw」「奇跡の石を友人にあげてみた。すると驚きの反応が!?」「プロ水切りヤー必見!水切りにぴったりの石とは!?」的な記事をどうにか書けるかもしれない。これ以上は厳しい。

つまり、そういうことである。奇跡を起こすには、「視点」が必要である。それと同時に、「どういう場所が、奇跡が起きやすい環境だろうか?」「どうしたら、より奇跡が起きやすい環境に身をおけるだろうか?」と考え、その戦略を綿密に実行していかなければならないのだ。

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その結果、ぼくが実践しているのが「プロの奢られ屋」である。このマガジンでは、「奢られ」以外の奇跡も扱ってはいる(ミスドでカフェラテ飲んでたら隣に子連れがきた話、とか)が、そもそもぼくがツイッターや、マガジンに客を寄せたのは、「ぼくに奢りにきた人の話」をまとめた「奢ログ」の存在が大きい。

ぼくは「プロの奢られ屋」としてSNSを陣取り、「奢りにくるひと」という奇跡の子をワナにハメながら、そこで拾った「奇跡」を調理して、「奢ログ」に昇華して、また奇跡の子を釣る。このフィードバック・ループを駆使したから、いまがあるのだ。

文章を書いて生きていくには、奇跡が欠かせない。傍目八目で世界を眺め、できるだけ「奇跡」の幅を広げることはもちろんのこと、できるだけ「奇跡が起こりやすい宝くじ売り場」を見つけて、そこで宝くじを引くように心がけることだ。そうしないと、ネタ切れしてしまう。

※一般的に、ネタ切れした物書きは「弱者の代弁者」的な文章や、「フェミニスト叩き」みたいな、超カンタンな二項対立を煽るような文章しか書かなくなったりする。あと、アンジャッシュ渡部とか断罪しがち。ネタがないので。

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3 学びを整理しろ

さて最後に、もうひとつの「学び」を提供して締める。

この記事をここまで読んでくれば、おそらく「なるほど!物書きとして生きるには、ネタを見つける『目』と、ネタが落ちる場所を考える『頭』と、ネタを取りにいく『足』があればいいんだな!」ということは理解してもらえたと思う。だいたいあってる。

最後の仕上げは「学び化する」だ。見た。感じた。俯瞰した。整理した。文章にした。これで終わると、もったいない。最後は「この奇跡によって、じぶんをなにを学んだか?じぶんでないひとは、なにを学べるか?」と、考える作業だ。

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これを行うと、文章としても質がぐっと上がる。読者も「なんか学んだ気がする」からだ。教育コンテンツというのは、やはり固い産業なので、そこに食い込むことできるようになる。文章というのは、やはりいろいろな味がするとよく読まれるものだ。

それは料理と同じで、グミみたいに単一な味がするものは飽きてしまうし、わざわざ食べようとは思わない。文学みがあったらいいし、ギャグ漫画みがあってもいいだろうし、ビジネス書や実用書みがあってもいい。週刊誌の袋とじ感もいい。

とにかく、「学び化」は文章にとって「味のもと」みたいに便利な調味料で、文章の商業的レベルを高めてくれる。

大体の飲食店は「味のもと」を使っている。料理のよさも、文章のよさも、当然商業的な価値とは別物だけれど、食べられない食事も、読まれない文章も、どちらも「存在しないことと同じ」なので、結果としては「文章のよさの総量」を高める結果になる。まず消費されること。そのための「味のもと」。だから、「学び化」はとても重要なのだ。

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学び化することの価値は、それだけではない。ここまでは「読者にとっての価値」として紹介したわけだが、その価値は「書き手」にも波及する。「学び化」を文章に取り入れることで、書き手は文章を書くたびに「学び」を得られるようになるからだ。

「べつにわざわざ言語化しなくても、じぶんは体験したんだから学んでるよ」という意見もわかるが、やはりぼくは「傍目八目」を信じている。じぶんの立場ではなく、じぶんではない何かの立場から見て、その「奇跡」にはどんな価値が点在するのか?こうした「問い」を「儀式化」することは、大いに効果的な施策であると断言する。

ここまで書いてきたが、やはり「学び化」する過程で得られるものは大きいと思った。この記事を書くまでは、じぶんの中でハッキリとわからなかったことも、いまはわかる。

こうした「学び化」の積み重ねが、さらにじぶんの視点を増やし、ゆくゆくは傍目「万」目くらいに達する絵がみえている。いまは傍目三千目くらいなので、まだまだ先は長いが・・・。

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さて、本文はここで終わり。ここからのオマケでは「この文章を書くうえで、ぼくに起こった『奇跡』と『分析』と、そして『学び化』に至るまでの実例」を公開していく。この記事の内容の具体例がこの記事そのもの、というフラクタル構造的なオマケになっている。

単品だと500円。月額マガジンがお得だよ。

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今日のTips

『傍目八目』をうまく使う!
『奇跡』の大量発生地を抑える!
『学び化』で味付けするべし!
・何事も『実例』から学ぶべし!

過去の「ぼくに奢りにきた人の話」は #奢ログ からどうぞ。ハッシュタグになってて、過去のやつは殆ど乗ってるはず。

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