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朝、目をさましたら、事前に冷やしておいたポカリを身体の奥の方に注ぎ込む。血が巡っていくのを感じる。外へ出る。晴れの日は最高だ。１０分ほど歩いて、コンビニでコーヒーを買う。帰り道、こぼしながらも、チビチビと飲み歩く。気分がいい日は、Mサイズ。ちょっとした特別感で、幸福が掴みやすくなる。

僕はここ最近こうやって過ごしている。幸福のレシピ。人生は短いので、さっさと幸福を手に入れるに尽きる。いつまでも幸福をやっている場合ではない。だからこそ、こうして「幸福のレシピ」を実践している。ただ幸福である人生に、区切りをつけるための儀式なのだ。

今日は、急に雹が降ってきた。硬くて、ちいさい氷。いつもの太陽と、散歩道と、コーヒーは消えた。いつもの幸福のレシピは通用しない。こんなとき、僕はどうするのか？幸福と、利用と依存のはなし。

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思うに、幸福とはハックすべきものである。いつまでも浸るものではない。できるだけ早く、できるだけ手短に、そしていくらでも替えが効く形を持って、適切に「処理」するものなのだ。

ひとは誰しも身体を持っているから、喜びを得なければ生きていくことは難しい。ただカロリーを身体に供給するだけでは、どこか生きた心地がしないから。

となると、生きていくには「幸福」的なものが必要になっているような気もする。点滴で生きていくのは難しいのだ。食と、睡眠と、幸福感。これをいかに安定的に供給するか。それが「生存のその先」へ行くための条件となるのだ。

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利用することと、依存することは違っている。利用するには、依存してはならない。依存するのは、不当に利用されることに等しいから。健全に利用し、健全に利用させるには、まずは「依存しないこと」が絶対条件。利用すれども、依存すな。

これは「幸福」にも言える。我々が健全に自らの生命を利用するためには、まずは「幸福」を選択できることが大切だ。幸福でなくてもいい。ただし、幸福を選べなければならない。でないと、不当に利用される。幸福に使われるのだ。

幸福は選べなければならない。
代替できるか。それが重要なのだ。

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今日は、急に雹が降った。いつもの「幸福」は失われた。びしょ濡れになって、部屋にもどる。早すぎるシャワーを浴びて、僕は思った。

ヒョウ降ってて、ウケる。
今ベランダでホットコーヒー飲んだら、
実質アイスコーヒーなのでは？？？

そして、僕は「幸福」を手に入れた。スペシャル・アイスコーヒーを楽しんで、こうして今ニコニコしながら文章を書いている。僕の「いつもの幸福」は、このように代替可能であり、そして僕は「利用していた」に過ぎなかった。依存していなかったのである。

幸福は選べることが大切だ。でないと、幸福に使われることになる。

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無限アイス追加サービスとの邂逅。今日も出会いをやった。このマガジンでは「出会い」と、その分析、そして、そこから得た「学び」を書いていく。明日は何に出会うのだろう。レンズを磨けば、きっと明日も出会えるだろう。

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