故 平昭七の藏から 刀銘 『兼元』が出てきた!!!
平昭七が亡くなって7年。
真っ暗な藏の奥の奥から刀銘『兼元』が出てきた‼ (@0@;;;
兼元【かねもと】
美濃赤坂在住の刀工。室町〜江戸時代にかけて,同名が数代あるが,2世の孫六兼元が有名。三本杉と称する〈互の目(ぐのめ)乱れ〉の刃文(はもん)を得意とし,作風は後の新刀鍛冶(かじ)に影響を与えた。切れ味のよいことでも名高い。
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ドキドキしながら羽咋警察署へ電話
《羽咋警察署》
磁石が付けば真剣の可能性が高い。
刀に磁石を近づけてみると、磁石を持つ手が一緒に引き付けられるほどの吸い付き!
その瞬間、背筋がゾワゾワ (>人<;)
石川県教育委員会文化財課で登録の有無を確認するよう指示を受ける。
《石川県教育委員会文化財課》
登録ありません
《羽咋警察署》
「刀剣類発見届出済証」の交付が必要なので刀と印鑑と身分を証明するものを持って警察へ。
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後日、石川県教育委員会文化財課の銃砲刀剣類登録審査会へ。
登録審査は年に6回で、ちょうど4月に審査がありました。
審査会場は石川県庁の13階でした。
審査会場に刀を持参し、周囲からは「すごい刀が来た」というささやき声が聞こえて来ました。
受付を済ませ控え室で待つこと数時間、ついに審査へ!
4名程の鑑定士?が鑑定
審査終了
この登録証は刀剣の美術的価値があるものに対して交付されるもので、日本国政府が認めた刀剣の戸籍のようなものです。
日本刀は『兼元』と判明
『銃砲刀剣類登録証』を手に帰宅しました。
県庁の八重桜がとても綺麗でした。
一段落つきホッとしたのもつかの間、平昭七の娘に審査会の報告をすると
「兼元‼‼ 名刀じゃない! 人の血を沢山吸うとるんじゃない! 怖いからすぐ骨董屋に持って行って。」
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すぐに金沢の骨董屋さんへ預けました。
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なかなか出来ない経験をしました。
事務局 牛ノ濱 ( ̄∇ ̄)